評論家の方々がお選びになられている「6才のボクが、大人になるまで。」とかまだ観てないし、「アンダー・ザ・スキン」とか「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」とかが心の琴線に響かなかった俺ですが、今年は粒ぞろいの作品が揃った年だったような。ブロックバスター作品でも「ゴジラ」や「ガーディアンズ」みたいにちゃんと作り込んだものが多かったせいですかね(「トランスフォーマー」除く)。とりあえず上位5本と次の5本を、観た順にならべました:
・「アクト・オブ・キリング」
年の初めに観たのでインパクトはもう薄れたが、その重厚な犯罪の告白は衝撃的であった。続編はどういう内容になるんだろう。
・「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
ディカプリオってやはりコメディが向いてるのではないか、と長年感じてたことがズバリ当たったような作品。金と欲望がぎっちり詰まった3時間。
・「X-MEN: フューチャー&パスト」
今年のアメコミ映画はみんな当たりなのだが(「シン・シティ」も大目に見る)、個人的にはやはり新旧のフランチャイズをしっかり融合させ、3つくらいのプロットをきちんと語り尽くしたこの作品をベストに推したい。続編はこれを超えるの難しいのでは。
・「ザ・レイド GOKUDO」
日本では意外と客が入っていないようなんだけど、なんかシーンをカットしたんだって?アクション映画としては今年のベストですな。
・「インターステラー」
突っ込みどころはいろいろあるんだろうけど、実験的なSF映画できっちり客を呼べるところは賞賛すべきだろう。
次の5本(こっちも観た順)
・「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」
・「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
・「LEGO® ムービー」
機内で観たという引け目がなければもっと上にいったかも。最後のメタな展開はほんと素晴らしい。
・「グランド・ブダペスト・ホテル」
・「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
書いてて思ったが、別に5本ずつに分けなくても良かったかな。まあいいや。
あとは「ゴジラ」「リアリティのダンス」「THE BATTERED BASTARDS OF BASEBALL」「ヒックとドラゴン2」などが良かったです。2015年も期待の作品が目白押しで、全米の興行成績は過去最高になるのではないかという皮算用もされてるようですが、みんなきちんと日本でも(早めに)公開されてくれると良いですね。