Arrested Development

夜はフォックスの「Arrested Development」を観る。とにかくネタが凝縮されていて、凝りに凝った番組なのだ。30分番組とは思えないほどカットやセットが多く、まるで60分のコメディを観てるような気になってくる。技巧的なジョークに感心したのって、「シンプソンズ」以来じゃなかろうか。キャストが多いので日本語版を作るときは大変だろうけど。なぜかライザ・ミネリが出てたりする。

自動車免許

美術館のボランティアも終わったし、2月は少し時間ができそうなので運転でも習おうかと教習所のオフィスに再度行く。でもよくよく話を聞いてみたら、俺が住んでいるエリアは管轄外だそうな。来週あらためて別のオフィスに行く羽目に。まあ教習所の近くの古本屋で映画のクラスの教科書が格安で買えたからよしとしよう。

夜は「宇宙空母ギャラクティカ」(もちろんリメイク版)を観る。相変わらずよく出来ている。イギリスより10話ほど、アメリカより1話ほど遅れて放送されているので、話のあらすじはすでに分かりきってしまっているのが痛いところなのだが。

Daredevil Visionaries: Frank Miller

近所の図書館で借りてきた、フランク・ミラーが担当してた頃の「デアデビル」のコミックを読む。すごく面白い。80年代初期の作品群なんだけど、70年代の刑事ドラマっぽい、ハードボイルドな雰囲気に溢れているのだ。こうした立派な原作があるのに、なんで映画はあんなに駄作だったのか。エレクトラも登場してるけど、いま劇場でやってるのとは別物と思えるくらいにカッコいい。

アメコミ原作の映画といえば、来月はついに「コンスタンティン」が公開される。あれも原作のイメージをメチャクチャにした作品(なぜキアヌがコンスタンティンなんだ?)だけど、原作の大ファンとしては観に行ってしまうんだろうな。腐っても鯛、ということで。

在留届

カナダに来て3ヵ月以上たったし、事故にあった時に家族と連絡がつかなくなったりすると困るので、日本大使館のトロント支部へ在留届を書きに行く。オフィス街にあるビルの一室なのだけど、入ったとたんに日本の役所にありがちな、生暖かいケダルさにやられる。カウンターには防弾ガラスらしき仕切りが付いてたけど、あれって何か感じ悪いよな。

在留届も本籍を忘れた(知らない)ので記入しなかったら、案の定あとで通知してくださいと言われたけど、本籍って一体何の役に立つんだ?俺が事故に遭った場合、あの人たちは本当に助けてくれるんだろうか。それとも俺の「自己責任」?

Mirromask

鬼才アメコミ画家(イギリス人だけど)デイヴィ・マッキーンが監督した映画「Mirromask」のトレーラーが公開されていた。公式サイトはこちら

脚本は例によってマッキーンの親友であるニール・ゲイマン。トレーラーを観た限りでは「ラビリンス」に近いような感じがする。ジム・ヘンソン・カンパニーが関わっているからだろうか?以前アップルのサイトでもこの映画とマッキーンのことが紹介されていて、ずいぶん低予算なので大変だった、みたいなコメントがあったけど、ぜひ成功してもらいたいものだ。