1991年の「WAX 蜜蜂テレビの発見」が日本でカルト人気を博したデイヴィッド・ブレアのサイトを数年ぶりに覗いてみたら、新作「The Telepathic Motion Picture of “THE LOST TRIBES” 」が今年中に完成する、なんてことが書いてあった。満州国を舞台にした、ユダヤ人移民の架空歴史物語というコンセプトはすでに「WAX」のブックレットに書かれていたような。トレーラー(日本語版あり)が1993年に出来上がっていたというのも、この作品の完成までの苦労がうかがえる。でもブログが6月から更新されてなかったりするんで、本当にちゃんと年内に完成するのかな…?完成したとしても、大正天皇の魂がどうのこうの、という内容では日本公開が難しいんじゃないかと心配。
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「TOKYO BREAKFAST」鑑賞
製作の話が立ち消えになってたかと思った「オニオン」の映画版が、実はどうも撮影終了してるらしいことをIMDBで知る。んでその監督2人が以前につくった「TOKYO BREAKFAST」なる短編をYouTubeで観てみた。丁寧にも日本語字幕つき。
シットコムのスタイルをとったコメディ作品で、日本人の家族が「最高だぜ、ニガァ!」といったような黒人英語で話しあうだけの作品。よって別に面白くもなんともないんだが、要するにこれって:
1、超ハイテクな家に住んでいるという日本人(アジア人)のカリカチュア
2、お互いをニガー呼ばわりする黒人のカリカチュア
3、非白人を上記のようにカリカチュアライズし、くだらないシットコムでケラケラ笑う白人のカリカチュア
という、3つの人種のカリカチュアがひとつに凝縮されてんだよね。そういう意味では非常にクレバーな風刺の効いた作品だといえるだろう。さて、彼らがつくった映画版「オニオン」の出来はどうなることやら。
新「スター・トレック」映画のキャスト
J・J・エイブラムスってなんか好きじゃないんで(喰わず嫌いですが)、彼のリメイク版「スター・トレック」もあまり興味はないんですが、スールー役が「ハロルド&クマー」のジョン・チョウで、スコッティ役がなんとなんとサイモン・ペッグに決まったと聞くと、異様にオタク心をくすぐられるよなあ。こうなるとクリストファー・パイク役がブルース・キャンベルだったりしたら神なんだが。
「HOT FUZZ」のDVDあげます
アマゾンに注文した「HOT FUZZ」のDVDがなかなか届かなかった件は以前にも書いたが、要するに8月初頭に注文したやつは遺失物扱いになって、あらためて9月の初めに頼んだやつがこないだ到着したわけだ。そしたらその数日後に8月に注文したやつが今さらになって届きやがって、何なんだよもうといった感じなのです。包装が通常のアマゾンのとは少し違ってて、どうもドイツ経由で送られたものらしい。だからこんなに遅れたのかな。もしや2重課金されないかと思って心配だったけど、どうやらそれもなさそうなので、1枚の値段で2枚ゲットしてめでたしめでたし。でも実のところ2枚持ってても意味ないんだよね。周りの人にあげるにしてもリージョン1だから観れる環境を持ってる人がいないし。ヤフオクとかに出品しようかと思ったけど手続きがめんどそうなので、いっそのことこのブログを観ている方にプレゼントしやす。送料だけ別途振込みにしようかとも考えたけど、それも手続き面倒そうだし普通郵便なら500円くらいだろうから俺の負担でいいや。でも海外への発送はご容赦を。とりあえず希望する方は「kingink.biz(あっとまーく)gmail.com」まで、受け取り希望の旨を記したメールを送ってください。このブログに対する感想などつけてくれると嬉しいかも。適当なところ(2週間くらい?)で締め切って、独断と偏見で1人選んだうえ、その方に通知のメールを送るので、その後で住所氏名なぞを教えてください。ハズレの方にはお知らせなしよ。なおリージョン1のDVDなので、市販のプレーヤーではまず観れません。鑑賞する方法は各自で考えること。それによりプレーヤーなどに支障が出ても当局は一切関知しないのでそのつもりで。それではメール待ってます。
※11/3追記:プレゼントは締め切らせていただきました。
「ファウンテン」監督コメンタリー
今でもたまにラストシーンを再鑑賞している傑作「ファウンテン」ですが、DVDには収録されてなかった監督のコメンタリーがダレン・アロノフスキーの公式サイトで入手可能になっている。映画の開始と同時にMP3ファイルをヨーイドンで開始すればいいらしい。音質はあまり良くないようだけど。監督のコメンタリーをぜひ聴いてみたかった映画なので、これでまた鑑賞してみよう。