コナン・オブライエンの後任は…

アメリカのレイトショーは「デイリーショー」と「コルベアー・レポー」があれば十分なので、ジェイ・レノとかデビッド・レターマンの番組とかにはあまり興味ないのですが、レノの後任をコナン・オブライエンが引き継ぐというのは以前から決まってた話だよね。ではオブライエンの番組を誰が引き継ぐのかというと、どうも何故かジミー・ファロンになるらしい

俺がSNLをあまり好きじゃないのは前にもどこかで書いたが、あそこ出身のコメディアンの中でもファロンは特に能無しの部類に入るわけで、なんであんな奴がトークショーのホストとしてオブライエンの後を継ぐのかはとんと理解不能。ネット上でも否定的な意見が大半のようだ。とりあえず視聴率低下で早くクビになることを願います。

「Night of Too Many Stars」第2弾鑑賞

1年半ほど前にもあった、コメディ・セントラルによろ自閉症の子どもたちへのチャリティ・イベント「Night of Too Many Stars: An Overbooked Concert for Autism Education」の第2弾がこないだ開催された。

司会は前回に続きジョン・スチュワートで、スティーブン・コルベアーやッスティーブ・カレル、ウィル・アーネット、ウィル・ファレル、アダム・サンドラーなどといった前回にも出ていたコメディアンたちに加え、今回はティナ・フェイやラリー・デイビッド、ベン・スティラー、クリス・ロック、コナン・オブライエンといった面々が参加していて非常に豪華。各コメディアンによるネタの出来には当然ながらムラがあったが、エイミー・ポーラーによるヒラリー・クリントンの物真似はやはり上出来。あとサラ・シルバーマンも相変わらずジョークがキワどくて笑える。ただし前回よりも番組進行がスムーズになった分、全体的にやや小ぢんまりした感じがしたかな。

なお前回はiTunesストアで提供された映像の内容がテレビ放送時にくらべて短かったらしいが、今回は逆にテレビ未放送分も含まれた長いバージョンになってるらしい。iTunesストアで購入された分の代金はすべてチャリティにいくそうなので、アカウントを持ってる人はぜひ購入しましょう。

シンプソンズ対アルゼンチン

こないだ放送された「シンプソンズ」のエピソードで、アルゼンチンの軍事政権が70年代に行った恐怖政治について、それ以前に大統領だったファン・ペロンが行ったかのように示唆するセリフがあったとかで、アルゼンチンで非難の声があがってるそうな。

「シンプソンズ」は過去にもペルーだかどこだったかの国を侮蔑的に描いたということで抗議を受けた前歴があって、単に外国の文化をバカにして笑いをとってるようじゃ本当にネタ切れなんじゃないの、という気もしなくもない。ホーマーが天皇を投げ飛ばす「Thirty Minutes Over Tokyo」は日本で放送禁止(自粛)になったし。初期シーズンの「バート対オーストラリア」などは大傑作だったんだけどなあ。

「THE RICHES」鑑賞

 

エディ・イザードとミニー・ドライバーが主演しているFXのドラマ「THE RICHES」を初めて観た。前からこのドラマの存在は知っていたものの、エディ・イザードってあくまでもコメディアンとして好きなのであって俳優としての活躍にはあまり興味がなかったし、特に観る理由もなかったんだが、主人公一家がアイリッシュ・トラベラーだという設定を知って興味を持った次第なのです。

アイリッシュ・トラベラーというのはその名の通りアイルランドにおける流浪の民で、現地では単にトラベラー、もしくはティンカーなどと呼ばれている。彼らの起源については諸説あって、17世紀のクロムウェルの圧政とか19世紀の大飢饉で家を失った人たちの末裔などと言われているがはっきりしない。コミュニティを作って独自の隠語やしきたりを持ち、金物業や軽犯罪などで生計を立てている、いわば白人のジプシーのような存在。映画「スナッチ」でブラッド・ピットが演じた役(とその仲間たち)がそのまんまトラベラーだったりする。彼らに対する偏見というのも根強く残っていて、そこらへんは日本のサンカとか、あとまあ部落差別にも通じるところがあるのかな。

「スナッチ」のようにイギリス、あるいはヨーロッパにもアイリッシュ・トラベラーがいることは知っていたんだが、やはりアメリカにも移住してたんだなあと。どうやって海を渡ったんだろう。やはり大飢饉のときか?で「THE RICHES」における彼らの姿は、やはり詐欺や窃盗を繰り返してキャンピングカーで旅をする存在で、家族だけでなく一族のつながりやしきたりを持った連中として描かれている。アメリカにおけるトラベラーの実態というのはまるで分からんが、たぶんこの番組の姿に近いんだろう。アイルランドという狭い国における流浪の民というのはかなり特異な感じがするものの、アメリカだと土地が広すぎて流浪してても誰も文句を言わないような気がするけどね。

そして「THE RICHES」の話の内容はというと、エディ・イザードとミニー・ドライバーの夫妻および3人の子供からなる家族がトラベラーの一族の集いに合流、そこでイザードは一族の長の金を盗んでしまい、そのあと別のトラベラーといざこざを起こしてるうちにとある夫婦の車を事故に巻き込んでしまい、夫婦は死んでしまう。その夫婦が大金持ちで引っ越し先に向かう途中だったことを知ったイザードたちは、その夫婦(と子供たち)に成り済まして立派な家に住み、トラベラーとしての生活に別れを告げようとするが…。というのが第1話のおもな内容。特殊な家族が主人公という意味ではHBOの「BIG LOVE」に少し似ているかな。一家が嘘を重ねて暮らしていく点が面白いらしいが、あまり続きを観たいと思わせるような出来ではなかったかな。一家の娘を演じるシャノン・マリー・ウッドワードという女優が結構かわいいのはめっけもんでしたが。