「スター・トレック」のエキストラ募集

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キャストが着実に決まってきている「スター・トレック」の新作映画ですが、宇宙人役のエキストラとして奇人変人を募集しているそうな。具体的な求人の内容は:

●バカでかい頭や額を持っている
●とても目が大きい、もしくは目が細い
●巨大な、あるいはすごく小さな鼻や耳がある
●顔が奇形である(いやホントに)
●高い頬骨を持っている
●非常に完璧な容姿を持っている、あるいはものすごく普通に見える

といったものらしい。しかもエキストラは、眉毛を剃ってバルカン人みたいなつりあげ眉にすることにも同意しないといけないんだとか。そんなの特殊メイクで対処すればいいだろ!。まあ自分の容姿に自信がある(もしくは自信のない)人は募集に応えてみてもいいだろう。
もっとも大半のスタトレファンにとっては

「痩せていて、健康的」

という条件が最大の難関になるのかもしれない。

ケヴィン・スミス、自分の作品に抗議

前にも書いたようにケヴィン・スミスの「ドグマ」って彼の作品のなかではあまり好きではないのですが、キリスト教をバカにしてるということで公開当時はアメリカでずいぶん騒がれたんだよな。んで映画館の前で抗議活動をしている人のなかに、ちゃっかりスミス本人が紛れ込んだ映像がYouTubeにアップされてた:

こういうことやってくれるからスミスって憎めないんだよね。

デイヴィッド・ブレアの新作

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1991年の「WAX 蜜蜂テレビの発見」が日本でカルト人気を博したデイヴィッド・ブレアのサイトを数年ぶりに覗いてみたら、新作「The Telepathic Motion Picture of “THE LOST TRIBES” 」が今年中に完成する、なんてことが書いてあった。満州国を舞台にした、ユダヤ人移民の架空歴史物語というコンセプトはすでに「WAX」のブックレットに書かれていたような。トレーラー(日本語版あり)が1993年に出来上がっていたというのも、この作品の完成までの苦労がうかがえる。でもブログが6月から更新されてなかったりするんで、本当にちゃんと年内に完成するのかな…?完成したとしても、大正天皇の魂がどうのこうの、という内容では日本公開が難しいんじゃないかと心配。

「TOKYO BREAKFAST」鑑賞

製作の話が立ち消えになってたかと思った「オニオン」の映画版が、実はどうも撮影終了してるらしいことをIMDBで知る。んでその監督2人が以前につくった「TOKYO BREAKFAST」なる短編をYouTubeで観てみた。丁寧にも日本語字幕つき。

シットコムのスタイルをとったコメディ作品で、日本人の家族が「最高だぜ、ニガァ!」といったような黒人英語で話しあうだけの作品。よって別に面白くもなんともないんだが、要するにこれって:

1、超ハイテクな家に住んでいるという日本人(アジア人)のカリカチュア
2、お互いをニガー呼ばわりする黒人のカリカチュア
3、非白人を上記のようにカリカチュアライズし、くだらないシットコムでケラケラ笑う白人のカリカチュア

という、3つの人種のカリカチュアがひとつに凝縮されてんだよね。そういう意味では非常にクレバーな風刺の効いた作品だといえるだろう。さて、彼らがつくった映画版「オニオン」の出来はどうなることやら。

新「スター・トレック」映画のキャスト

J・J・エイブラムスってなんか好きじゃないんで(喰わず嫌いですが)、彼のリメイク版「スター・トレック」もあまり興味はないんですが、スールー役が「ハロルド&クマー」のジョン・チョウで、スコッティ役がなんとなんとサイモン・ペッグに決まったと聞くと、異様にオタク心をくすぐられるよなあ。こうなるとクリストファー・パイク役がブルース・キャンベルだったりしたら神なんだが。