トロント コミコン

寒波がやってきてやけに冷えきった日だったものの、ダウンタウンでコミックのコンベンションがあったので出かけてみる。

規模はそれなりに大きく、30くらいのブースがあって様々なコミックが大量に販売されていたものの、今日一日だけの開催であり、トロント最大のコミコンは7月くらいに行われるようだ。会場の奥の方では有名・無名のアーティストたちが自分たちのスケッチを披露したり、ファンにサインをしたりしていた。一番の大物は「Xメン」のクリス・クレアモントで、彼の前にはかなりの長蛇の列が出来上がっていた。個人的には「SEAGUY」を描いたキャメロン・スチュアートのサインが欲しかったのだけど、ここも列が遅々として進まない(ファンのスケッチブックにずっと絵を描いたりしてた)ので諦める。彼は5月の末にあるコンベンションにも来るらしい。

会場ではゴールドエイジやシルバーエイジのコミックから最新のものまでが販売されており、その他にも日本のアニメ関連のグッズやフィギュアなどがいろいろ扱われていた。最近はペーパーバックでいろんな作品が読めるようになったので、個人的には大枚をはたいてまで入手したいタイトルって実はあまりなかったりする。とりあえずバーゲンコーナーでウルフマン&ペレス時代の「NEW TEEN TITANS」とかハワード・チェイキンの「BLACKHAWK」が1ドルとか50セントで購入できたので良かったかなと。

ちなみに客層は若者も当然いるものの、中年の男性なんかもずいぶん多かった。アメコミの購読層は30代の男性(含む俺)が多いという事実を考えれば別に驚くことではないけど、日本の客層とはずいぶん違うのかな。
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