トニー・スノーも辞任か

「(ブッシュ)政権の最後まで務めることはできない。財政上の理由だ」だってさ。トニー・スノーの言うことなんてロクに信用できないけど、もしこの理由が本当だとしたら、世界的に顔の知れた政府の役人が、ガンになったために経済的に苦しくなって年収2000万円近い仕事を離れるわけで、マイケル・ムーアに指摘されなくてもアメリカではおちおち病気にもかかってられんなあと実感。ダース・ベイダーのごとき重病人であるチェイニーが副業に精を出す理由も分かるような気がする。

ちなみにスノーの後任として有力視されてるダナ・ペリーノは金髪の美人。メガネハゲのアリ・フライシャーから始まるブッシュ政権の報道官の面々は交替のたびにルックスの強化が著しいわけで、いずれはビキニ姿のティーンのおねーちゃんとかが報道官を務めることになるんだろうか。そうすれば支持率がちょっとは上がるかもね。

「トゥモロー・ワールド」鑑賞

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2006年度の最優秀映画という声も高い「トゥモロー・ワールド」をやっと鑑賞。

うむ。確かに素晴らしい出来の映画。実のところあまりにも作りが手堅すぎてツッコミどころもなく、あまりコメントすることがなかったりする。やはりイギリスにはファシスト国家の姿がよく似合うね〜とか、マイケル・ケインは相変わらず演技が上手いね〜とか、そんなことしか書けん。あれだけのキャストとセットを備えたのであれば、アンソニー・バージェスの「見込みない種子」の撮影がついでに出来たかも。テーマは正反対(人口過剰)の作品だけど、話の舞台と流れが似てるような気がしたので。

ちなみに個人的には終盤のカメラ長回しよりも、例のピンポン球のほうが、どうやって撮影したのか知りたかったりする。

「JOHN FROM CINCINNATI」鑑賞

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HBOは有料ケーブル局なのに無料ポッドキャストやビデオキャストに意外と積極的で、「REAL TIME WITH BILL MAHER」が音声のみ全編聴けたり、「EXTRAS」とか「FLIGHT OF THE CONCHORDS」の1エピソードがまるまる観れたりと、なかなか太っ腹なサービス(宣伝?)をやってくれてたりする。そんなわけで、HBOの夏の新作「JOHN FROM CINCINNATI」の第1話がビデオキャストとして提供されていたので早速鑑賞。

「NYPDブルー」の共同原案者として知られるデビッド・ミルチによるこのシリーズは、カリフォルニアのインペリアル・ビーチを舞台にした「暗いサーフィン・ドラマ」。ミッチ・ヨストは伝説的なサーファーとして知られる存在だったが、サーフィンを競技としてとらえる最近の流行について否定的な立場をとり、半ば隠遁状態にあった。妻との仲もうまくいかず、息子のブッチーにいたってはヘロイン中毒になっている始末。孫のショーンこそはまともに育てようとするものの、決してうまくは行っていなかった。そんなヨスト一家のもとに、ジョンという名の謎めいた青年が現れる。彼はきちんとした会話もできないような青年だったが、何かしら奇妙な能力を持っていた。そして彼の出現により、ヨスト一家の生活は大きく変わることになる…。というのが大まかなプロット。

HBOのドラマだけあって撮影などに金がかかっていて、サーフィンのシーンなんかはなかなかの見もの。役者もブルース・グリーンウッドをはじめレベッカ・デモーネイやエド・オニール、ルーク・ペリー、ルイス・ガスマンといった渋い連中が揃っている。でも残念ながら肝心の話が意味不明なんだよね。SFというか超常現象というかスピリチュアルな要素が多分に含まれていて、謎の青年ジョンは一見するとメンヘルな人なんだけど、ポケットからドラえもんのごとく役立つものを次々と取り出したり、彼の出現にあわせてミッチが宙に浮かぶようになるなど、なんかよく分かんない展開が続いていく。おかげでアメリカでの評判は大して良くなく、1シーズンでの打ち切りが決定したんだとか。決して悪い作品だとは思わないけどね。ジョー・ストラマーの曲に合わせたオープニングもカッコいいのに。とりあえずiTunesストアとかで無料で入手できるので、興味ある人は今のうちに観ときましょう。

「KING OF KONG」なる映画

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アメリカでは今週末に「The King of Kong」というドキュメンタリー映画が公開されるそうなんだが、この作品はなんと1982年の任天堂のアーケードゲーム「ドンキーコング」のプレイヤーたちを紹介したもので、サエない科学教師のスティーブ・ウィーベが王者の座を懸けて、20年近く最高得点記録を保持しているビリー・ミッチェルに挑戦する姿を追っているらしい。こんな題材でしっかり映画が撮れてしまうのってなんかいいなあ。トレーラーでも「ドンキーコング」について語るオヤジたちの姿がとても熱い。「ゲームセンターあらし」を実写にしたらこんな感じになるんだろうか。ああ観てみたい。

ちなみにこのビリー・ミッチェルなる人物、あまりにも言動がオーバーで格好もやけに「らしい」感じがする人だから気になって調べてみたら、「パックマン」とかでも最高得点を記録してナムコの会長にも表彰されてるような(上の写真)希代のゲーマーだったんすね。