「MIND GAMES」鑑賞


ABCの新作ドラマ。

前科持ちの元詐欺師であるロス・エドワーズは、双極性障害を患っているものの有能な心理学者である兄のクラークと組んで、心理操作を用いて諸々の問題を解決する会社を立ち上げる。懐疑的なクライアントに心理と人間の行動の関係について説明しようとするロスだったが、クラークの突拍子もない行動のためにうまくいかない。さらにロスの元妻やクラークの元恋人が会社に加わったことで話がややこしくなり…という設定。

劇中に出てくる心理操作というのがいまいち良く分からんのだが、要するに人に暗示をかけるようなものかな?マインドコントロールではないと明言されてるんだけどね。「アドレナリンが放出されて気分が高揚した直後は暗示にかかりやすくなる」などといったもっともな説明がされたりするんだが、どこまで本当なのだろう。さらに結局はクラークの知識よりもロスの手腕に頼ってたりして、それって心理操作というよりも単なる詐欺ではないの?という気がしなくもない。

クリエーターはカイル・キレン。って「LONE STAR」と「AWAKE」の人か…かなり低い打率を誇っているような。さらにロスを演じるのがクリスチャン・スレーター。彼も出演したシリーズはことごとく短命で終わっている人なので、なんか不安だな。そしてクラークを演じるのがスティーブ・ザーン。俺は彼がとても好きなので頑張って欲しいところですが、長続きするかな…。

なんか話がいろいろ詰め込まれすぎで、それはそれで悪いことではないのだけど、視聴者の多くはついてけないんじゃないでしょうか。兄弟ふたりもケンカしてるばかりだし。もうちょっと頑張る必用があるであろうシリーズ。

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