「Invincible Iron Man」鑑賞

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「Ultimate Avengers」「Ultimate Avengers 2」に続く、マーヴェル&ライオンズゲートのDVDムービー第3弾「Invincible Iron Man」を観る。前2作がけっこうダメダメだったんで、三度目の正直を期待してたんだが…。

やっぱりダメ。三球三振。

やはりストーリーの盛り上がりのなさが致命的な欠点になっている。CGによってキャラクターの動きはそこそこ凝ったものになっているものの、大規模な戦闘シーンとかがあってもひどく単調なもので、なんだかお約束として入れているような感じが否めない。戦闘シーン以外でも登場人物の性格描写がえらく典型的で、観ている人の心をつかむようなところがないんだよね。マーヴェルのキャラクターはDCのものに比べてアンチヒーローが多いから、正々堂々としたヒーローという描写がしにくいということは以前にも書いたけど、だからって主人公がウジウジと悩んでいるのをずっと観せられても楽しくないのですよ。

それと非常に個人的な好みから問題点を挙げると:
●「Ultimate Avengers」と今回のトニー・スタークが同一人物なのかどうか分かりにくい(コミックでは別物)
●ジム・ローズが出てるのにウォー・マシーンが登場しない
●赤&金色のアイアンマンの出番が少ない
●最後のクライマックスにおいて主人公が活躍しない

などなど、ファンの期待を裏切ってくれるような展開が盛りだくさん。それと宿敵がマンダリンということで舞台の大半が中国になっているんだが、中国人(というかアジア人)の描写が横柄・臆病・役立たず・迷信深い、といったステレオタイプになっていて、もちろん善良な中国人も出てくるんだけど、いずれも西洋人とは非常に異質な存在として描かれているのが非常に気になる。「Ultimate Avengers 2」でのアフリカ人も殆ど同じような描写をされてたよな。あと火・水・土・風の四大元素を象徴した古代のロボットみたいなのが登場するんだけど、中国なんだから五大元素にならないと変じゃないか?

次は同じスタッフで「ドクター・ストレンジ」をDVDムービー化するらしいけど、マーヴェルはここでいったん全てを白紙に戻してアニメ化を考え直したほうがいいような気がする。DCが現在ブルース・ティムと作っている「The New Frontier」のDVDムービーに対抗できるような作品をぜひ作ってもらいたいところです。

「Gay, Straight or Taken?」鑑賞

俺はリアリティー番組とかが嫌いだということは前にも書いたけど、iTunesストアで無料配布してる30分番組(実尺20分ちょっと)のやつなんかはメシを食いながらダラッと観るぶんには最適なので、ついダウンロードして観てしまうのです。 んで今回観たのはライフタイム・チャンネルの「Gay, Straight or Taken?」という番組。これはリアリティー番組というよりもゲームショウに近いのかな。女の子が毎回3人の男と会うんだけど、実はそのうち1人はゲイで、もう1人はすでに彼女持ち(Taken)。そしてうまく独り身の男を言い当てることができれば、彼と一緒にバカンス旅行に行けるというもの。ただそれだけ。なんか大学出たてのプロデューサーが、昼休みの間に書いた企画書がそのまま通って番組になったような内容だけど、まあダラッと観るにはそんなに悪くない。出てくる男たちがみんな日焼けしたマッチョなのが何かムカつくが。

ちなみに黒人の女の子が登場するエピソードは、男たちもみんな黒人だったりする。こういうのを見ると、テレビにおいては同性愛の壁よりも人種の壁のほうが厚いのかな、とちょっと考えたりもするのです。

リサ・ローブはゲイだった!

どこぞのキリスト教団体のウェブサイトで「同性愛者、もしくは同性愛を推奨しているバンド」の要注意リストが掲載されていて、これがなかなかいいかげんなリストで面白い。

イレイジャーとかペット・ショップ・ボーイズ、ボブ・モールドといったカミングアウトしてる人たちが含まれているのは分かるけど、エルトン・ジョンにいたっては「(本当にゲイ)」といった注意書きがついて2度掲載されているという念の入れよう。モリッシーは「(違うかも?)」という文がくっついてる。神の力をもってしても彼がストレートなのかゲイなのかは不明なのかぁ。

あとはビョークとかドアーズとかフランク・シナトラとか、同性愛とどう関係あるのかよく分からない人たちも含まれている。「Merzbau」ってもしかしてメルツバウ?なんかバンドの噂だけ聞いて適当に作ったリストみたいだな。キリスト教団体だからヘビメタとかを嫌うのは理解できるけど、メタリカとかモーターヘッドが入ってるのはなに?レミーほど女好きのミュージシャンもいないと思うが。これに対して「安全なバンド」のリストも公開されてるけど、シンディ・ローパーって「Queer As Folk」とかに出演してまっせ。

このようになかなか笑えるリストなんだけど、サイトそのものがあまりにも冗談のようなので、もしかしたら「イエス・メン」の活動のような、ウソのサイトではないかとも思ってしまうのです。

「THE DRESDEN FILES」鑑賞

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アメリカはSci-fiチャンネルのオリジナルシリーズ「THE DRESDEN FILES」のパイロットをiTunesストアから落として観る。プロデューサーは「スタートレック:ディープ・スペース・ナイン」のロバート・ヒューイット・ウルフ。「4400」のアイラ・スティーブン・ベアーや「ギャラクティカ」のロナルド・D・ムーア同様に、元「DS9」のスタッフが業界で頑張っているのは嬉しいこってす。あとニコラス・ケイジもプロデューサーに名を連ねている。撮影はトロントでやってるらしい。 これはジム・ブッチャーなる作家の人気シリーズを原作にした作品で、主人公はシカゴに住む魔法使い兼私立探偵のハリー・ドレスデン(ポール・ブラックソーン)。母方から魔法の力を授かった彼は、骸骨に棲む精霊のボブの助けを借りながら、超常現象にまつわる事件を解決していくのだった…というのが主なプロット。

全体的な雰囲気とか怪物の描写なんかは、かなり「バフィ」や「エンジェル」に似ている。この2作品に「Xファイル」を足して3で割ったような作品かな。つまり内容はありきたりなものになっていて、あまり斬新さが感じられない。うーん。主人公が私立探偵でありながら、あんまり機知を働かせるような場面もなくて、怪物とかに結構いいようにされてしまっている展開が多いのが残念。あといろんな人物とか組織の名前が言及されるんだけど、原作を知らない者にとっては理解しづらい点があるのも確か。

Sci-fiチャンネルのオリジナル作品としては「ギャラクティカ」に遠く及ばない出来といった感じ。アメリカの批評でもあんまりいい評判は得てないみたいだ。いちおう11エピソード分の製作が決まってるらしいけど、パイロットから判断する限りではイマイチな感じが否めない。

つうかSci-fiチャンネルは早く「ギャラクティカ」のシーズン4製作を決定せんかい!