huluとyoutube

こないだhuluで何かの番組を観てたら、本来CMが入るところに「ここはCM枠です。ここで宣伝したい場合はhuluまでご連絡ください」みたいなメッセージが流れてたので、よほど広告枠が売れてないんだろうなと思ったんだけど、この記事によると広告売上がyoutubeに匹敵しそうな勢いなんだとか。

でもそもそもyoutubeとhuluを比較する意味ってあるのかね。前者は素人投稿型のサービスなのに対し、後者はメジャースタジオが金を出資して自分たちの番組を流しているわけで、同じウェブ上の動画サービスであっても元来の目的が違うと思うんだが。そのコンテンツの特性上huluは国際展開ができないし。まあyoutubeでの海賊版流出への対抗としてhuluが作られたという見方はできるのかな。

何にせよこの不景気な世の中ですから、オンライン上での広告が増えているということはテレビCMにまわされる予算が減っているということであり、この傾向が何年も続けばテレビよりもネットのほうがより多く製作費をかけた番組が作れるようになるのかな、と漠然と考えずにはいられないのです。

「The Dana Carvey Show」鑑賞

hulu経由で「The Dana Carvey Show」をいくつか観ている。これは「ウェインズ・ワールド」のガース役で知られるダナ・カーヴィがホストを務めたコメディ・スケッチ番組で、1996年の放送当時はまるで人気が出なくて8話しか製作されなかったものの、無名時代のスティーブ・カレルやスティーブン・コルベアー、ロバート・スマイゲルなどが出演しているほか、ライターにはルイスCKやチャーリー・カウフマンといった後のスターたちが揃っていることで再評価されつつある番組なのだ。

スケッチ番組の常としてネタの出来にはムラがあるけど、全体的には結構面白い。俺のお気に入りのネタは「良いことを言うドイツ人」「メーン州のスキンヘッド」「食べ物に吐き気がするウェイター」(下の映像)などなど。若かりし頃のカレルやコルベアーの姿が観れるだけでも貴重なんじゃないかな。肝心のカーヴィはあまり面白くないけど。

あと政治ネタではクリントンやボブ・ドールの物真似とかをやってるけど、全体にほのぼのとした感じ。あの頃は戦争もなかったし、冗談にならないくらいアホな大統領が後に出てくるなんて想像もつかなかっただろうな。

オバマ政権下のコメディ


ビル・マー曰く(上記映像の2:25あたり)「オバマはコメディアンに何かネタを提供せよ」とのこと。つまり頭が良くてスリムで浮気もしてないような奴が大統領になってしまったら、どこにもツッコミを入れられないだろうというわけ。おまけに黒人だから人種をネタにするのも気が引ける、でもオバマをコケにしたからって黒人すべてを侮辱するわけじゃない、ブッシュをバカにしたからって頭の弱い人を侮辱してたわけじゃないんだから、というオチあり。

オバマが当選したことについては「デイリーショー」もネタがなくなるだろうとか、「コルベア・レポー」はエセ右翼のスタンスをとれるから大丈夫だとか、いろんな意見が飛び交っているようで。まあ確かに今まで風刺の対象にしていた連中が権力の座から去り、応援していた候補が大統領になったことで、これから彼をターゲットにしていくのは気まずいところがあるんだろう。けどオバマだって完璧な人間じゃないだろうし、彼の政権でそれなりの失策は出てくるだろうから、別に心配しなくてもいいんじゃないの。実際にビル・マーも数年前はマケイン支持者だったのに、「彼は変わってしまった」と言って攻撃の対象にしたけど特に非難されたりはしなかったし。ちなみにマイケル・ムーアは「リベラルな政権下でこそ芸術は栄える」みたいなことを言ってるけど、まさか突然アート系の映画を撮ったりするんじゃないだろうな?

何にせよこういう政治風刺の番組がいくつもあるというのは、やはりアメリカの懐が広い証なんだろうな。日本じゃ頭の悪そうなタレントがひな壇に座って筋書き通りの議論をしてる程度だものね。

デビッド・テナント「ドクター・フー」を降板へ

ついに来たか。もっとも来年のスペシャル番組4つには全て出演するそうなので、次のドクターが登場するのは再来年のことになるようですが。ドクター役が実にハマってた役者なんだけど、まあ3シーズンも演じていれば他のことをやりたくなるのかな。

次のドクター候補としてはロバート・カーライルや、何故か第3シーズンでマスターを演じたジョン・シムの名が挙がってるらしいけど、いったい誰になることやら。むしろ個人的には10年くらい前のTVムービーでポール・マッガンが1度だけ演じた8代目ドクターの活躍をもっと見てみたいんだけど、フラッシュバック・エピソードみたいな形でどうにかならないかな。