「リブート」再起動!

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パソコンの中の世界を舞台にした、カナダ製の大傑作CGアニメ「REBOOT」がDVDムービーとなってリメイクされるそうな。リメイクの度合いがどんなものになるか分からないけど、そもそも前回のシリーズって話が未完のまま終わってたんじゃなかったっけ…?

製作会社はレインメーカー・エンターテイメントというところで、何故メインフレーム社ではないのかと思ったらメインフレームはここに買収されたみたい。脚本にはファンが参加できる仕組みになるみたいだけど、とりあえずブレンダン・マッカーシー大先生には引き続きキャラクターデザインを担当して欲しいところです。

ちなみに「REBOOT」って日本では10年くらい前に3日間だけ深夜に放送されてたんだよね(しかも吹替版)。あれを観て俺はすぐファンになったんだけど、さすがにあの時間帯では反響が少なかったらしく、その後の放映がなかったのが残念。当時にしてはCGの出来が素晴らしいし、笑える小ネタが満載の素晴らしい番組だったのに。

エミー賞ノミネート作品発表

ここ。いや、正直なところ誰が受賞しようと興味はないのですが、ヒュー・ローリーやリッキー・ジャーヴェイスといったイギリス勢がノミネートされてるのはちょっと嬉しいかな。前にも書いたけど「グレイズ・アナトミー」の何が面白いのか分かる方、教えてください。

俺が批評をいつも参考にしている「AVクラブ」および「AintItCool」でよく言われるのは、「いま最も出来のいいTVシリーズは「THE WIRE」と「ギャラクティカ」だ」ということ。「THE WIRE」はよく分からないけど「ギャラクティカ」は個人的にも現在ベストのシリーズだと思う。こうした作品が殆ど無視されてて、「アナトミー」とか「ボストン・リーガル」とかがノミネートされてる賞なんて、やはりどうでもいいと思ってしまうのです。

「シンプソンズ」はいつからツマらなくなったのか

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劇場版の公開を控え、イギリスの新聞「ガーディアン」(ここのポッドキャスト群はなかなかいいぞ)に、いかに「シンプソンズ」がツマらなくなったかを嘆く記事が掲載されていた。あの番組の質が下がったというのは誰もが言ってることだけど、この記事ではどの時点で番組が下降線を辿るようになったかを細かく挙げているところが興味深い。つまり「シンプソンズ」はシーズン9の「The Principal and the Pauper」からダメになったというのだ。

このエピソードを知らない人のために説明すると、これはバートたちの通う学校のスキナー校長が実は偽者であり、ベトナム戦争でのドサクサに紛れて本物のスキナーと入れ替わった男だったのだ・・・。という衝撃の事実が明らかになるエピソード。この事実の無茶苦茶さと、ストーリーの展開のマズさからファンのあいだでの評判は非常に悪く、劇中でも「なかったこと」という話になっている。確かにこの話はダメダメだった。

そしてこの記事をとりあげた「Digg」での議論を読んでみても、シーズン8を越えたあたりから「シンプソンズ」はツマらなくなったという意見が多いみたいだ。これには俺もまったく同感。シーズン11あたりまでのエピソードはほぼ全話観てるけど、シーズン6あたりまでなんてホントに神のような番組でしたからね。考え抜かれたジョークや絶妙なギャグがぎっしり詰め込まれて、こんな面白い番組を考えつくライターたちはどんな頭をしてるんだろうと本気で考えたりしましたよ。ええ。

それがシーズン9あたりになってくると、微妙にジョークの間隔がスカスカになってきたり、ネタ切れをごまかすような派手な展開(上記のスキナーとか)が目立つようになって、どんどんツマらなくなってったんだよな。ちなみに個人的には同じシーズン9の「Realty Bites」が下降線の始まりだったと思う。ミルハウスの親父が運転中にピアノ線で腕を切断されるシーンが出てくるんだけど、「シンプソンズ」におけるバイオレンスやアクションてのはあくまでも現実世界のそれに準じたものであり、「ルーニー・チューンズ」まがいのものじゃなかったはずなんだけどね。これ以降は跳ね橋に頭を挟まれるホーマーといった、非人間的なギャグが増えてったんだよな。

そりゃ20年ちかくも放送していればネタもマンネリになってくるだろうし、フィル・ハートマンなどといったキャストもいなくなってしまったわけだが、果たして今度の劇場版はかつての栄光を再現するようなものになるんだろうか?

というか、はやく「フューチャラマ」を復活させんかい!

マイケル・ムーア、怒る

こないだは「ラリー・キング・ライブ」でのパリス・ヒルトンへのインタビューのためにマイケル・ムーアの出演をドタキャンしたCNNだが、今度はウルフ・ブリッツァーの番組での衛星回線インタビューの際に、よせばいいのに「シッコ」の疑わしき点について説明するフィルムなんて流したものだから、冒頭からムーアが大激怒。いかにそのフィルムが間違っているかについてぶちまけ、自身のホームページで詳しく反論すると言ったんだけど、早くもホームページではきちんと反論されていた。こういう点はやはりカッコいいなムーアって。

今シーズンの「ドクター・フー」が素晴らしすぎる事について

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(以下ネタバレ注意)
イギリスでこないだシーズン3(伝統主義者にとってはシーズン29か。イギリス風に言うなら「シリーズ29」だな)が終了した「ドクター・フー」だが、もう各エピソードの質が素晴らしいのなんのって。

以前にも書いたけど「時間と空間を自在に行き来できるドクターとその連れ」というシンプルなコンセプトを最大限に活かし、多種多様な世界を舞台にSFあり、コメディあり、ホラーあり、ミステリーありと実に見事な展開を毎回にわたって見せつけてくれたのです。新たなコンパニオンのマーサはドブスのローズと違って俺好みの美人でいい感じだし、「LIFE ON MARS」のジョン・シム演じる宿敵「マスター」との対決につながるまでの伏線も、以前の「BAD WOLF」や「トーチウッド」よりもさらに巧妙に織り込まれていて話に統一感を与えてくれている。

このように傑作揃いのシーズン3だったけど、特に「GRIDLOCK」「FAMILY OF BLOOD」「THE SOUND OF DRUMS」あたりのエピソードは非常に面白かった。そして個人的な最優秀エピソードは何と言っても「BLINK」。大人をビビらせるくらいの怖さ満点な演出と、「動かない敵」と「過去からのメッセージ」を巧妙に使ったアイデアの見事さ。思わず画面に向って拍手しちゃいましたよ。本当に。

果たしてシーズン4はシーズン3を超えるくらいのものになるんだろうか?とりあえずいま分かっている情報を挙げると:

●年末のクリスマス・スペシャルはタイタニック号を舞台に、カイリー・ミノーグがゲスト出演するらしい。
●新コンパニオンとして昨年のクリスマス・スペシャルに出たドナが復帰。
●マーサは「トーチウッド」に3話ほどゲスト出演したあと、シーズン4の後半から復帰。

ちなみに「トーチウッド」といえば、キャプテン・ジャックの将来をバラしちゃったのはどうよ、という感じ。あれはちょっと…。