「WAREHOUSE 13」鑑賞

“Sci-Fi”改め”Syfy”チャンネルの新作ドラマで、まあ要するに「Xファイル」と「メン・イン・ブラック」を合わせたようなやつ。

舞台となるのはサウスダコタの人里離れた荒野のど真ん中にある、異様にバカでかい倉庫「WAREHOUSE 13」。そこには謎めいた力を持つという様々な歴史上の遺物が保管されており(「レイダース」の最後に出てくるやつに似ている)、なぜかそこに転勤させられたFBI捜査官のピーターとマイカは、倉庫の管理人で変人のアーティーに命じられてアメリカ各地にある遺物を集めることに。しかしそれらの遺物の持つ力によってトラブルが巻き起こり…といった感じのストーリー。

全体的にコメディ・タッチであることと、謎めいた場所にきて困惑する主人公という設定は同じネットワークの「ユーリカ」に通じるものがあるかな。パイロットが90分あるために冗長な感じがするところも「ユーリカ」と同じ。話の設定自体はありきたりだし、派手なアクションも少ないものの、俳優たちはいい感じを出しているので、うまくいけば結構面白いシリーズになるかもしれない。

でもこういう内容の番組だったら、やはり「THE MIDDLEMAN」のほうが10倍くらい面白かったんですけどね。

ロバート・マクナマラ死去

NYTの記事より:

“We burned to death 100,000 Japanese civilians in Tokyo — men, women and children,” Mr. McNamara recalled; some 900,000 Japanese civilians died in all. “LeMay said, ‘If we’d lost the war, we’d all have been prosecuted as war criminals.’ And I think he’s right. He — and I’d say I — were behaving as war criminals.”

鬼畜ルメイと組んで東京の爆撃を計画した人が、2009年になって他界するということに、歴史の厚さのようなものを感じずにはいられないのです。というわけで「フォッグ・オブ・ウォー」をみなさん観ましょう。

ちなみに「13デイズ」でディラン・ベイカーが演じたマクナマラは非常にカッコ良かった。

最近のワールド・パーティー


名曲「プット・ザ・メッセージ・イン・ザ・ボックス」の素晴らしいアレンジ。ワールド・パーティーって実は俺が初めてライブを観に行ったバンドでして、結構思い入れがあるのです。もう20年近く前になるけど、アンコールでベーシストが「ジギー・スターダスト」を歌ったことなんかは鮮烈に覚えてたりする。

カール・ウォリンジャー(ウォーターボーイズのキーボードやってた人だよ)は2000年ころに脳動脈瘤を患ってたらしいが、この動画(2006年撮影)を見る限りでは無事に回復しているようで何よりです。

“メッセージを箱に入れて/箱を車に積み込もう/そして世界中を走るんだ/メッセージが聴かれるまで”

「MAKE IT OR BREAK IT」鑑賞

器械体操のオリンピック選手を目指す少女たちを描いたABCファミリーの新作ドラマ。例年ならABCファミリーの番組なんてなんの興味もないのですが、去年は突発的に「THE MIDDLEMAN」という大傑作が出てきてしまったので、今年もそんな傑作が出てこないかとりあえず観てみようと思った次第です。決してレオタード姿の女の子たちを見たかったとかそういう理由ではないので誤解なきように。

コロラドはボルダーにあるジムに主人公がやってくるところから話は始まるんだが、内容はもう笑っちゃうくらいに少女マンガの世界をなぞっておりまして、主人公はもの静かで心優しい子なんだけど家が貧乏で、おまけに足が不自由でハインラインを読んでるようなオタクの弟がいたりする。これに対して主人公の才能を敵視するライバル役のビッチな娘は家が金持ちで、加えて父親はジムに出資してる有力者だという設定。そして例によって落選の危機に焦ったビッチな娘の策略によって主人公の跳躍板がずらされ、主人公が負傷するなんていうコテコテの展開もありまっせ。こういう話ってアメリカも日本もあまり変わらんなあ。

でもABCファミリーなので「ゴシップ・ガール」などのプライムタイム番組に比べると内容はそれなりに低年齢層向けに健全で、少女が苦境にめげずに健闘する物語としては結構楽しめるかもしれない。あと明らかに低予算ながらも体操のシーンとかはかなりきちんと撮影されていた。しかし黒人をはじめとするマイノリティが1人も登場しないのはどうかと思うけどね。いくらボルダーだからって体操やってる黒人くらいいるだろうに。

何にせよ俺としては、こんな番組を作る余裕があるんだったら「THE MIDDLEMAN」をABCファミリーにはぜひ復活させてほしいところです。

うちの幸福さん

なに、幸福実現党って都議選は全区から出馬するわけではないのか。

たまたまうちの選挙区からは出馬するらしいんだけど、その方は高校中退後から20年のあいだに「工業→運送→飛行場→印刷→企画→個人事業」と渡り歩いた、なかなか彩やかな経歴を持ってる人らしいぞ。本来ならば最後の個人事業(法人化までしてる)のところを自慢しそうなものだが、逆にそこだけ内容が不明だというのが謎ではある。

党のホームページには各候補の経歴が紹介されていて、みんな微妙な経歴を持っているのがなんか面白い(別に一流企業を出ればマシな政治家になるというわけでもないけど)。人生のどこらへんでカルトに目覚めたんだろう。

ちょっと意外だったのが98年まで入局していて、2008年に再入局したという候補。あそこって出戻りOKなところだったんですね。その10年のあいだに何があったんだろ。

あと主要政策にあげてる「3億人国家の実現」は結構ですから!この狭い国土にこれ以上住人を増やしてどうするんだよ!