発表されてた。前評判はずいぶん悪い作品だけど、トレーラーを観る限りでは可もなく不可もない、といった感じかな。やっぱりブライアン・シンガーじゃねーとなー、という気持ちは強いのですが。ヴィニー・ジョーンズ扮するジャガーノートはカッコ悪そう。
いまいちよく分からないのが、ビースト(上の写真)をケルシー・グラマーが演じてること。「フレイジャー」で一財産築いたんだから、こんな長時間のメイクが必要な役をいまさらやんなくてもいいような気がするんだけどね。
監督賞と作品賞が別々の作品に与えられたという意味では、大番狂わせ的な結果になるのかな。
個人的には賞の結果よりも、ジョン・スチュワートがきちんと司会をこなせたかどうかが一番気になっているのです。うーむ。
ディズニーがピクサーを買収したことで、ディズニーが独自に企画を進めていた「トイ・ストーリー3」が製作中止になった。そりゃそうだろう。
要するにディズニーはピクサーとの提携交渉が決裂した場合に備えて、勝手に「トイ・ストーリー」の続編を作ろうとしてたわけで、それってすごくあざとい商売の仕方だと思うんだが。
んでピクサーがディズニー傘下になったことで、正統な「トイ・ストーリー3」が作られる可能性が出てきたんだとか。この話でいちばん不憫なのは、ディズニーがピクサー作品の続編を作るために立ち上げた製作会社「サークル7」のスタッフだろう。今までやってた仕事があっという間に無くなってしまったんだからさ。みんなお払い箱とかになったら哀れだよなあ。
ちなみにディズニー版「3」の監督になるはずだったブラッドリー・レイモンドって、気の抜けるような作品歴の持ち主だったんですね。
おえ。
最高の製作会社が最低のスタジオに買収されたわけですが、こういった場合の化学反応はどういったものになるのやら。スティーブ・ジョブスの現実歪曲空間がディズニーを浄化するのか、それともディズニーの毒気が勝つのか。後者になりそうでどうも不安。NeXTとアップルのようにはいかないかもしれない。