「体罰は教育」と会見 戸塚校長が刑期終え出所

体罰は教育」ねえ…。

30代前半という年になってたまに回顧するのが、今の俺と同じくらいの年齢だった中学時代の教師たち。そりゃ安月給で反抗期の生徒を相手にしてればロクに教育なんかする気がなくなるのは理解できるけどさ、生徒をブン殴ったりせずに、もう少しまともな教え方が出来たんじゃないの?と思ってしまわずにはいられないのです。

あの頃は体罰なんて日常茶飯事に行われてて、教師に向かって生意気な口でもきこうものなら当然のようにボコボコ殴られたわけだが、それが当然のことでも何でもないことに気づいたのは高校に入ってからだったかな。この戸塚校長とか石原慎太郎は相変わらずトチ狂った体罰賛成論をぶちかましてるらしいけど、個人的には体罰によって覚えた教訓ってただ1つ、「体罰は教育じゃない」ということなんだよね。

もし中学時代の教師に再会するような機会があれば、それなりに「お礼」をしたいと半ば本気で考えてるけど、幸か不幸か同窓会って開かれたことないなあ。単に俺が呼ばれてないだけかもしれないけど。

とりあえずこの戸塚が主催するような学校に、我が子を送るような親が一人でもいなくなることを願うばかりです。

キャラクター巡り村上隆さんとナルミヤ和解

相変わらず村上隆ってシケたことやってんなあと実感。

テメエだってアニメ・オタク文化の上澄みだけ掠りとった、オリジナリティのカケラもないゲージュツを海外で売って金儲けしてんのに、他人が自分のデザインをパクったと思うや法に訴えるんですかい。しかも勝訴して数千万もさらに儲けたってのがひどく癪だなあ。

こんな奴は、「シンプソンズ」の海賊版Tシャツを収集して喜んでいたマット・グレーニング大人の爪のアカでも飲んで死んでしまへ。

「The 40-Year-Old Virgin」鑑賞

「40歳の童貞男」を観た。

いやもう最高。ここまでいい映画だとは思ってなかった。

タイトルから想像がつくように、40歳になっても童貞のアンディ君(スティーブ・カレル)が女性と経験するために、同僚たちの助けを借りて奮闘する…というコメディなんだけど、オクテの主人公をバカにして笑いをとるようなところが殆どなくて、彼をごく普通の男性として描き、同情的な観点からストーリーを進めているところが非常に立派。テーマがテーマだけに下ネタもたくさんあるけど、どれも多くの人が経験したことのあるような(コンドームの付け方が分からない、とか)共感できるジョークばかりで、まるで卑しくなくてとにかく爆笑できる。主人公がエイジアのポスターを家に貼っててバカにされるシーンがある一方で、ラストのクライマックスでしっかり「ヒート・オブ・ザ・モーメント」が流れる、といった小ネタが炸裂してるのもまた悶絶もの。ここまで腹を抱えて笑える映画を観たのって久しぶりだなあ。もっかい観よっと。

劇中でも言及されたり、カレルがインタビューでも述べているように、主人公のアンディはたまたま女性と経験する機会に恵まれず、それが何年も続いたことで結局あきらめてしまったというだけの人。現実にいるこうした人たちのことをきちんと調べてから映画を作ったんだとか。自分もまあ似たような経験があるので(「同じ」じゃないからね!)、こういった映画が出来たのはいいことだと思うのです。主人公がバーで女をひっかけて、そのままベッドへ…なんて内容の映画にはもう辟易してたからね。それなりに似たテーマを持つ「アメリカン・パイ」はラストだけが急に甘ったるくなって、非常にあざとらしいのが嫌だったけど、この映画は最初から最後まできちんとロマンチックな作りのコメディになっているのが見事。主人公の同僚たちがやけに協力的だとか、彼と恋仲になるトリッシュ(キャサリン・キーナーが相変わらずいい感じ)が最初から彼に優しすぎるような気もするものの、まあそこは映画ということで。

日本では公開前からキワモノ扱いされている感のある映画だけど、むしろデートムービーに適してるんじゃないでしょうか。いっそ日本でリメイクしたら面白いかも。主人公は「上石神井あたりに住むビックカメラの店員で、いわゆるオタクじゃないけどアニメ好きで、人見知りするけど真面目な40歳」なんて設定がいいかな。問題はハッピーエンドに持っていくのが非常に難しいというところなんだけれども。

April Fool’s Day: The day after

最近はどこのサイトでもエイプリルフールのジョークをこぞってやってるものだから、正直なところ食傷気味だったのですが、Sideshow Collectiblesの「やられダース・モール」には爆笑してしまった。アイデアの勝利ですね。

でも本当にこんなフィギュアがいつか発売されそうなのが怖いところ。なんせ「エピソードII」公開前に「腕のもげるアナキン人形」なんてのを発売して、おもいっきりネタバレをしてくれた過去があるからね。ルーカスならやりかねないかも。

レイアウト更新

なんかこないだHTMLチェックなるものをやってみたら、このページの評価が最悪だったのと、アクセス解析を見る限り検索の精度がずいぶんいいかげんそうなので、それを修正してみる意味でページのレイアウトをちょろっと変えてみました。それでもHTMLチェックは相変わらず最悪の評価だったけど。どうもエキサイトのテンプレートとは相性が悪いのかもしれない。検索の精度アップも期待できないかな。過去の記事の画像とかはズレてるのがあるかも。全体の見栄えはマックOSXでサファリとFireFoxでチェック済しました。ウィンドウズ&IEでどう見えるかは知りません。

それにしても最近はヒット数が少なくて…。マイナーな映画とかテレビ番組ばかり扱ってるし、他のブログにトラックバックもまず送ってないので、人目に触れる機会が少ないページであるのは十分承知してるのですが、せっかく記事を書いたからにはそれなりの数の人に見てもらいたいわけで、もうちょっとこれからは宣伝してみようかなあ。

ちなみに映画関連のブログをたまに閲覧してて思うのが、作品を「紹介するだけ」のブログがやたら多いこと。出演者やストーリーだけでなく、脚本家やら製作総指揮やらを詳しく記載してるようなとこもあるんだけど、その映画を観てんのかどうか、あるいは観てどう思ったのかが全然書いてないようなブログが意外と多いんだよね。そうした情報って公式サイトとかに行けばすぐ入手できると思うんだけど、少なくとも俺のページよりかは多くのヒット数があるみたいだから、人の役に立ってるのかしらん。
映画に関してインターネットが普及して何が良かったかというと、ごく普通の人々が簡単に映画の感想を書けるようになって、それを皆が参考にして映画館に足を運べるようになったことじゃないだろうか。今までは配給会社の男娼・女娼にすぎない「映画評論家」が雑誌とかにベタボメ記事を書きちらして純朴な大衆を欺いていたような感がなくもなかったけど、それをインターネットが民衆の域にまで持ってきたんじゃないかな、と考えてたのですが、映画の紹介だけして感想を書かないというのは個人的にちょっと理解できないのです。もっとも映画のストーリーからあさっての方向へ離脱して、自分の深読みと妄想だけでブログを成り立たせてるような人もいるから、一概には何とも言えないのですが。