「アカデミー賞の刺身のツマ」ことゴールデン・グローブ賞が発表された。相変わらずどことなく奇をてらったような作品を選んでるようなとこが、面白いといえば面白いかと。フィリップ・シーモア・ホフマンとか。
「ブロークバック・マウンテン」は大方の予想通り強かった。アン・リーはこの名声を活用して、「ハルク2」を撮るしかあるまい。世間で言われてるほどヒドい作品ではないと思うんだが。「ハルク」。
個人的にはやはり「HOUSE」のグレゴリー・ハウスことヒュー・ローリーが受賞したのが非常に嬉しい。
「クラークス」で衝撃(笑撃)のデビューを飾ったケヴィン・スミスの、それ以降の作品のクオリティが、なだらかな、しかし確実な下降線を辿っているのはもはや疑いのない事実なのではないかと最近は考えるようになってきたのですが、「デアデビル」とか「グリーン・アロー」とかいった彼がストーリーを担当したコミックの出来を見る限りでは、それでも非常に才能のある人であることは間違いない、と思うのです。
でもいくら最近はヒット作を出してないからって、「クラークス2」はないんじゃないだろうか…。ダンテやランダルといったキャラクターは若さゆえの愚行が面白かったわけで、いい年して相変わらずのドタバタをやってるのを今になって見せられてもなあ、と思うのです。彼らは「ジェイ&サイレント・ボブ」で封印されたはずではなかったのかよお。
それに「クラークス」って超低予算映画ならではの、モノクロのチープな雰囲気が逆に魅力となってキャラクターの面白さを引き出してたわけで、カラーになったその姿は違和感ありすぎ。ティーザーを観ても、なんかロザリオ・ドーソン(俺ファンです)の新キャラが浮きまくってる感じが否めないし。公式サイトがマーチャンダイジングの宣伝しまくりなのもムカつく。
未見の映画を批評することは避けたいのですが、「クラークス2」ねえ…。これがまたコケたら、「クラークス3」が作られそうでちょっと不安。
インテル搭載のマシンとしては、ローエンド向けの新iBookが出るかと思ってたけど、結構ハイエンド向けなやつが発表された。iSight内蔵かあ。従来のPowerBookより4倍も速いなんて宣伝されると、じゃあ俺らは遅いマシンを使わされてたわけ?とPowerBookユーザーとしてはつい思ってしまう。これからしばらくはパワーPC搭載マシンとインテル搭載マシンが平行して売られてくわけだが、前者(特にマックミニあたり)はみんな買うのを控えるんじゃないだろうか。
むしろ意外だったのはインテル版iMacの発表で、G5iMacの購入を考えていた身としては食指が動くのです。でもインテルネイティブのアプリケーションがまだ揃ってないのかな??いま購入するのは微妙なところかも。ウィンドウズも動くのかどうかが、購入の大きなカギになるかもしれない。
あとは例によってiLife06とかiWork06とか出たけど、値段の割にはマイナーチェンジしかされてないような。iLifeって既に機能が十分充実してるからね。iWorkは相変わらず表計算ソフトが付いてないのが致命的かと。この2つのアプリを個別に買うよりも、新しいマシンを1つ買ったほうがコストパフォーマンス的にはいいかもしれない。
全体的には、いかにも過渡期の始まりって感じ。新iMacを買うかどうか迷うところです。
フリー百科事典ウィキペディアに「Vフォー・ヴェンデッタ」の記事を投稿した。8割くらいが英語版からの翻訳で、2割が俺の文。まだスタブ(書きかけ)で、これから全体のあらすじなんかを加筆してきます。
映画公開を控えた売名行為のような気がすごくするんだけど、まあそれなりにマシなものが出来たんじゃないすか。