一木会

明け方、熱っぽかったせいかロジャー・コーマンの物置を大勢で掃除するという夢を何故か見る。貴重な資料がゴロゴロ出てきて…というありがちな(?)夢だった。

まだ体がダルイのだけれども12月分のTTCパスを買いに近くの地下鉄の駅まで行き、カフェでお茶を飲んで帰ってくる。

夜は一木会という、月に一度行われているという日本人の集いに参加する。見ず知らずの人たちが集まるところ、というよりも長らくトロントにいる人たちが月に一度集まる会、というような感じだった。参加者も年上で職のある人たちが多く、皆で日本映画を見たりして日本を懐かしもうといった趣旨のようだ。とりあえず隣にいたカナダ人のプログラマーとプログラミングの話などをして盛り上がる。ギーク言語は世界共通なようで。

カゼ

昨日のカゼがまだぐずついてたので今日も一日中家にいる。おかげで履歴書とかカバーレターとかを書くことができた。だからといって仕事が見つかりやすくなったわけではないのだが。

夕方ちょっと寝て、夜は「West Wing」を見る。やっぱり脚本の出来がいいんでついつい見てしまう。NHKでやってるのは全然見なかったんだけどね。

今日は国際エイズデーだけど、ダウンタウンとかでは何かイベントがあったのだろうか。先進国でエイズ患者が増え続けてるのは日本だけだとか。どうしても欧米諸国と比べるとエイズへの無関心さが日本では高いので、これからも患者が増え続けてしまうような気がする。

カゼ?

昨日の夕方からやけに体がダルかったのだけど、今日は朝からどうもカゼっぽいので一日中家にいる。不慣れな環境にいて、今まで体調を崩さなかった方が不思議なくらいか。夕方あたりにちょっと寝る。

夜はまたフォックスの「HOUSE」を観る。今回の監督はブライアン・シンガー。さすがに3話目ともなると目新しさはなくなってくるが、ヒュー・ローリーの演技がいい。本国イギリスではコメディアンとして有名な彼だけど、こうした(一応)シリアスな演技もできることを改めて実感。

マーケット探訪

大家さんと一緒にケンジントンマーケットへ。今までは外を通ることしかなかったスパイス屋や雑貨屋などに入ってみる。さまざまなスパイスや紅茶・コーヒー、チーズ、米などが売られていて面白い。当然すべて量り売りなので、そろそろポンド単位での買い物のやり方に慣れなくては。一応日本人向けの店もあるのだけど、他の店のパワーに圧倒されているような気がする。

その後はトロント大学近くにある図書館へ行く。フィクションが多めに置いてあるとことで、特にSFの本格的なコレクションがあった。ショーケースに並べられたビンテージ本の表紙などを見ていると、こちらは日本と違ってSFがきちんと文学として扱われているな、という気がしてくる。コミックスもかなり揃っているのだが、残念なことにどれも館外への貸し出しが不可なので、館内で閲覧しないといけないのだった。コミックスに読むために図書館通うのもちょっと気がひけるよなあ。

アジア映画祭

日本からの仕事をする必要があったので、昼間はずっと家にいる。
黒人向けチャンネルのBETチャンネルを何気なくつけたら、「この番組はカナダでの放送権に問題があるため放送をブラックアウトしてます」という表示がひと番組ずっと続いていた。別の番組で差し替えをするわけでもなく、番組を1つそのまま抜いてしまうところが日本とは違うよな。BETは他の番組でも画面中にデカデカとザブトン(黒み)をのせたりしてたけど、何が問題なのだろう?

夜は今週行われていた「アジア映画祭」の打ち上げパーティーに顔を出してみる。映画祭では中国とかからの面白そうな作品を披露してたらしいが、時間と金銭的余裕がなくて観に行けなかった。あとトリに「あずみ」を持ってきたのは何なのだろう。完全な部外者ではあったが、とりあえず主催者と話はできたのでメールをあとで送っておこう。帰りのバスで同じパーティーに参加してた日本人の人と話をする。トロントに住んで7年になるとか。長いなあ。