イーストウッドの新作

「Changeling」の脚本ってJ・マイケル・ストラジンスキーだったのか。TVシリーズの脚本をチマチマと書いていたポール・ハギスが「ミリオン・ダラー・ベイビー」(あとまあ「クラッシュ」)でブレークしたように、ストラジンスキーもこれで映画に活躍の場を広げてくのかな。まあ彼の場合は既に「バビロン5」で名声を築いているわけですが。あと彼の書いているコミックはそれなりに面白いので、多忙になってもそっちの方からは手を引いて欲しくないところです。

レンタルビデオ屋は死んだのか


ONION NEWS NETWORKからのネタ。むかしむかし存在した「れんたるびでお屋」なるお店を正確に復元した博物館が出来たんだとか。そこではインターネット以前の時代の人々が、いかに長い距離を旅してビデオをレンタルしていたのかを詳しく教えてくれるそうな。

…ってそんなにレンタルビデオ屋はアメリカだと廃れてるのか?確かにブロックバスターのセレクションはクソだが、カナダに住んでたときはレア映画が揃ったビデオ屋に足しげく通っていたし、今でもたまにツタヤでレンタルとかするけどなあ。逆にNetflixやDiscasなんかの宅配サービスはいまいちレスポンスが悪いような気がして好きになれないんだけど。まあこういうのは住んでる土地に大きく影響されることなんだろうな。

「ドニー・ダーコ」の続編?

なんかイギリスの会社が「ドニー・ダーコ」の続編を製作するそうな。その名も「S.Darko」といって、リチャード・ケリーによる関与は一切なし。なんかものすごくバッタものくさいぞ。「ジョーズ 復習編」とか「ブレア・ウィッチ2」とかと同等のものになりそう。

しかしこういう映画の続編の製作権というのはどうやって取り引きされてるんだろう。大作映画なら製作時に続編の可能性を考慮しておくのは十分理解できるけど、「ダーコ」みたいなインディペンデント系作品の場合も、ちゃんと契約のどこかに続編のことを記しておくのかな。

ちなみに以前に「イージー・ライダー」の続編の権利を持っているという人に会ったことがあるけど、それ以来続編が出来たという話は聞かんなあ。あれにどうやって続編をつけるつもりだったんだろう。

「IRON SKY」ティーザー

スター・トレックのパロディ映画「Star Wreck: In the Pirkinning」でハリウッド顔負けの特撮映像を作ってしまったフィンランドの映画集団エナージア・プロダクションによる新作映画「IRON SKY」のティーザーが公開されていた。

今までのパロディ路線とは異なりオリジナル・ストーリーをもった作品で、大戦中に月の裏側に移民していたナチスが再び世界征服の野望をもって地球に降りてくる、という内容らしい。こういうレトロな雰囲気をもったSFは好きだなあ。ティーザーを観る限りではシリアスな内容になるのかコメディになるのかいまいち分からないけど、とりあえず大いに期待したい。でもたぶんまた安物のパソコンでちまちまとレンダリングをかけてそうなので、実際に本編が見られるのはいつになることやら。