月面着陸陰謀論の思い出

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人類が月に行ったというのはデマカセだと信じている人が2割もいるんだとか。この月面着陸陰謀論って忘れた頃に耳にするなあ。まあ最後に月面着陸が行われたのは35年も前のことだし、スーパーファミコン以下の能力とされるコンピューターによって複雑怪奇な軌道計算をしたという話を聞いたりすると、本当に月面着陸はあったのか?なんて気にはなるよな。

で「月面着陸を信じない」理由の第3位として「テレビの検証番組を見て」というのが挙げられてるんだけど、個人的にこれにはちょっと思い出がありまして、もう数年前の話だからバラすけど、日本でこの陰謀論が広く知られるきっかけとなった某テレビ局のバラエティ番組に、陰謀論に関する映像素材(アメリカで放送された”ドキュメンタリー”番組)を渡したのって俺なんだよね。

そのアメリカの番組は中国でも放送されて話題になったということで、権利元を探して購入してきて欲しいと日本のテレビ局のスタッフに依頼され、うまく権利元を探して交渉を行い素材を入手した次第なわけです。それをテレビ局が編集して放送したところ、予想外の反響があったというわけだ。個人的にはこの手の陰謀論は以前から耳にしていて(陰謀論は好きなのです)、すでに多くの科学者たちによってデバンク(反証)されているのも知っていたから、今さらになって話題になったのには驚くというよりも呆れたけどね。

最初にこの番組の話を持ち出してきたのはテレビ局のスタッフだったし、俺も上司に手伝ってもらって権利元を探し出したわけだから自分の手柄を主張するような気は毛頭ないんだけど、しみったれてるのは番組が話題になった後のテレビ局の対応で、素材の放送(使用)回数は2回までという契約だったのにゴネまくって4〜5回は放送してたし、雑誌の取材には番組を「フォックスから買った」とウソついてたし(フォックスは権利元ではない)、しまいには番組の”ブレーン”を語る人が内容の薄い便乗本を出したりと、まあ、ロクなことはやってなかったすね。大手テレビ局ってあんなものなのかな。

まあこれらは今となってはいい思い出なのですが、未だにこんなアンケートとかで言及されてるのを見ると、あのとき素材を入手しなかったほうが世のためになったのかな、とふと考えずにはいられないのです。まあ人類が再び月面、さらには火星への着陸を目指すようになってくれれば一番いいんだけど。そういえばNASAって肝心の月面着陸の映像テープを紛失してるんだよな。そういうヘマをやってるから突っ込まれたりするんだろうに。

ちなみにこの手の記事では必ず言及される「カプリコン・1」ってそんなに特筆すべき映画かぁ?ピータ・ハイアムズって駄作ばかり作ってる監督じゃん。

両国にぎわい春祭り

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今日はカナダ人の友人を連れて両国でやってた「両国にぎわい春祭り」へ行った。友人の希望というよりも明らかに俺の趣味で行ったわけだが。

午前中にやってた相撲力士の稽古総見はなかなか見応えあり。遠目で見ても朝青龍の体の出来が他の連中と一段違ってるのがよく分かる。安馬が積極的に稽古してたのが印象的。

それから大通りのフリーマーケットなどを見て、屋台でちゃんこを買って食う。肉も野菜もたっぷり入ってて非常に美味。あれを毎日食えるんだったらいい生活だよなあ。

稽古では白鵬があまり頑張ってなかったみたいだけど、五月場所ではどうなんでしょ。

「笑い展」鑑賞

カナダ人の友人がGWにあわせて青森から上京してきたんで、彼の望みにより六本木ヒルズの森美術館でやってる「笑い展」を観に行く。思ったよりかは空いていた。

前半が「日本美術が笑う」ということで縄文時代から江戸時代までの「笑い」に関する美術品を並べ、後半は国内外の「笑い」に関する現代アートを並べたものになっていて、展示物がかなり多いぶん面白いものも結構あったものの、「笑い」というコンセプトが弱いために全体的に散漫なところがあるのは否めない。

あとどんなにローブローな内容の展示物であっても、美術館という場に飾られていることでなんかハイソな感じがして現実の「笑い」とはかけ離れたものになってしまっている、と思うのって俺がひねくれてんでしょうか。でも例えば「オニオン」のネタなんかのほうが的確に笑いのツボをおさえてると思うんだけどね。

ちなみに六本木ヒルズはいつ行っても中で迷う。設計変じゃないか?あと東京ミッドタウンのビル群はカッコ悪すぎ。

「リングワールドの子供たち」読了

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ラリイ・ニーヴンの「リングワールド」シリーズの第4巻、そしておそらく最終巻の「リングワールドの子供たち」を読んだ。SF小説というか小説を読んだのってずいぶん久しぶりだったけど、馴染み深い世界の物語だったのですんなり読めた。

前作の「リングワールドの玉座」がどちらかといえば地味な展開の作品だったのに対し、今回は最初のほうで懐かしのロングショット号が登場したかと思えば、リングワールド周辺の宙域で派手にドンパチをやってくれる展開になっていて、反物質爆弾によるリングワールドの地殻の貫通なんていう荒技も見ることができる。これに加えてリングワールド建設の歴史が紹介されたり、ティーラ・ブラウンの秘密が明らかになったりと、なかなか集大成的なストーリーが繰り広げられていて面白い。「獣への話し手」ことハミイーもちょろっと出てくるし。肉体が若返ったおかげでリビドーに圧倒される主人公のルイス・ウーがなんか情けないけど。

前半の展開にくらべて後半がずいぶん急ぎ足になっていて、説明不足の点が多いような気がするし、最後のオチもかなり無茶苦茶なような気がするけど、まあいいんじゃないでしょうか。それにしても「太陽のような質量の付近で宇宙船がハイパードライブに入ると、亜空間に棲む捕食生物に喰われる」なんてカホな設定、どこから思いついたんだろう?

辺獄はないんだってさ

洗礼を受ける前に死んだ赤子が堕ちるところとされていた辺獄(リンボ)なんてものは存在しないと、ヴァチカンが正式に発表したそうな。その「存在性」は疑わしきものであり、洗礼されてなかった子も神さまがお救いになられてる可能性があるんだそうな。

へえ。

じゃあついでに原罪とか聖戦とか、あまり人間に役立たなそうな概念も「存在性」が疑わしいってことでついでに撤廃してくれたりはしないんですかね。天国とか地獄とか神様なんてのは結局、人間が都合のいいように考えたものであって、そんなもののために世界各地で紛争とかが起きてるんだったら、いっそキリスト教に限らず宗教なんてものはすべて無くしたほうがいいと思うんですが。