相変わらず音楽の使い方がどうも恥ずかしいような。それなりに期待できそうな出来だが、悪役が誰なんだかよく分からんな。あとHD版をMyspaceで独占公開するやり方ってものすごくカッコ悪い気がする。
カテゴリー: 映画の雑記
アカデミー賞
まだこれを書いてる時点では発表されてませんが、やはり今年のオスカー絡みのネタで一番面白いのは「マイケル・ベイが最新のCGI技術を駆使して、自身のオスカー受賞映像を作る!」という「オニオン」のパロディ記事かと。「ブレット・ラトナーの受賞映像が作れるほどの技術はまだ存在していない」というのが痛烈で面白すぎ。
2007年は地味な作品が多いだのスケール感あふれる大作がないだの言ってる人たちがいるけど、むしろ小ぶりの優れた作品がいろいろ並んだということでは当たり年だったと思うんだけどね。「アメリカン・ビューティー」が作品賞をとった1999年だって、当時は大作不在のハズレ年だと言われてたけど、今になって見てみると「ファイト・クラブ」や「マトリックス」「マルコヴィッチの穴」「ストレイト・ストーリー」などなどの傑作が揃った年だったわけだし。「何てったって今年は、ジョニー・デップが主演男優賞をゲットするか? 否か? それしか関心ございません」なんて言ってる奴がよく映画ライターなんてやってられるよな。
「BATMAN: GOTHAM KNIGHT」プレビュー
「Justice League: The New Frontier」の発売が間近なDCコミックスのDVDムービーですが、新作「BATMAN: GOTHAM KNIGHT」のプレビューが早くもネットで公開されてた。この調子だと「Teen Titans: The Judas Contract」よりも先に発売されるのかな。日本のアニメのスタイルになるということで個人的にはちょっと不安があったんだが、プレビューを観る限りなかなかいい感じになりそうだ。デッドショットがかっこいい。6つのショートストーリーからなるアンソロジー形式で、ブライアン・アザレロが脚本を書いた話もあるようなので期待しよう。
今日のウォッチメン
ニューラインをトールキン財団が提訴したことで「ホビットの冒険」が作られなくなるんじゃないのか?というのが巷でニュースになってますが、なんかフォックスもワーナーに対して「ウォッチメンの映画化権はオレらが持ってんじゃい!」と訴訟を起こしたらしいぞ。
「ウォッチメン」のコミックはワーナーの子会社であるDCコミックが権利元なのに、なぜフォックスがこんな主張をできるのかと思ったら、はるか昔にフォックスが映画化を試みたことがあって(サム・ハムが脚本書いたやつだ)、そのときの映画化権はまだフォックスが保持してるということらしい。映画の製作が進んでるときにこんな訴訟を起こすなんて、なかなかアコギよのう。まあ映画化権にまつわる訴訟なんてのは犬のゲロのようなものでまっとうに片付いたためしがないのですが、今回もいろいろ裏で交渉があった末にウヤムヤになるんじゃないかと。個人的には製作中止になっても別に構いませんが。
ロイ・シャイダー死去
「ジョーズ」のほかに観たことある映画といえば…「2010」「ブルー・サンダー」「マラソンマン」あとテレビで「シークエスト」あたりか…オタク好みの映画に出てる割には、個人的にはあまり印象に残らない人だったような…「フレンチ・コネクション」はジーン・ハックマンだけが目立ってたし、「オール・ザット・ジャズ」は未見。やはり「裸のランチ」のあやしい医者の役が俺にとって一番よかった俳優だった。合掌。