アカデミー賞

近所の2番館へ「Life Aquatic with Steve Zissou」を観に行く。日曜の午後だからか子連れ客でごったがえしてた。ほのぼのしてていい雰囲気である。菓子を食う音とかがうるさかったけど。
個人的にはウェス・アンダーソンはアレキサンダー・ペインと非常に近い一に存在していて、アンダーソンの方が常に一歩リードしてるような感じだったけど、今年は「Sideways」でペインが一気にスポットライトを浴びたような気がする。まだ見てませんが。で「Life Aquatic 」自体はアンダーソン監督見事に失速、という内容だった。詳細はまた今度書きます。 んで夜はオスカー。「ミリオンダラー・ベイビー」が「アビエーター」をノックアウトした夜、という感じ。あの映画のどこがいいんだか俺には分からないんだが。個人的には「インクレディブルス」が「シュレック2」を打ち負かしたのが嬉しい。クリス・ロックの司会は面白いじゃん。露骨なブッシュ批判をやって拍手喝采を受けるのはさすがハリウッド。

賞といえば今年のラジー賞はスゴかったらしい。「キャトウーマン」で最悪女優賞を穫ったハリー・ベリーが何と自ら受賞に行き、「チョコレート」でのオスカーのスピーチをパクったスピーチをやって「こんなクソ映画をやらせてくれたワーナーに感謝します」とか言ったり、エージェントを呼びつけて説教したりと大活躍だったとか。さらには「いい勝者になるためには、いい敗者になれとママに言われて育ったの」なんて名ゼリフをきめて会場は拍手喝采だったらしい。見直したぜハリー・ベリー。

History Of Violence

カナダを代表する映画監督デビッド・クローネンバーグの新作「History Of Violence」の試写が行われたとか。去年の10月くらいにクランクアップしてたという話は聞いてたが、ついに完成間近か。クローネンバーグ作品であることに加え、原作が「ロード・トゥ・パーディション」と同じパラドックス・プレスの作品(つまりコミック)なので非常に興味がある。かなりグロいシーンのあるコミックだけど、どのようにクローネンバーグは映画化してるんだろう。,’923742′); return false;”>トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]

クラークス

雨がしとしと降るなか、映画教室へ行く。 先週に引き続きスタッフの役割についての説明をうけたあと、低予算映画の金字塔、というわけでケヴィン・スミスの「クラークス」を見せられる。
もう5回くらいは見てる作品なので、さすがに目新しさはない。初めて聞いたときは死ぬほど笑った「デス・スターの大工」ジョークも平凡に聞こえてしまう。字幕なしで見てみると皆の演技がいかに下手か、というのがよく分かったが。まあ無名の役者ばかりだからね。でも最近のケヴィン・スミスの作品に比べればずっと面白い。

THE NOMI SONG

ニューウェーブ時代の鬼才オペラ・ロック・シンガー、クラウス・ノミの伝記映画「THE NOMI SONG」のトレーラーが公開されている。えらく面白そうだ。
「エイズが世界的に有名になる前にエイズで死んだ」という理由だけで日本のサブカルかぶれの連中の格好のネタにされてるような人だが、その実像は非常に天才的な人だったのではないだろうか。俺もそんなに詳しくないんで偉そうなこと言えないけど。カナダでは公開されるのだろうか。

How Low Can U Go?

上層部のゴタゴタが未だに収まらないディズニーだが、「南極物語」のリメイクに続いて「魔女の宅急便」をリメイクするほか、「トイ・ストーリー」などのピクサー映画の続編を作る(もちろんピクサー抜きで)部門を立ち上げるとか。創造性のカケラも残ってない会社なんだろう。以前にもバズ・ライトイヤーのアニメを作って酷評されてるハズなのだが。