ロジャー・コーマンにアカデミー賞が!

といってもオスカー像ではなくアカデミー名誉賞のアービング・G・タルバーグ賞で、一足はやく11月に表彰されるようだけど。

何にせよコーマン先生の功績がアカデミーにも認められたのは嬉しいこってす。プレゼンターは誰が勤めるのかな。ぜひニコルソンとかスコセッシ、ジョナサン・デミあたりにやってほしいところです。

「アバター」ティーザー


映画というよりもゲームのティーザーに近いような。まあ両者の垣根が無くなってきているということなんだろうけど。

主人公(?)の顔がCGだと言うのが気になるなあ。目が死んでるような印象を受けるんだけど。

あとサム・ワーシントンって突然大作映画の主役を次々と張るようになったけど、そんなに良い俳優か?「ターミネーター4」を観る限りでは細かい演技とかとは無縁の人のように見えたが。

ヘルツォークの新作


BAD LIEUTENANT」の他にもう一本作ってたのか!60歳を超えても精力的だなヘルツォーク。

「My Son, My Son, What Have Ye Done」という長い題名の作品で、例によって実話をほんのちょっとだけベースにして、トチ狂った男や南米の密林といった、いかにもヘルツォークらしいテーマが詰まったのになるらしいぞ。しかもプロデューサーはデビッド・リンチという凶悪タッグを組まれては期待せずにいられまい。

さらにヘルツォークはこれに加えて「The Piano Tuner」という映画を公開予定なんだって?すごい製作意欲だな。

巷で話題のあれ

こないだ衝動的に近所の図書館に例の「審理」を予約したら微妙なタイミングで貸し出し可能通知が来て、さらに微妙なタイミングで借りてきてしまった。なんかアダルトビデオを借りるよりも恥ずかしかったような。しかも渡されたのはVHSテープ!この時代にVHSを作っているところがあったのか!政府の資金力を見くびっていたよ。

VHSデッキを押し入れから出して接続するのも面倒なので、観ないで返却しようかなあ…。図書館だと視聴覚資料の返却は目の前で詳しく調べられるので、さらに恥ずかしい思いをするのかと今から心配。

「Alive in Joburg」鑑賞


今週末にアメリカで公開されるSF映画「District 9」のニール・ブロムカンプ監督による、同作品の原型となった短編映画。南アフリカにエイリアンの居住区が作られ、周りの住民と一発触発の雰囲気になって…という設定は「District 9」とほぼ同じらしい。冒頭のバイオ・スーツ対警官の場面を観ると、ピーター・ジャクソンがなぜブロムカンプに「HALO」の劇場版を監督させたかったのかが分かるような気がする。

「District 9」はずいぶん前評判が良いみたいで、ブロムカンプにも注目が集まっているらしい。ネット上にあった彼の作品をいくつか観てみたけど、すごいですねこの人。「Tetra Vaal」なんかを観る限りでは日本のアニメにも影響を受けてそうだけど、既に独自のスタイルを確立しているというか何というか。「Yellow」なんかの出来には圧倒させられる。疑似ドキュメンタリーのスタイルばかりを使っているようで、「Tempbot」ではコメディーっぽい要素を取り入れていたりと、なかなか幅広い演出ができるみたい。今後の活躍が期待できる監督の1人だろう。

で、肝心の「District 9」はいつ日本で公開されるんだろう。