「THE WIRE」最終回

HBOの社会派ドラマ「THE WIRE」がこないだ最終回を迎えたらしい。ボルチモアを舞台に社会の腐敗や麻薬問題を描いたこのシリーズは2話くらいしか観たことがないけど、批評家たちにはとにかく絶賛されてるんだよな。史上最高のドラマだという意見もあるくらいだし。 

あと半年もすれば全5シーズンのコンプリートDVDセットが300ドルくらいで発売されるだろうから、それを買ってゆっくり最初から観てみたいものです。問題はそんな時間がないことだが。

「UNHITCHED」鑑賞

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フォックスがこんな時期に放送開始するシットコム「UNHITCHED」の第1話をiTunesストア経由で鑑賞。

観てて悲しくなるくらいにツマらない番組。1度も笑えなかった。バツイチだとか恋人に捨てられたとかいう4人の30代の男女が、人生をやり直そうとする姿を描いたもので、これはコメディのプロットとしては非常に平凡だな。第1話はファレリー兄弟が監督してるけど、個人的にあの兄弟のコメディって好きじゃないんだよね。男をレイプする猿とか障害者をバカにしたジョークとかのようなキワドいネタもあるけど、単なる悪趣味のレベルで終わっていて面白くはない。あと登場人物の一人にインド系の男がいるんだけど、ものすごくワザとらしいインド訛りでしゃべるキャラになっていて、もう人種差別寸前といった感じ。あれは非常に不快だった。

唯一の取り柄があるとすれば紅一点のラシダ・ジョーンズが俺好みの美人だということくらいか。フォックスはなぜ「Arrested Development」を打ち切った一方でこんな番組を作ってるんですかね。あと俺はこの番組の登場人物たちと同じ30代だけど、彼らの姿にまるで共感を覚えないのはなぜなんだろう。ロマンチック・コメディなんかでよくある「女の子とディナー → 彼女を家まで送る → コーヒーでも飲んでかない?と招かれる → そのまま一発やっちゃう」という展開は現実世界で本当によくあることなのか?俺はまるで経験ないぞ。

新「ナイトライダー」鑑賞

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hulu経由で鑑賞。「AVクラブ」では最低点の「F」をつけられていた番組だが、まあ確かに出来は悪かった。

NBCはこないだ「バイオニック・ウーマン」のリメイクを打ち切ったばかりだけど、こちらは厳密にはリメイクではなく前シリーズの続編という設定になっている。軍の防衛システムに関する極秘プロジェクトに携わっていたグレイマン博士のところに四人組の男たちがやってきて彼を殺害し、プロジェクトのデータを奪い取る。そのときガレージでは人工知能を備えたスーパーカー「Knight Industries Three Thousand」ことKITTが起動し、プロジェクトの秘密を知るグレイマン博士の娘サラを守るために走り去る。そして無事に彼女を保護したKITTは彼女とプロジェクトを守る人間として、なぜかサラの幼なじみであるマイクを選ぶのだった…というのが大雑把なプロット。

なんか10年前の作品かと錯覚するくらいに話が安っぽくて、おざなりなセリフと展開が続くばかり。主人公たちとKITTのやりとりとかも凡庸だし。悪党たちもKITTに翻弄され続けるばかりで怖さがまるでないんだが、彼らの所属する組織の名前が「ブラックリバー」って…。中学生でもマシな名前を思いつくぞ。そして一番問題なのが、

主人公がボンクラ

だということ。マイクは登場時から複数のおねーちゃんとベッドにいるような奴で、ギャンブルでの借金によりチンピラに脅されているというトホホぶり。元陸軍兵士でケンカが強いというとってつけたような設定があるものの、あまりにもボンクラすぎてデビッド・ハッセルホフが演じたマイケル・ナイトとは何の共通点もない…と思ったら実はあったりするのが話のミソなんだが、昔のテレビの標準からいえば「ドジで口の達者な相棒」に相当するようなキャラ。それが今回はさらにマヌケで無能な相棒がつくことによって、主人公のサエのなさをカバー(?)している。最近のテレビは主人公がみんなボンクラばかりだよな。典型的な視聴者をそのまま反映してるんだろうけど。

そして肝心のKITTだが、今回は自在にペイントを変えることができる機能があるものの、前シリーズの定番であったターボブースト(ジャンプ)をやってくれないのが興ざめ。やはりKITTはあれでトレーラーとかを跳び越えてくれなきゃ。そしてなんか全体的にCGI処理がショボくないか?観てて明らかに合成と分かるようなシーンが沢山あったぞ。最先端の技術を集約して作られた車のはずなのに、内蔵されてるキーボードがアップルの民生品だというのも妙にチープではある。KITTの声を演じるのはヴァル・キルマーだが、あまりにも無機質で面白みはなし。スポンサーの都合で降板したウィル・アーネットにぜひ演じて欲しかった。

これが60分のパイロットだったら話がタイトになっていて面白かったんだろうけど、90分のTVムービーにしてしまったため冗長な作品になってしまったのは残念。個人的には「F」とまではいかないけど、「C」か「D」くらいの点しかあげられんな。昔のシリーズをリメイクするのなら「ギャラクティカ」くらいに気合いを入れてやってもらわんと。

今シーズンの「TORCHWOOD」は何気に面白い

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第1シーズンは途中で観るのを止めようかと本気で考えた「TORCHWOOD」だが、シーズン2はいまのところ結構いい感じ。

第1話こそキャプテン・ジャックの意味もないキスシーンやチームの相変わらずの無能さが目立って萎えたものの、その後は「暗いSFアンソロジー」的なスタイルが確立つつあって面白くなってきた。巨大な怪生物や記憶を操作するエイリアンなど、エピソードごとに登場するキャラクターも多様になってきたし。あとトーチウッドのメンバーもやっとプロ並みの活動が行えるようになったけど、トシコさんの男運の悪さは非道すぎるなあ。

「ドクター・フー」のマーサもレンタル移籍されるので、とりあえず今後も面白い話が期待できそうだ。