フィルム撮影した番組のHD放送

こないだボランティアをやった映画祭で配られてたパンフレットの1つに、「THE TRUTH ABOUT FILM FOR HD」というのがあった。最近よくある「HDは最高!」みたいな内容かと思って読んでみたら、逆に「HDはクオリティの面ではフィルムに適わないから、フィルム撮影したものをデジタル放送したほうがいい」といった感じのパンフレットだった。
発行元がフィルム会社のコダックなので多少の宣伝が入ってるとはいえ、今シーズンでも30近い番組がフィルムで撮影されてることを考えると、デジタル放送が普及していくからって必ずしも全てのシリーズがHD撮影に切り替えるわけではなさそうだ。

日本でBSデジタルが立ち上がった時なんかは、HD撮影したものをデジタル放送すれば最高のクオリティが得られるみたいな宣伝がされてたけど、確かにクオリティの面ではまだフィルムが勝ってるわけで、何でもHDで撮ればいいってものじゃないんだろう。いずれは機材の発達などにより、デジタルがアナログを完全に淘汰する日が来るだろうけど。

それにしても北米のデジタル放送って何でこんなに速く広まったんだろう。国が小さいことなどから、日本での普及のほうが有利だと思ってたんだがなあ。地方局の機材設備に金がかかるとか、放送法の規定の問題とかがあるのだろうか。まあ重要なのは画質ではなく番組の内容そのものなんですけどね。

「ARRESTED DEVELOPMENT」シーズン2最終話

現在この世で一番面白いコメディ番組である「ARRESTED DEVELOPMENT」のシーズン2最終話が今晩放送された。今までのストーリーラインを全部まとめてそれなりの終わり方に持ち込んだため、そりゃもうメチャクチャ度が加速して面白いのなんのって。

ただシーズン2が終わった段階でも、シーズン3が製作されるかはまだ決まってないようだ。1年目にしてエミー賞を獲得した誉れある番組とはいえ、必ずしも視聴率が良くない(らしい)ので放送局のフォックスがどう判断するのか非常に不安。本来ならもっと話が多かったはずなのに、フォックスの意向により減らされたとか。これってものすごく悪い兆候だと思うんだが…。

Has Your Favorite Show Been Cancelled????

今年放送されたTVシリーズのうち、どれが存続/打ち切りになるかをAin’t It Coolが発表していた。毎度のことだけど、人気のある長寿番組は滅多なことでは打ち切りにならない。「シンプソンズ」とか「ザ・ホワイトハウス」とか。「ロー&オーダー」が全部で4シリーズ、「CSI」が3シリーズって何なんだよ。そのうち毎日「ロー&オーダー」を流すようになったりして。

今年の新作では「HOUSE」や「DESPERATE HOUSEWIVES」「LOST」「NUMB3RS」などが生き残り組、「JOHNNY ZERO」「POINT PLEASANT」あたりが打ち切られ組。無難な結果かな。カルト的人気を誇る「VERONICA MARS」はカナダではやってないので未見。「REBA」とか「CHARMED」ってまだやってたんすね。

個人的には「ARRESTED DEVELOPMENT」の運命がまだ決まってないのが非常に気になる。現在放送されているシリーズの中ではダントツに面白いのだが。フォックスは過去にも「FUTURAMA」を打ち切ったしなあ…。

「BATTLESTAR GALACTICA」 シーズン1最終話

傑作SFシリーズ「BATTLESTAR GALACTICA」のシーズン1最終話を観た。
前にも書いたようにイギリス・アメリカに遅れての放送なので話の展開は既に分かってしまってるのだが、衝撃のラストはなかなか見応えがあった。最終話ということでいろんな話を詰め込みすぎてた部分もあったけど。今夏放送予定のシーズン2が待ちきれない。

ただこれって異様にテンションが高い番組なので、そのクオリティを高いものにしておくためには人気がどれだけあろうともシーズン3くらいでスパッと終わったほうがいいかな、と思うのだがどうだろう。

「ザ・ホワイトハウス」 シーズン最終話

NBCの人気ドラマ「ザ・ホワイトハウス」こと「WEST WING」のシーズン6最終話が今晩放送された。一時期ほどの人気はなくなったと言われる番組だが、今シーズンはアラン・アルダやジミー・スミッツといった俺好みの役者がレギュラーに加わり、次期大統領選へのレースも加熱してかなり見応えがあったと思う。今夜のエピソードでも民主党大会を舞台に、大統領候補に誰が選ばれるかを非常に緊迫したペースで描ききっていた。数の限られたエキストラを使いながら、何万もの人が集まる大会の様子を表現してたのには脱帽する。

この番組って最初の40分くらいは誰かが政治的に窮地に陥り、胃がキリキリするような状況が続いたあと、普通の政治家だったら思いもつかないような実にカッコいいスピーチを決めることによって視聴者の溜飲を下げさせるという展開がかなりパターン化したような気がするが、見てて面白いのでよしとしよう。ただ最近の流行に沿ってカメラがずいぶんグラグラ揺れるようになったのが気になる。

次のシーズンはまず大統領選挙が焦点になるが、マーティン・シーンが演じている現大統領は任期満了により退くことになる。そのため誰が勝っても現在とは異なる大統領が就任するわけで、今後も目の話せない展開が続きそうだ。