ブルージェイズ対レッドソックス

FEVER PITCH」を観たから…というわけではないが、ロジャースセンター(旧名スカイドーム)までブルージェイズ対レッドソックス戦を観に行く。ブルージェイズのホーム開幕戦ということで非常に多くの人が来ていた。開幕式には元ガンズ&ローゼスのスラッシュがカナダ国歌をギターで弾き、始球式をカナダの人気コメディ「TRAILER PARK BOYS」のキャストが行うという余興があったらしいものの、人が多いせいかチケット確認がモタついてたので30分以上も列で待たされてしまい、ようやく会場に入ったら既に2回の裏だった。何やってんだチケット係。

試合はホームランやジェイズのエラーなどにより、終止レッドソックスのリードで進行。最終回には1点差に追いついて満塁のチャンスが訪れたものの、一歩届かずに6−5の僅差で破れてしまったのは残念。レッドソックスの数名を除けば知らない選手ばかりだったけど、いい内容の試合だったので満足できたかな。

それにしても観客が場内に物をバンバン投げ込んでるのには驚いた。

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ReelWorld Film Festival

もう4月だというのに昨日から悪天候が続いていて、強風に加えて雪(ミゾレか)がガンガン降り「シン・シティ」状態になっているなか、映画祭のボランティアの説明会に行ってくる。

ネット上で募集を見かけたものだが、どうやら「ReelWorld Film Festival」という名前の小さな映画祭で、「ホテル・ルワンダ」などのプロデューサーなんかが顔を出すとか。ダウンタウン南部にある行きつけの映画館で開かれるらしく、それなりに楽しそうだ。。

ただ説明会自体はお粗末なもので、資料を数枚渡されたあとに「入り口の用紙に希望する日時と部署を書いてってください。詳細はおってメールで連絡します」というだけのもの。ずぶ濡れになって来た意味がないがな。

現在やってる美術館のボランティアもそうだが、トロントはとにかくボランティア活動が盛んだ。今日の説明会は2回目のものだったそうだが、30人くらいの人がやって来てたと思う。職のある人も「休日の余興」みたいな感じで気軽に参加してるらしく、皆が自分の時間と労力を無償で提供してる姿には好感がもてる。

欲望都市

何気なくチャイナタウンのDVD屋(もちろん全部ブート品)を物色してたら、「SEX AND THE CITY」の中国語題が「欲望都市」であることを知って爆笑する。直訳といえば直訳なんだろうけど、まるでハードノベルスの題名みたいだ。

SPIKE LEE SPEAKS OUT IN TORONTO

映画監督のスパイク・リーの講演会が昨日トロントであったらしい。

講演会のことは事前に知っていたものの、42ドルという入場料に文字通りエクスプロイテーション的なものを感じたので行かなかった。しかし人の感想をネットで読む限り、講演の内容はずいぶん奥の深いものであったらしい。そして講演のあとにQ&Aの時間があったのだが、監督に自分を売り込もうとする連中がろくでもない質問ばかりしてたとか。日本にもいるよね、こういう人たち。

しかし映画とエクスプロイテーションの関係について「ボーイズ’ン・ザ・フッド」を例にした質問が挙げられたとき、何と「ボーイズ〜」の監督であるジョン・シングルトン(現在トロントで撮影中)が客席から突然現れて質問に答えたとか。カッコいいぞ、シングルトン。