「Harold & Kumar Escape from Guantanamo Bay 」トレーラー

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来た!あのバカ映画「ハロルド&クマー」の続編のトレーラーだ!

マリファナ天国のアムステルダムに向かった2人だが、クマーがアルカイダに、ハロルドが北朝鮮人に間違えられてグアンタナモ送りになるという、なかなかキツいジョークのきいた作品になりそうで期待できる。「デイリーショー」のロブ・コードリーが出てるほか、前作に続いてニール・パトリック・ハリスが(ほぼ)本人役で出るみたい。上のポスターなんかもう主役扱いだなNPH。ああ早く観たい。

ハロルド役のジョン・チョウが「スタートレック」のスールー役に決まったことは以前にも書いたが、クマー役のカル・ペンも最近は「ドクターハウス」にレギュラー出演してるそうで、彼らの人気が上がっているのは喜ばしいこってす。

コーエン兄弟の傑作は?

「AVクラブ」でコーエン兄弟の特集をやってたんで、「彼らの最高傑作は「ミラーズ・クロッシング」。「ファーゴ」は過大評価されすぎ」って書き込んだら案の定「ファーゴ」のファンに叩かれている最中なのであります。悪かったな。

で個人的にコーエン兄弟の作品を好きな順に並べると以下のようになるかな。ただし最近の3作(「ディボース・ショウ」「レディキラーズ」「ノー・カントリー」)は観てません。

1、ミラーズ・クロッシング
2、ビッグ・リボウスキ
3、ブラッド・シンプル
4、赤ちゃん泥棒
5、バートン・フィンク
6、オー・ブラザー!
7、バーバー
8、ファーゴ
9、未来は今

どうでしょう?

「ブレードランナー」DVDの価格差

文字通り折り紙付きの「ブレードランナー」5枚組コレクターズ・エディション・セット、日本版も出るそうで食指が動くところなのですが、アマゾンでの価格が

18,352円。

 これが米アマゾンからの個人輸入だと、送料も含めて

62.97ドル(約6860円)。 

この2.5倍の価格差は何だ??日本語字幕とか吹替のコストを含めたとしても1万円以上値段が違うのってありか?DVDボックスセットなどは日本市場だと高級感が求められるというのは今に始まったはなしじゃないけど、この価格差は…。まあ俺自身は新ディレクターズ・カットとドキュメンタリーだけが観たいので、15ドルの2枚組版(日本発売なし?)を買おうかと思ってますが。

「PURPLE VIOLETS」なる映画

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「PURPLE VIOLETS」という映画のダウンロード販売がiTunesストアで始まった。これで特筆すべきなのは、この作品は劇場公開とかDVD販売がされておらず、iTunesストアで初登場を飾ったということ。聞く話だと映画の配給ルートを確保するのってえらく金がかかって面倒な作業らしいし、音楽界ではレディオヘッドがこないだレーベルを介さずにアルバムをダウンロード販売したように、これからは映画も配給会社をとばして製作者が観客に直接作品を届けるような形になってくるんだろうな。

それは大変いいことだと思うのですが、この「PURPLE VIOLETS」って監督&脚本がエドワード・バーンズだとぉ?90年代初めに「繊細なアイルランド系ニューヨーカー」という演出&演技で評判になって以来、それから同じような映画を繰り返し作ってるような奴じゃん。こないだ「AVクラブ」で彼がボロクソに叩かれてるのを読んで奴への怒りがフツフツと甦ったばかりですが、「サイドウォーク・オブ・ニューヨーク」とか非道かったからなあ。バーンズとロザリオ・ドーソンがお互いの名前も知らないままヤっちゃって、男バーンズはしっかりそれでドーソンを孕ませるのですが、彼に認知してもらおうと家先まで行ったドーソンは「やっぱり子供は一人で育てる」って言って帰るし、一方でバーンズはヘザー・グラハムにデートに誘われてめでたしめでたし、と完全にバーンズ一人勝ちの状態。死ね!しかもこいつ実生活でも超美人のモデルと結婚してるんだよな。許せん。貴様には溺死を命じる。

一応iTunesストアでの評判は上々らしいけど、こんな奴の映画が記念すべきダウンロード作品第1号だとはなあ。今後はこの販売方式が、トッド・ソロンズとかマイク・ジャッジのような、配給会社に冷遇されている人たちへの助けになってくれるといいんだけど。