米アマゾン、デジタル・ダウンロードサービスを開始へ


まだちょっとしか見てないんだけど、Macは使用できませんかそうですか。あとアメリカのクレジットカードがないと使えないみたい。

ディズニーの作品が配信されてないのは、来週にも発表されるというアップルの映画ダウンロードサービスを見越してのことなんだろうな。音楽のダウンロードサービスが普遍的なものとなったいま、次なるステップとして映像販売が来るのは当然のことなんだけど、1時間1ギガ以上というデータ量は光ファイバーでもちょっとつらいものがあるんじゃないのかな。

まあインターネット回線はこれからどんどん高速になるものとして、こうしたサービスの焦点になるのはやはりDRMなんでしょう。Macで使えないのもDRMの問題らしいんだが、ダウンロードした作品をDVDに焼けないといった制限が早くも叩かれてるらしい。アップルのiTMSが成功した理由はDRMが比較的緩かったからだと思うんだが、アップルの新サービスはどのくらいのDRMがかかってくるんだろう。ちなみにアマゾンのサービスは「ヴェンデッタ」などの新作が14ドル。DVDで買うのとあんま変わらないみたい。それならば特典映像とかの入ってるDVDを買った方が得じゃないのか?

これを書いてる時点では「リストラ・マン」がダウンロード数2位につけている。アメリカではやっぱり人気あるね、あの作品。

アップルのバッテリー交換プログラム

ソニー製のバッテリーに爆発の危険性があるということで、アップルがバッテリー交換プログラムをやってるわけだが、2年くらい前に買ったPowerBookG4のバッテリーが見事に該当してたのですぐさま交換を願い出る。これで新品のバッテリーが手に入る…という認識でいいのかな。最近フル充電しても2時間ちょっとしかもたなくなったんで、新しいバッテリーを購入しようと考えてた矢先にこんなことが起きるとは。ありがとうソニー、不良品を作ってくれて。

ただ新しいバッテリーが届くのに4〜6週間も待つ必要があるらしいので、それまではいまのバッテリーを使うわけなんだが、こんな話もあるのでちょっと怖いといえば怖い。たぶん大丈夫だとは思うんだけどね。いつか爆発するかもしれないなんて、まるで時限爆弾みたいだ。これが本当のソニータイマー、なんちって。

コンボイ司令官、あなたですか?

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俺は決して「トランスフォーマーズ」の熱心なファンではないのですが、子供のころはシリーズをいろいろ観てたこともあって、それなりに懐かしい思い出があるのです。

んで今回の映画化のデザインがこれ↑らしい。思い出も何もないよな。全然デザインちがうんだもん。なんかひと昔前のペプシの缶をひねくりまわして作ったガラクタ細工みたい。こういうオールドファンの期待を壊すようなことをして、映画会社は何をしたいんだろう?

やはりマイケル・ベイの映画に期待してはいけませんな。

“ワニ・ハンター”がエイに刺されて死亡

なんてこった。

実は以前にスティーブ・アーウィンのテレビ番組の日本語版制作をやってたことがあって、俺にとってこの人は非常に身近に感じられる存在だったのです。
「クロコダイル・ハンター」なんて名前だとなんか荒っぽそうなイメージが浮かぶかもしれないが、実際の彼は熱心な自然環境の保護者で、ワニも保護するために捕獲してる人だったんだよね。自然を守ることの大切さについて熱心に、そして分かりやすく語る彼の姿にはあざとらしいところが全然なく、非常に楽しい人物だったのであります。数年前に新しい子供が産まれたばっかりだってのに、44歳の若さで他界してしまうとは非常に残念。

ただし見方によってはとても彼らしい死に方をしたともいえるわけで、そういう意味では最期まで幸せな人だったのかもしれない。

安らかに眠れ。

「ON A CLEAR DAY」鑑賞

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ケン・ローチ監督の「マイ・ネーム・イズ・ジョー」の主人公、および「マグダレンの祈り」の監督でもあるピーター・ムランが主演した作品「ON A CLEAR DAY」を観た。彼が演じる主人公のフランクはグラスゴーの工場で長らく働いていたが、ある日解雇を通告されてしまう。生きる目標を失った彼は、人生を一新させる目的としてイギリス海峡を泳ぎきろうと決意するのだった…。というのが大まかな内容。ちなみにホビット君ことビリー・ボイドが出てるでやんす。

あらすじから予想がつくかもしれないが、要するに「フル・モンティ」という柳の下にいる527匹目くらいのドジョウ。労働者階級の男たちが冗談を言い合い、励まし合いながら大きな目標に向って進んでいくというストーリーはイギリス映画界の名産物になったなあ。しかも今回は長いあいだ不仲だった息子とか、家計を助けるため健気に働く妻、主人公の姿に励まされる友人たちなど、この手の映画につきもののクリシェがたんまり入っててお腹いっぱい。でもストーリー展開は王道を行っているので先が読めるとはいえ決して心地の悪いものじゃないし、ムランの演技がしっかりしてるので観ててそれなりに楽しめたかな。
気になったのは、主人公と周辺の人たちのエピソードがいろいろ出てくるんだけど、どれもが短くてきちんと描ききれておらず、これが逆に映画のテンポを悪いものにしてるところがあった。登場人物がもう1〜2人少なかったほうが良かったんじゃないの。

ちなみにこの映画って製作会社がメル・ギブソンのアイコン・フィルムなんだけど、ギブソンはあんな失態をおかして映画界から総スカンをくらったわけで、今後のアイコンの運営ってどうなってくんだろう。