ハル・ハートリーの初期の傑作「トラスト・ミー」で、妊娠して家を追い出される少女を演じたエイドリアン・シェリーが亡くなったそうな。しかもシャワーから首を吊ってる姿で発見され、自殺か他殺かはっきりしない状況らしい。うわー。
決して有名な女優ではなかったけど、「トラスト・ミー」で見せた健気な演技は非常に印象的だったのであります。合掌。
<追記>
19歳の労働者による他殺だと判明したとか。あーあ。悲しいことです。
ハル・ハートリーの初期の傑作「トラスト・ミー」で、妊娠して家を追い出される少女を演じたエイドリアン・シェリーが亡くなったそうな。しかもシャワーから首を吊ってる姿で発見され、自殺か他殺かはっきりしない状況らしい。うわー。
決して有名な女優ではなかったけど、「トラスト・ミー」で見せた健気な演技は非常に印象的だったのであります。合掌。
<追記>
19歳の労働者による他殺だと判明したとか。あーあ。悲しいことです。

「ドクター・フー」のスピンオフ作品「TORCHWOOD」がついにこないだ英国BBCで放送開始された。
トーチウッドとは何ぞや?というのが昨シーズンの「ドクター・フー」の全体的なテーマだったわけだが、これはドクターを含めたエイリアンの脅威から地球を守るために創設された秘密組織で、それって本来はUNITの業務じゃないかと思うんだが、あちらよりもさらに極秘の組織らしい。「ドクター・フー」ではロンドンにあるトーチウッド第1支部が登場したが、このシリーズの舞台となるのはウェールズのカーディフにある(何とローカルな…)第3支部。そこのリーダーを務めるのは、これまた「ドクター・フー」に登場したキャプテン・ジャックことジャック・ハークネス。ただしあのときの彼とはずいぶん性格設定などが異なっており「彼は何者か?」というのがシリーズを通じた謎になるようだ。そして彼の指揮のもと、トーチウッドのメンバーたちは今日もエイリアンから地球(もしくはカーディフ)を守っていくのであった…というのが話のおもな設定。
ここまで読めば分かるかもしれないが、作品の内容は要するにイギリス版「メン・イン・ブラック」もしくは「Xファイル」といった感じであまり斬新さはない。実質的な主人公である女性警察官グウェンが、ふとしたことからトーチウッドの存在を知り、彼らを追っていくうちにメンバーとして加わることになるという第1話の展開も非常に典型的。いちおう製作側は「大人向けのドクター・フー」という売り込みをしているみたいだけど、同性同士のキスシーンとか色情狂のエイリアンが出てくる程度じゃあまり感心しないのよ。「ドクター・フー」は真剣な状況におけるドクターのエキセントリックな行動が最大の魅力だったわけだが、こちらは話を真剣に作りすぎてるきらいがあるのが欠点か。そのくせメンバーが無断でエイリアンの備品を自宅に持ち帰ってたり、目の前でエイリアンを本部から脱走させてしまったりと「あんたら本当にプロなの?」と思うようなポカばっかりやってるのも減点もの。
そして個人的にいちばんマイナスだったのは、グウェン(上記写真左)が「ドクター・フー」のローズ同様にとってもドブスだということ。目だけ変にパッチリしてて下ぶくれ気味で、歯並びが悪いところはローズそっくり。いくらイギリスとはいえもうちょっと可愛い女優がいるだろうに。製作者の趣味か?
