俺ってクール?

今週から「デイリーショー」と「コルベアー・レポー」が三週間の夏休みに入ってしまい寂しい限りなのですが、この2番組を熱心に観ている人の20%が「この番組を観ている俺ってカッコいい」と感じているということがリサーチで判明したそうな。

まあコメディ・セントラルによるリサーチらしいので手前ミソ的な感じは拭えないのですが、確かにほかのトークショーよりも若者向けだし情報量も多いので視聴者に優越感を与えるのかな。ということは俺も20%くらいは自分をクールだと思ってるのかしらん。

ちなみにこないだ「デイリーショー」のゲストにオバマの医療保険政策に反対する医療団体のオバハンが出ていて、ジョン・スチュワートに完璧に論破されたかと思ったら、次の日に辞職したというニュースには笑った。

「Glenn Martin, DDS」鑑賞

ニコロデオンの新作ストップモーション・アニメ。マイケル・アイズナーが製作に関わっている…ので当然のごとくツマらない。

歯医者でアナログなオヤジと、その妻子たちによるドタバタを描いたコメディだが、ニコロデオンの作品にしてはやたらジョークが下品だし、随所に挿入されてるラフトラックも非常に耳障り。おまけに第一話はアーミッシュを露骨にバカにしていて、観ていて非常に不快な限り。

別にニコロデオンの番組は人畜無害であれと言う気はありませんが(「レン&スティンピー」とかは斬新だったし)、こんなゴミを作る意味はないでしょう。ストップモーションの出来は優れてるだけに残念なところ。これを観ると、アイズナーのもとでディズニー作品がダメになった理由がよく分かるような気がする。

「アバター」ティーザー


映画というよりもゲームのティーザーに近いような。まあ両者の垣根が無くなってきているということなんだろうけど。

主人公(?)の顔がCGだと言うのが気になるなあ。目が死んでるような印象を受けるんだけど。

あとサム・ワーシントンって突然大作映画の主役を次々と張るようになったけど、そんなに良い俳優か?「ターミネーター4」を観る限りでは細かい演技とかとは無縁の人のように見えたが。

ヘルツォークの新作


BAD LIEUTENANT」の他にもう一本作ってたのか!60歳を超えても精力的だなヘルツォーク。

「My Son, My Son, What Have Ye Done」という長い題名の作品で、例によって実話をほんのちょっとだけベースにして、トチ狂った男や南米の密林といった、いかにもヘルツォークらしいテーマが詰まったのになるらしいぞ。しかもプロデューサーはデビッド・リンチという凶悪タッグを組まれては期待せずにいられまい。

さらにヘルツォークはこれに加えて「The Piano Tuner」という映画を公開予定なんだって?すごい製作意欲だな。