Microsoft、『Zune』売上の一部を UMG へ

日本じゃあまり話題になってないけど、マイクロソフトのMP3プレーヤー「ZUNE」の売り上げの一部がユニバーサルミュージックに行くんだと。MP3を聞いてる奴はファイルを違法ダウンロードで入手してるケースが多いから、その補償として前金を払うということらしい

これっていくら頭をひねっても理解できないんだが、MP3を聞く奴はみんなドロボウだって見なしてるようなもんだよね?みんながミックステープを聴いてた頃だって、ソニーがウォークマンの売り上げの一部を音楽レーベルに払ったことがあったか?DVDプレーヤーやHDレコーダーを買うときに「海賊版の映画を見られるかも知れないから、売り上げの一部はユニバーサル映画に行きます」なんて言われても納得しないでしょ?しかも補償金を払ってるんだから、違法ダウンロードでファイルを入手してもOKということになるのか?しかもなんでユニバーサルだけ?肝心のアーティストにその補償金は行き渡るのか?

まあアップルのiPodのシェアを削るためにマイクロソフトが音楽レーベルのケツにキスをしたということなんだろうが、他のレーベルもこれに続くらしいということで実にたまらんなあ。スティーブ・ジョブスが音楽レーベルにケリを入れることを願うばかりです。

なぜ「Cobain」を「コバーン」と記すのか

カート・コバーン、エルヴィス破りNo.1に」を見て10年来の疑問が蘇ったんだが、なぜ日本のメディアは「Cobain」を「コベイン」でなく「コバーン」と記すのか。人名は表記と発音が大きく異なる例があるとはいえ、レジデンツだって”Maybe if I put a bullet in my brain, they’d remember me like Kurt Cobain”と韻を踏んで歌ってるではないか。なぜ「コベイン」じゃないのか、誰か詳しい人教えてください。

「ウマ・サーマン」じゃカッコ悪いから「ユマ・サーマン」にしたように、もしかしたら「コベイン」というのは何かものすごくカッコ悪い響きがあるんだろうか。うーむ。

テネイシャスDの映画宣伝

c0069732_2363983.jpg

今週のiTunesストアでは、テネイシャスDのショート・ムービーが無料でダウンロードできるようになっていた。

あんま面白くない…。昔だったらもっと楽しめたんだろうけど。
最近のジャック・ブラックって何やっても同じに見えるような気がする。

CBGB最後のライブ

c0069732_2141375.jpg

ニューヨークの老舗ライブハウス、CBGBが今月末で閉店することになり、今週末に最後のライブをやるということでパティ・スミスやデボラ・ハリーといった人たちが出演するんだとか。あそこらへんの音楽が好きな者にとって、今回の閉鎖は本当に残念だなあ。多くのバンドを見守ってきたオーナーのヒリー・クリスタルがまだ現役だってのに、家賃のモメ事で閉鎖してしまうなんて寂しい限りです。今後はラスベガスにいちおう移転するらしいんだけど、どうなんでしょ。

CBGBの歴史について書かれた本を読んで、その「挫折のないサクセスストーリー」に感銘をうけたのが高校生くらいのときで、実際に店に行けたのは4年くらい前だったっけな。既に観光名所となっていたのに、抱いていたイメージよりもさらにボロい店だったのが印象に残っている。こないだ命名された「ジョーイ・ラモーン・プレイス」だって、あの店のすぐ横にあってこそ風情があるのにね。

とりあえずラスベガスに移っても繁盛することを願うのみです。

「KRAFTY」日本語バージョン

ニュー・オーダーの去年のシングル「KRAFTY」の日本語バージョンを初めて全部聴いた。

んはははははは。ここまでヒドい曲って久しぶりに聴いたなあ。

日本に来て半年の外国人留学生が、酔いつぶれて呂律が回らないまま六本木のカラオケで歌ってるのを無理矢理聴かされてるような感じ。ただでさえ歌唱能力のないバーナード・サムナーに日本語で歌わせてどうすんだよ。

ちなみに日本語の歌詞が非常にダメダメなんだけど、翻訳したASIAN KUNG-FU GENERATIONとかいうバンドの人って意図的にやったのかな。バーニーの歌詞って単純そうだけど奥が深いところが良かったのに、何か抽象的すぎて意味不明の日本語になっちゃってんだもん。

でも良い意味でニュー・オーダーのダサさが再確認できたので、ちょっと嬉しい気もするのです。