まかりなりにも天下の「ドクター・フー」のスピンオフ作品だから今後も見続けるだろうけど、もうちょっとクオリティの向上に期待したいところです。
オニオンのカルチャー批評ページ「AVクラブ」については既に過去に何度も言及してるが、ここ数ヶ月は更新の頻度が非常に高まっていて、2日に1度くらい新しいインタビューとか記事が載っていて非常に読みごたえがあるのです。例えば今日のページを見ても、俺がまるで知らなかった人(ループ・フィアスコ)、ちょっと知ってる人(ティナ・フェイ)、かなり知ってる人(スリッツのアリ・アップだ!)と、いろんな人のインタビューが載っているうえに、メインの記事ではロックンロールの現状についてイアン・マッケイなどを引き合いに真面目に語ってたりして、実にツボにはまりまくり。このページがあれば映画雑誌とかいらないくらい。
唯一の欠点があるとすれば、Avantgoを通じたPDA向けのサービスでは更新の度合いが追いついてないのでPDAでは1週間に1回くらいしか更新されないことか。おかげでPDAに転送されずに消えてしまう記事も出てきたので、手動でデータをコピペして電車のなかで読んでたりしてます。いや本当にいいサイトだ。
前にも書いたように使用してたiPodがことごとくオシャカになったので、この新型シャッフルを店頭ですぐに買いたいところなんだが、アップルのサイトで注文すると無料で刻印サービスをやってくれるということなので、そこから注文したいんだが、そういうときに限って何を刻印してもらえばいいのか、いい言葉が浮かんでこないのであります。
全角18文字以内ということは俳句とか川柳が最適かもしれないけど、あまりいいのが思いつかんなあ。シェリーの「look on my mighty works, you mighty and despair!」なんてのも考えたんだが字余りになってしまった。
いま注文すれば週末に届きそうなものなのに、こんなんで時間かけるのもアホみたいだから、とっとと何を刻印してもらうか決めなければ。

WOWOWがこんど「エキストラ:スターに近づけ!」という相変わらずセンスのカケラもない邦題で放映する、リッキー・ジャーヴェイスのシットコム「EXTRAS」のシーズン2を観る。
シーズン1との大きな違いは、今まではジャーヴェイス演じる主人公がタイトル通りセリフも無きエキストラだったのに対し、シーズン2では人気のある(しかし批評家には酷評されている)シットコムのレギュラー役を獲たことで、彼が徐々に有名になっていくのが特徴になっている。。特にシーズンの前半ではもっと真剣な役を演じたいと感じる彼の葛藤、後半はプチ有名人となった彼が経験する気まずいシチュエーションの数々が話の軸になっていた。ドラマ色が強い番組であることは前にも書いたけど、このシーズンでも他の有名人と対等に扱ってもらえない主人公の悲哀や、未ださえないエキストラを続ける親友のマギーの姿なんかが結構真面目に描かれてた。
このようにドラマ色が強い一方、声を出してゲラゲラ笑える場面も多くて、特にスティーヴン・マーチャント演じる能無しのエージェントのボケっぷりが最高に面白いんだけど、大半のネタは主人公が直面する気まずい状況(昔の恋人に罵倒されるとか、舞台でゲイの役を演じさせられるとか)を中心にしたものになっていた。そしてこれらを観ててふと気づいたんだけど、この笑いのとり方って同じHBOの「CURB YOUR ENTHUSIASM」(邦題忘れた)にそっくりなんだよね。周囲の人の勘違いや多少の悪意から主人公が気まずい状況に置かれるまでの描写がかなり似ているし、主人公がちょっとした有名人だという点も同じ。ジャーヴェイスは以前から「CURB」およびラリー・デイビッドのファンであることは公言しているし、オリジナルの要素が満載の「EXTRAS」を単なるパクリ作品と呼ぶわけにもいかないんだが、個人的にはこういう主人公の苦境を笑うようなジョークってあまり好きじゃないんで、あまり面白いと思わないネタもそれなりにあったかな。
あとシーズン1同様にいろいろな有名人が本人役で毎回登場するんだが、その殆どが横柄(オーランド・ブルーム、クリス・マーティン)もしくはスケベ(ダニエル・ラドクリフ、ロバート・デ・ニーロ)という典型的な「意外な素顔の有名人」を演じていて、どれも似たり寄ったりで厚みのないキャラクターになってしまっているのが残念なところ。妖怪のようなスティーブン・フライは相変わらず良かったけど。あと、身体障害者関係のネタがどことなく多いのもなんか気になる。
ジャーヴェイスの名を一気に高めた「THE OFFICE」は2シーズンとクリスマス特番で神のような領域に達したシットコムだったけど、残念ながらこの「EXTRAS」はシーズン2が終わっても迷走状態を続けているような感じが否めない。製作が既に決まっているシーズン3での健闘にとりあえず期待しましょう。