やった!自分の番組「コルベアー・レポー」で正式に出馬を発表したみたい。とりあえず故郷のサウスカロライナで行われる選挙に出馬するそうな。もちろんネタなんだろうけど、この人の場合どこまでやってくれるか先が読めないのが非常に楽しいんだよな。ついでにジョン・スチュワートも出馬すればいいのに。俺がアメリカ人だったら絶対投票してるぜ。
月: 2007年10月
Leopardは10月26日発売
来た来た。26日というのは前情報通りだな。アメリカよりも日本の方が早く入手できるってことか?とりあえず来週の週末はこれをいじくり倒そう。俺のマシンはTigerにしてからDockがよく落ちるようになったので、OSの入れ替えによりこれが直るかにも期待してる。実際のところまっさらな状態からインストールするのがベストなんだが、今のマシンにはいろんなもの入れすぎて設定を細かく覚えてないので現在の状態まで復元できるかちょっと不安。あとBootCampはリブートする必要なしにOSがスイッチできれば最高なんだが、どうもまだ無理みたい。
「SUPERMAN DOOMSDAY」鑑賞

観たぞ。キャラクターデザインと声優がアレだったので、ダメかと思って観てたら結構面白かった。以前にも書いたように「スーパーマンの死」のストーリーラインはドゥームズデイとの戦いよりもその後の復活劇のほうが面白いわけだが、このアニメ版でも「SUPERMAN DOOMSDAY」と名乗っておきながら実はドゥームズディが刺身のツマのような扱いであり、その後の展開に重点を置いているところが製作陣よく分かってらっしゃる、といった感じ。PG13で内容が暗めになっているのは賛否両論あるだろうが、テレビシリーズ版との差別化という意味では成功してるかと。
不満としては冒頭にも挙げたように、スーパーマンの顔のデザインがなんかヤダ。アメリカでもいろいろ文句言われてるけど、あの頬の線は余計だよな。ヤンキースの松井みたいだ。あとルーサーも「ジャスティス・リーグ」のほうが良かったかと。声優はロイス役のアン・ヘッシュがキャラクターにあまり合ってない。日本の才能なきタレントと違ってハリウッドの役者が吹替をやることにそんなに異議はありませんが、アン・ヘッシュってのは微妙だな。あとペリー・ホワイトがなんかイヤな編集長になってるのが違和感ありまくり。原作だともっと信頼されてる親父ってキャラじゃん。
とまあ不満はあるものの、マーヴェルのオリジナルムービーに比べれば10倍くらいは優れた出来。そして次回作はいよいよ「NEW FRONTIER」でございますよ。DVDについてる予告編を見る限りではかなり良さそうな出来。期待してまっせ。
「注目すべき人々との出会い」鑑賞

ロシアの神秘思想家グルジェフの伝記映画「注目すべき人々との出会い」を鑑賞。グルジェフなんて学生時代にちょっとかじったくらいで著作も思想も殆ど知らないんだが、とりあえず観てみた。
どこぞの宗教団体の映画みたいな「うちの師匠はこんな偉いんだぞ」的な描写はまるでなく、啓蒙を求めて謎の「サルムング教団」を探し求めるグルジェフの半生が淡々と描かれている。むしろロードムービーに雰囲気は近いかな。逆に内容があまりにも地味すぎて、グルジェフがなぜ教団を求め、教団から何を学んだのかといったことには殆ど触れてないため、この映画を観てもグルジェフの思想はよく分からなかったりする。
アフガニスタンで撮影されたという映像はなかなかエキゾチックで興味深い。セットもそこそこ凝ってるし、テレンス・スタンプが出てたりするからそれなりに製作費はかかってるみたいだ。残念なのはDVDの画質がものすごく悪いこと。粗悪なテレシネをしたVHSマスターからそのまま起こしたんだろうけど、字幕が映像に焼き付いてるDVDって初めてみたぞ。
なお終盤における舞踏(ムーヴメンツ)のシーンは短いながらもなかなか圧倒的。これだけでも観る価値のある作品だと言えるかもしれない。
「NAPOLEON DYNAMITE」鑑賞

あまりにも非道くてここには名を出すことも憚られる邦題を持った映画「NAPOLEON DYNAMITE」を鑑賞。やはりダメ男が主人公の映画は他人事とは思えんなあ。
まずあのユルさが素晴らしい。近所のビデオ屋で安売りされてた20年前の無名映画をVHSで観ているような、80年代フレーバーに溢れたあの感覚は何なんだろう。カッコ悪い主人公に感情移入させつつも、変に心の葛藤とかを描いてウェットな内容にせず、絶妙な距離をおいてキャラクターを眺めているところが巧いな。主人公や仲間たちだけでなく、学校の人気者たちも結局はみんなチープな田舎者だというのが異様に斬新でもある。去年青森に行ったときも思ったんだけど、車がないとどこにも行けない土地に住む高校生の青春というのはいろいろ面白い題材になるんじゃないのかな。
あの邦題のために日本ではイロモノ扱いされてる作品だけど(俺も同僚に見せたら笑われた)低予算ながらも優れた作品なので多くの人に観てもらいたいもんです。ちなみにアメリカでは人気が高じて今度TVゲーム化されたらしいぞ。何だそりゃ。