木曜日の疲れもあったし、雪がちらついていたこともあって食料の買い出し以外は外出せず。ちらついていた雪が午後になってどんどん積もって行く光景はなかなか美しい。DVDで「ライフ・オブ・ブライアン」を観る。期待していたわりにはあまり面白くなかった。パイソンズの映画って、どうしてもテレビ版とノリが違うのでテレビの雰囲気を期待すると肩すかしをくらってしまうのかもしれない。エリック・アイドル率いる「決死集団」のネタは面白かったけど。DVDの特典には撮影当時のドキュメンタリーがあったけど、マイケル・チャップマンってこの頃からカミングアウトしてたんですね。
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スーパーサイズ・ミー
マーヴェルのコミック「サブ・マリナー」の映画版の監督がクリス・コロンバスに決まったとか。海パンをはいた不良男児ことサブ・マリナーはマーヴェル古参のヒーローとはいえどうも好きではないのだが、それに加えてクリス・コロンバスじゃねえ…。アニメだけど「インクレディブルス」があれだけ完璧なスーパーヒーロー映画になってしまったために、あれを超える作品はなかなか出てこないんじゃないか。「スーパーマン」とか「バットマン・ビギンス」などはまだしも、「ファンタスティック・フォー」とか「エレクトラ」は期待できないような気がする。
天候は良くなかったけれど、久しぶりにダウンタウンに行って買い物をしてくる。クリスマス商戦ということでどこの店も混雑していた。「スーパーサイズ・ミー」と「エターナル・サンシャイン」のDVDも借りてきた。相変わらずメジャーな作品ばかりだが、まあいい。
夜はさっそく「スーパーサイズ・ミー」を観る。とりあえずポップコーンとか食べながら観るのはやめたほうがいい作品。自分の食生活を見直すきっかけを与えてくれるんじゃないでしょうか。
Bubba Ho-Tep
DVDで「Bubba Ho-Tep」を観る。テキサスの老人ホームで生きていたエルビス・プレスリーと、JFKだと自称する黒人の老人が、甦った古代エジプトのミイラと戦うという変な話。監督が「ファンタズム」の人で主演がブルース・キャンベル、とくればB級の王道を行く作品に決まってるわけだが、原作(ちゃんとある)がジョー・R・ランズデールなのでそれなりに話はしっかりしている。逆に言えば話がストレートすぎて破綻してないという不満(?)もあるのだが。特撮とかはしっかりしてるのだけど、やはり低予算なのが露骨に分かるのがちょっと悲しい。ちなみにDVDにはエルビス(に扮したキャンベル)のコメンタリー(スナックをバリバリ食べながら文句をたれるだけ)なんていうイカした特典もついてくる。日本公開はされていないけど、やはり特定のファン層にはとてもウケるんでしょう。
アメリカン・スプレンダー
「アメリカン・スプレンダー」を観る。思っていたよりもずっとオフビートの作品だった。主人公の生活が淡々と語られていくだけの内容。もうちょっとロバート・クラムが登場するかと思っていたが、そうではなかった。主人公本人を登場させるなど、いろいろ工夫してるのは分かるんだけど期待外れかな。どうしても大傑作ドキュメンタリー「クラム」と比べてしまうので。主人公の同僚ですごいオタクの人は面白かったけど。
End Of The Century
近所の映画館へ「End Of The Century: The Story Of The Ramones」を観に行く。タイトルからも分かるようにラモーンズの伝記映画である。役者がそれなりにきちんとセリフを発声するフィクションと違って、ドキュメンタリーはコメントする人がモゴモゴ喋ってる場合が多く、字幕がないと結構理解に苦しむ場合があるのだけど、今回もそんなものだった。特に低い声で話すジョニー・ラモーンと、グチをたれまくるボケた老人のごときディー・ディー・ラモーンが何言ってんのか分からなくなることがあったのが痛い。