カテゴリー: 映画の雑記

アンチ宗教（あとアンチ結婚）のスタンスで知られるコメディアンのビル・マーが、世の中の宗教のバカバカしさを説明していくドキュメンタリー「Religulous」のトレーラーが公開されていた。

こないだは保守系TVパーソナリティのベン・スタインによる創造論バンザイ映画「Expelled: No Intelligence Allowed」（オノ・ヨーコが訴えたやつ）が公開されてたけど、こうしたドキュメンタリーを観に行く人たちって既に製作側の考えに同意してるような人たちが大半で、信心深い人が「Religulous」を観に行って信仰を捨てた、なんてことはまず起きないんじゃないだろうか。

ちなみにビル・マーってアンチ宗教の割には半分ユダヤ人であることをよく主張していて、イスラエルも積極的に支持してるんだよな。アメリカの映画とか文学にはいろいろ接してきましたが、いまだにユダヤ人のアイデンティティの定義（カソリックのユダヤ人というのはあり得るのか、とか）はよく分からないのであります。

ゲームデザイナーの草分け的存在で、アタリ社の創立者として知られるノーラン・ブッシュネルの伝記映画にレオナルド・ディカプリオが主演するんだとか。

アメリカでもオタクが美化される時代がやってきたのぅ。長い間噂されている「PONG: THE MOVIE」が実現化されるのも近いかもしれない。

いつの間にかしれっと発売されていた。劇場公開はなしか。iTunesストアでもダウンロード販売開始になってやんの。米アマゾンで18.99ドルか…。「オニオン」には長年笑わせてもらってるので買いたい気もするが、作品の出来はどんなものなんだろうね。「AVクラブ」ではどうレビューされるんだろう。

フィリップ・K・ディックの傑作「ユービック」の映画化権をフランスの映画会社が買ったそうな。比較的映像化しにくい作品だろうけど、うまくやればかなり面白い作品になりそうなのでとりあえず期待。そういえば「アルベマス」も映画化されるんだっけ。この勢いで「高い城の男」とか「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」みたいな実に映画化しにくい作品も映画化されたりしたら面白そうだな。

埋もれた傑作だと個人的に思っている「去年を待ちながら」は「マイノリティ・リポート」みたいな感じで映画化できそうだと思うんだが、誰かどうよ。