Jun 11

こないだ書いた「NXNE」の一環である、ニューヨーク・ドールズのライブを観に行く。 もうかれこれ30年以上前に結成されたバンドなので、生存してるオリジナル・メンバーが2人しかいないとか、年のせいかデビッド・ヨハンセンが歌詞カード読んでるとかといった点もあるものの、そんな些細なことがまるで気にならないくらいに活力にあふれたライブだった。「TRASH」や「FRANKENSTEIN」といった曲のほかにもジャニス・ジョプリンの「PIECE OF MY HEART」などを演奏しながら、ラストは「PERSONALITY CRISIS」で締め。おまけにベースが元ハノイ・ロックスのサム・ヤッファときては喜ばずにいられまい。写真がピンぼけで失礼。
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written by Kingink

Jun 11

ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ヴェルナー・ヘルツォークがアマゾンの奥地で怪作「フィツカラルド」を撮影する姿を記録したドキュメンタリー「BURDEN OF DREAMS」のDVDを借りたので、特典としてついていた短編「ヴェルナー・ヘルツォーク、自分の靴を食う」を先に観る。 これはヘルツォークが知り合いの若き学生に映画製作を勧めて、「君が作品を完成させることができれば、私は靴を食べてみせよう」と約束したことから始まったもので、実際にその学生が作品を完成させたため、その試写会において靴を食べてみせたというもの。マンガみたいな話だけど、実際にやってのけるところがヘルツォークらしい。

ニンニクやトマトとともに5時間くらい煮込まれた革靴を、細かく切って黙々と食べていく姿が笑える。片方しか食べてないとか、靴底を食べてないとか細かい不満はあるものの、まあいい。

ちなみに彼が映画製作を勧めた学生とは、後に「フォッグ・オブ・ウォー」でアカデミー賞を獲得するエロール・モリス。彼が大成したのはヘルツォークのおかげ、ということになるのか。

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Jun 11

日本武道館での「宇宙戦争」の試写の中止は「単なる自意識過剰か。作品への自信のなさ」なんていってる記事があった。 スピルバーグやトム・クルーズの弁明をする気はさらさらないが、この記事に書かれてる「せりふのある人物以外はすべてボカシが入っている版、つまり完全な本編を見ずに字幕を付けさせられた」なんてことは知る限り5年以上前から大作映画に対して行われてることで、珍しいことでもなんでもない。海賊版の流出を防ぐために、日本語版制作において最低限必要な未完成の素材しか渡されないというわけだ。

ハリウッドにとって日本なんてのは、中国や台湾のような「海賊版天国」だと思われてるわけで、そこで世界初公開なんか大規模にやったらマズいだろう、と判断されて試写が中止になったというのが今回の真相ではないか。それを自意識過剰だの自信が無いだの、変に勘ぐられてもねえ。

でも最近あった「エピソード3」の流出(タイムコード付きの完全版)なんかを見てると、アジアでの海賊版流出を心配するよりも、身内の横流しに目を光らせたほうがいいんじゃないの、と思ってしまう。

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