Howard Stern Debuts on Satellite Radio

過激な発言で知られるアメリカの人気DJハワード・スターンの新番組が、衛星ラジオ局のシリウス・ラジオで昨日はじまった。地上波ラジオの不合理な検閲と罰金に嫌気がさして衛星ラジオに移った彼だが、有料サービスとはいえ多くのリスナーをシリウスに加入させることに成功したらしい。コンテンツが優秀であれば、人々はちゃんとお金を払うんだよという好例になるのかな。

ちょっと驚いたのが、新レギュラーとしてミスター・スールーことジョージ・タケイが番組に加わったこと。以前からよくゲスト出演してたらしいけど、こないだカミングアウトしたばかりだってのにバリバリの変態オヤジとして相当きわどいトークを展開していたらしい。もうすぐ70歳になるってのに、やるなあ、スールー。

BUKAROO BANZAI: THE COMICBOOK


前にもちょっと書いた、あの傑作カルト映画「バカルー・バンザイ」のコミック版がついに刊行されるらしい。

プレビューの絵を見る限りでは、バカルーの顔が映画版のピーター・ウェラーにとっても似てなさそうなのが気になるけど、何にせよバカルーの冒険が語り継がれていくことは嬉しいことなのです。

ヨーヨーダイン社とかも出てくんのかな。

Jon Stewart to Host 2006 Academy Awards

今度のアカデミー賞の司会者を、「THE DAILY SHOW」のジョン・スチュワートが務めることになったとか。ケーブル局の30分番組の司会者でしかないスチュワートが、これだけの大役に抜擢されたというのは、彼がどれだけアメリカで人気があるかを示していると思う。

ちなみにスチュワート本人は抜擢について「(司会を長年断り続けている)ビリー・クリスタルを誘い出す新手の手段なんじゃないの?」みたいなコメントをしてるとか。

彼は自分の土俵ではない番組で司会をするわけで、どれだけいつもの面白さを出せるかがカギになってくるんだろうけど、ここ最近のアカデミー賞は放送時間の短縮に積極的すぎて、司会者がジョークをはさむ余地がなくなってきてると思う。去年のクリス・ロックも、司会そのものは悪くなかったけど、全体的にせかされてる感じだったもんなあ。

ぜひスチュワートには、多くの視聴者の前でキツいブッシュ批判を一発決めてほしいものです。

「V フォー・ヴェンデッタ」は傑作かも?

AIn’t It Cool Newsの親分、ハリー・ノウルズの2005年の映画ベスト10が公開されてたので見てみたら、「V フォー・ヴェンデッタ」が2位だった(ちなみに1位はジョン・シングルトンの「Hustle&FLow」。WTF??)。

2005年に公開されてない映画じゃん、という野暮なツッコミはさておき、少なくてもAICNの中では「ベンデッタ」の評判はいいみたいだ。アメコミ原理主義者(というほどでもないですが)の俺としては、どうも話の設定が微妙に原作と異なっているということだけで、どうも嫌な予感がしてしまうのだけど、やはり実際にこの目で観てみないと何とも言えないすね。

とりあえず原作の半分くらいは出来のいい映画になってることを願うのみです。それはそれは素晴らしいコミックなのですから。