「サウスパーク」での「ヘビー・メタル」のパロディ

「サウスパーク」ってケーブルチャンネルの18禁指定番組が18禁なネタを繰り広げてるだけで、「シンプソンズ」みたいなクレバーさが欠如してる気がして正直好きな番組ではないのですが、こないだ放送されたエピソードではあのカルトアニメ映画「ヘビー・メタル」のパロディをやってくれた:ダン・オバノンの「ゾンビ戦闘機」とかも出てきてなかなか凝ってんなあ、という感じ。

「ヘビー・メタル」って今でこそどこでも観れるようになったけど、10年くらい前までは音楽権の問題によりずっとビデオ化されなくて、幻の作品扱いされてたんだよね。俺は六本木の俳優座で限定公開されたのを観に行った覚えがある。

ちなみにこないだサービス開始された「southparkstudios.com」はアメリカ国外からもCMなしで「サウスパーク」の各話が観れてしまうというなかなか太っ腹なサービス。興味のある人はどうぞ。

「CAPRICA」製作決定

製作されるんだかどうなんだか長らく未定だった「バトルスター・ギャラクティカ」のスピンオフ作品「CAPRICA」の製作がついに発表されたそうな。最初は2時間のパイロット・ムービーが作られて、それが好評であればシリーズ化されるらしい。個人的にはあまりプリクエルって好きじゃないんだが、こないだの「RAZOR」を観る限りでは人間とサイロンのあいだの歴史はいろいろ語る余地がありそうだし、それなりに期待できそうな作品になるかも。

で、「ギャラクティカ」のシーズン4はいつ始まんの?

「The Return of Jezebel James」鑑賞

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これまたフォックスの新作シットコム「The Return of Jezebel James」を鑑賞。新作だからって手当たり次第に観る気はないのですが、「インディーズ映画の女王」ことパーカー・ポージーが主演ということで。

ポージーが演じるのは30代半ばの、出版業界に勤める独身女性。本人はあまり結婚する気はないものの、親のしつこい要請もあってじゃあ子供だけでも産もうかしら、と医者に行ってみたらなんと自分は子供が産めない身であることが判明。仕方がないから疎遠になっていた妹を呼び出し、彼女に代理母となって子供を産んでもらおうとするが…。というのが第1話のプロット。これだけだとかなりドギツイ内容に思われるかもしれないが、2話以降は代理母の話というよりも仲の悪い姉妹2人のドタバタコメディになっていくみたい。製作が「ギルモア・ガールズ」のエイミー・シャーマン=パラディーノなので、セリフ回しがやたら速いのが特徴的である。

「AVクラブ」では「C-」と酷評されてたが、個人的にはそんなに悪い作品だとは思わなかったな。かといって別に面白いわけでもないんで、たぶん1シーズンしかもたないだろう。しかし不妊症の女性とその代理母候補のコメディ、というのはまず日本じゃ作られないだろうな。

「Canterbury’s Law」鑑賞

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フォックスの新作ドラマ「Canterbury’s Law」のパイロットをiTunesストア経由で鑑賞。「ER」のキャロル・ハサウェイ役でおなじみのジュリアナ・マルグリーズが主演の法廷ドラマで、パイロット版の監督はマイク・フィギス。エイダン・クインがゲスト出演してた。

主人公のエリザベス・カンタベリーはプロビデンスの敏腕弁護士。彼女は罪を犯していないのに逮捕された被告人たちを救うため、時には法を破りかねない手法をとってまで彼らの弁護にあたるのだった…というのが話の大まかな設定。まあ普通の法廷ドラマといった感じ。アメリカの裁判制度って法律事務所の利権とかが絡んできて複雑になりすぎて、どうも個人的に興味のある分野ではないんだよな。デビッド・E・ケリーはそこらへんをうまくエンターテイメント化して表現することに長けていたけど、この「Canterbury’s Law」は全体的にトーンが暗くてあまり楽しめない。

「ER」のキャロルは不器用ながらも人生の試練に立ち向かっていくさまが共感を持てたが、今回のエリザベスは仏頂面で無愛想なのがどうも興ざめ。マルグリーズって顔つきが恐いので(失礼!)もっと愛嬌のある約のほうが似合うと思うんだけど。あと過去にエリザベスの子どもが失踪したという設定もあって、これがさらに話を重いものにしている。

あまり観てて楽しくない作品。長続きはしないでしょう。

「NEW AMSTERDAM」鑑賞

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アメリカではドラマの放送スケジュールにおけるミッド・シーズンが始まったらしく、ミッド・シーズン用の新作ドラマがiTunesストアでもいろいろ販売開始になっていて賑やかなことになっている。ミッド・シーズンって昔は1月くらいだったと思うんだが、今年は脚本家のストとかのせいで遅れたのかな。

んでとりあえず無料配布されてたフォックスの刑事ドラマ「NEW AMSTERDAM」の第1話を鑑賞。ここ数年は名の知れた映画監督がテレビドラマの製作に関わり、第1話を監督するというケースがずいぶん増えているけど、この作品も例に漏れず「サイダー・ハウス・ルール」のラッセ・ハルストレムが製作&監督を行っている。北欧つながりか主人公を演じるのはデンマーク出身のニコライ・コスター=ワルドー。デニス・リアリーを丸くしたような顔だな。

基本的にはニューヨークを舞台にしたごく普通の刑事ドラマなんだけど、実は主人公のジョン・アムステルダムは17世紀にアメリカに移民してきたオランダ人であり、そのときアメリカン・インディアンの女性にかけられた呪文によって不老不死の身になってしまう。それからはニューヨークの発展を見守りつつ、自分の長年の経験を生かして犯罪を解決していくのだった…というヒネリが加えられている。なんか刑事ドラマ版「ハイランダー」といった感じだな。

あとなぜか主人公には「運命の女性に出会ったとき、不老不死ではなくなる」という設定も付け加えられていて、地下鉄でその女性(ニューヨーク勤務の女医)を一瞬見かけただけで心臓発作を起こしてぶっ倒れるという意味不明な展開もあったりする。うーん。去年の「RAINES」を観たときも思ったけど、幽霊と話せるとか不老不死だとかという変なギミックをつけづに、普通にストレートな刑事ドラマにすることは出来なかったんすかね。

たぶんその独自の設定が重荷になり、長続きできないであろう作品。