両国にぎわい春祭り

c0069732_23165168.jpg
今日はカナダ人の友人を連れて両国でやってた「両国にぎわい春祭り」へ行った。友人の希望というよりも明らかに俺の趣味で行ったわけだが。

午前中にやってた相撲力士の稽古総見はなかなか見応えあり。遠目で見ても朝青龍の体の出来が他の連中と一段違ってるのがよく分かる。安馬が積極的に稽古してたのが印象的。

それから大通りのフリーマーケットなどを見て、屋台でちゃんこを買って食う。肉も野菜もたっぷり入ってて非常に美味。あれを毎日食えるんだったらいい生活だよなあ。

稽古では白鵬があまり頑張ってなかったみたいだけど、五月場所ではどうなんでしょ。

「笑い展」鑑賞

カナダ人の友人がGWにあわせて青森から上京してきたんで、彼の望みにより六本木ヒルズの森美術館でやってる「笑い展」を観に行く。思ったよりかは空いていた。

前半が「日本美術が笑う」ということで縄文時代から江戸時代までの「笑い」に関する美術品を並べ、後半は国内外の「笑い」に関する現代アートを並べたものになっていて、展示物がかなり多いぶん面白いものも結構あったものの、「笑い」というコンセプトが弱いために全体的に散漫なところがあるのは否めない。

あとどんなにローブローな内容の展示物であっても、美術館という場に飾られていることでなんかハイソな感じがして現実の「笑い」とはかけ離れたものになってしまっている、と思うのって俺がひねくれてんでしょうか。でも例えば「オニオン」のネタなんかのほうが的確に笑いのツボをおさえてると思うんだけどね。

ちなみに六本木ヒルズはいつ行っても中で迷う。設計変じゃないか?あと東京ミッドタウンのビル群はカッコ悪すぎ。

「SUPERMAN DOOMSDAY」の公式サイト

c0069732_130482.jpgDCコミックスのDVDムービー第1弾「SUPERMAN DOOMSDAY」の公式サイトが出来上がっていた。IMDBなんかではトレーラーも公開されてたんだけど、このサイトでは見れないみたい。キャラクターデザインはいわゆる「ブルース・ティム絵」なので不安はなし。レックス・ルーサーの声が「JLU」に比べてカン高く、少し変な感じかも。まあ一番重要なのはストーリーなわけだが、コミック版の「スーパーマンの死」って、ドゥームズデイとの戦いはツマらないけど、その後の復活を描いた「REIGN OF SUPERMEN」のほうがずっと出来がいいんだが、今回のDVDでは前者に重きを置いているようなのでどのくらいの出来になるかちょっと不安。これの次はいよいよ「DC:the New Frontier」のアニメ化が控えているわけで、とりあえず「SUPERMAN DOOMSDAY」がポシャらないように期待するばかりです。

※10/16追記:観た。感想はこちら

「リングワールドの子供たち」読了

c0069732_19182226.jpg
ラリイ・ニーヴンの「リングワールド」シリーズの第4巻、そしておそらく最終巻の「リングワールドの子供たち」を読んだ。SF小説というか小説を読んだのってずいぶん久しぶりだったけど、馴染み深い世界の物語だったのですんなり読めた。

前作の「リングワールドの玉座」がどちらかといえば地味な展開の作品だったのに対し、今回は最初のほうで懐かしのロングショット号が登場したかと思えば、リングワールド周辺の宙域で派手にドンパチをやってくれる展開になっていて、反物質爆弾によるリングワールドの地殻の貫通なんていう荒技も見ることができる。これに加えてリングワールド建設の歴史が紹介されたり、ティーラ・ブラウンの秘密が明らかになったりと、なかなか集大成的なストーリーが繰り広げられていて面白い。「獣への話し手」ことハミイーもちょろっと出てくるし。肉体が若返ったおかげでリビドーに圧倒される主人公のルイス・ウーがなんか情けないけど。

前半の展開にくらべて後半がずいぶん急ぎ足になっていて、説明不足の点が多いような気がするし、最後のオチもかなり無茶苦茶なような気がするけど、まあいいんじゃないでしょうか。それにしても「太陽のような質量の付近で宇宙船がハイパードライブに入ると、亜空間に棲む捕食生物に喰われる」なんてカホな設定、どこから思いついたんだろう?

「Absolute DC: The New Frontier」到着

c0069732_23144631.jpg
こないだアマゾンで衝動買いしたダーウィン・クック作のアメコミ「Absolute DC: The New Frontier」が届く。

もともと「DC: The New Frontier」は全6巻のミニ・シリーズというそれなりにページ数の多い作品で、ペーパーバック版は前後編に分かれて発売されてたんだけど、これはその「Absolute」版、つまり豪華本ということでデカさが半端じゃない。ページのサイズが従来のものより一回りくらい大きいうえ、巻末にスケッチ集などが加えられて400ページを超す中身がハードカバーに収められ、なんか鈍器として人を殺せそうなくらいのデカさになっている。片手で抱えて読んでると手が疲れてくるくらい。これで47ドルというのは安いのかな。

そして肝心の内容はとにかく傑作。50〜60年代のレトロな雰囲気を背景に、DCコミックスのほぼ全てのヒーローたちが集って正義のために戦うヒロイズムの表現が素晴らしい。連休中に(時間があれば)じっくり読みたいな。