「Better Off Ted」鑑賞

iTunesストアで無料配布されてた、ABCのラフトラックなしシットコム。

主人公のテッドは大企業の研究開発部門の中間管理職を勤めるシングルファーザー。倫理よりも利益を優先する会社の姿勢に疑問を抱きながらも、同僚に恋心を抱いたり、部下の管理に手を焼いたり、上司の理不尽な要求に耐えながら、無事に一日を過ごそうとするのでした…といった感じの内容。

ギャグは結構シュールで、俺が観たエピソードでは「黒人に対応しないモーションセンサー」なんてのが出て来てました。これに加え上司役を演じるのがポーシャ・デ・ロッシであることから「アレステッド・ディベロップメント」と比較する声もあるようだけど、主人公のテッドにどうも魅力がないのが欠点かな。オフィスを舞台にしたコメディとしてはNBCの2大巨頭「THE OFFICE」と「30 ROCK」に及ばないものの、決して悪い作品ではないみたいですよ。

最近の新シリーズの常としてシーズン途中に放送が休止され、打ち切りが危ぶまれたらしいが、無事シーズン2も放送されるらしいので今後の健闘に期待。

「THE WIRE」シーズン4鑑賞

前のシーズンからずいぶん間があいてしまった。いちばん出来のいいシーズンなんて評判を聞くと、メシでも食いながら気軽に観る気になれなくてさ。

当然シーズン5は未見なのでこれが本当に最高のシーズンなのかは不明だが、話がここまで進んでくると人物関係とかが非常に複雑に絡み合ってすごいことになってるなあといった感じ。シーズン3以上に市政に焦点をあてた内容になっていて、市長の座を目指すトミー・カーケッティの選挙運動と、彼の当選後に山積みにされた行政上の課題が、汚職にまみれたボルチモアの内情とともに描かれていく。それと並んで大きな焦点をあてられているのが教育制度の問題で、一部の教育者たちの努力にも関わらず、学校の予算の欠如や家庭内の問題などによって生徒たちがドロップアウトしていくさまが、4人の少年たちを中心に語られていく。地上波のテレビ局ではセレブな白人のティーンたちによる学園ドラマが相変わらずお盛んですが、それに対して黒人しかいない学校の物語というのは非常に斬新に感じられた。不遇な目に遭うのが子供たちということで非常に後味の悪い結末を迎えることになるけど。

なお刑事ドラマとしての部分は、犯罪班が最後まで結成されないことなどから捜査が一向に進まずかなり欲求不満な出来。ここらへんはシーズン5で挽回されることに期待しましょう。マルロ・スタンフィールドの一味って狡猾すぎるせいか、バークスデイル一味に比べてなんか面白みがないんだよな。

日本でも学級崩壊なんて騒がれてるけど、アメリカに比べればまだ可愛いもんですよ。医療制度にしろ教育制度にしろ、彼の国はどこかで進む道を選ぶのを誤ったんだよな。日本が同じようにならないことを願うばかりです。

「FUTURAMA」復活!

Sweet Zombie Jesus!

おとといくらいからネット上でウワサが飛び交っていたんだが、ついにコメディ・セントラルが「フューチャラマ」の新エピソードを製作することを発表したそうな!DVD ムービー4本の評判はまちまちだったとはいえ、フライやリーラたちの活躍が再び観れるのは嬉しいこってす。

打ち切られたフォックスのアニメがDVDのセールスなどに支えられて復活するのは「ファミリー・ガイ」もそうだったけど、今やあのフォックスは「ファミリー・ガイ」とそのスピンオフ作品にべったりですからね。俺はあの一連の作品は大キライだけど。その一方でもっと評価されるべき「フューチャラマ」を救ったのはケーブル局だというのが、最近の地上波局の動きを象徴してるのかもしれない。何にせよ来年のシリーズ再開が楽しみではある。

スティーブン・コルベアー対イラク

The Colbert Report Mon – Thurs 11:30pm / 10:30c
Obama Orders Stephen’s Haircut – Ray Odierno
colbertnation.com
Colbert Report Full Episodes Political Humor Stephen Colbert in Iraq

今週の「コルベアー・レポー」はイラクで撮影されたものになるらしいぞ。戦場でニュース番組以外の番組がまるごと撮影されたのは米軍サービス機関(慰問団)の歴史でも初のことなんだとか。サダム・フセインの宮殿で兵士たちを前にしたコルベアーのパフォーマンスは通常に比べて多少ぎこちないところがあるものの、オバマの命令により頭を丸刈りにさせられるなど、体を張った演技を見せてくれている。

これに加えて今週はニューズウィーク誌で初のゲスト編集者になるなど、コルベアーの勢いはとどまるところを知らないすね。

「ROYAL PAINS」鑑賞

昨日に続いてお医者さんの新作ドラマ。こちらはUSAネットワークから。

ニューヨークの病院に勤めているハンクは敏腕で心優しい医師だったが、病院に援助をしていた富豪を死なせてしまうという不運に見舞われ、解雇されたうえに他の病院では働けない身分にされてしまう。婚約者にも見放され自暴自棄になった彼は、弟に促されてロングアイランドの金持ち向けリゾート地へ週末旅行をすることに。そこで開かれたパーティーで危篤状態に陥った客を偶然救った彼は、地元の有力者に気に入られ、スキャンダル隠しなどの理由で病院に行けない金持ちたちを助けるプライベートな医者(こういうのをConcierge medicineと呼ぶらしい)として仕方なしに働くことになって…というような話。

リゾート地が舞台であることから、同じネットワークの「BURN NOTICE」と比較されてるみたいだけど、あれほど面白くはないにしろまあ悪くはないかな、といった作品。海辺のおねーちゃんたちが出ているだけでもある程度は絵になりますからね。むしろ同じネットワークでは「PSYCH」のような、とりあえず手軽に観れる作品になるんじゃないかな。患者たちがワガママな金持ち連中だというのがムカつくのと、主人公がチビでO脚だというのが後になって問題になってくるかもしれないが。

ちなみにいまオバマが保険制度を改革しようといろいろ苦労してるみたいだけど、もしあれが成功したらこうした医療ドラマの内容も変わってくるんですかね。アメリカの医療システムって他国から見るとどうも理解できない点が多いんだよな。