「流れよわが涙、と警官は言った」映画化へ

「ターミネーター」シリーズの映像権を持っているハルシオンという会社があって、そこはP.K.ディックの小説の映像化権もごっそり持っているそうな。そこで第一弾としてあの名作「流れよわが涙、と警官は言った」を映画化することになったらしい

こないだは「ユービック」の映画化の話があったけど、なかなかみんな濃い小説を選んでおりまして、どのように映像化されるのか興味あるところです。監督はぜひクローネンバーグで…。

化け物ザメ vs 巨大タコ

「MEGA SHARK VS. GIANT OCTOPUS」というC級DVDムービーだそうな。デビー・ギブソンが何でこんなところにいるんだよ!俺はティファニーのほうが好きでしたが。

しかしタコの触手ってのはやはりCGよりもストップモーションのほうが動きに味があるよな。ハリーハウゼン先生の「水爆と深海の怪物」とか。

ウディ・アレンの新作


相変わらずコンスタントに映画を作っているウディ・アレンの新作「Whatever Works」はラリー・デイビッドが主演らしいぞ。

アレンの映画って彼が出演してないものでも、自分の分身である神経質で気後れする男性がよく主役になってるんだけど、それってデイビッドがCurb Your Enthusiasm(ラリーのミッドライフ★クライシス)で演じているキャラと多分にダブるところがあるので、アレン&デイビッドのタッグは相乗効果により結構面白いものになるかもしれない。

余談だけど「びっこ」という言葉が差別用語扱いされるようになったおかげで、世の中の映像翻訳者はLimpという言葉を訳すのにいつも苦労するんじゃないだろうか。いちいち「足が不自由」なんて訳してられないだろうし…。

メビウスの講演会

バンドデシネ(フランス圏のマンガ)は必ずしも大ファンではないのですが、その第一人者であるアーティストのメビウスことジャン・ジローが来日して講演を行うということなので明治大学まで行ってくる。

1200人入るという講堂はほぼ満席。メビウスの作品って日本では殆ど翻訳されてないのにこれだけ知名度があるというのは、大友克洋をはじめとする人気マンガ家たちが影響を受けたことを公言しているからなんだろうな。講演では自分の経歴や日本のマンガの印象について語ってたりしたけど、正直あまり目新しいことは語ってなくて、むしろゲストとして招かれた浦沢直樹と夏目房之介による、日本のマンガ家がいかにメビウスの影響を受けたかというトークのほうが面白かったかも。70年代から80年代前半にかけての頃って、SFというジャンルに対する熱気が今とは違ってたんだよな。その頃に登場してきたマンガ家たちがメビウスの独創的なスタイルに影響を受けたわけで。

講演会の司会進行とかはちょっとグダグダ気味で、竹熊健太郎氏のブログを観る限りでは精華大学での講演会のほうが面白そうだった感じもするけど、無料の講演会だったし良かったんじゃないでしょうか。

ちなみにバンドデシネといえば20年くらい前にHEAVY METAL誌で連載されていた「The Waters Of DeadMoon」という作品を長らく再読したと思っているのですが、あれって英語版は単行本化されてないのかなあ。

誕生日

“時間はおかしなものさ。とても不思議なもんだ。若い頃は時間があり余ってる。数年をあちらこちらで無駄にしても、別に大したこたあない。しかし年をとるにつれて思うようになる。「畜生、俺にはあと何年残ってるんだ?俺にはあと35回の夏しかない」とね。考えてみろよ、35回の夏だとさ。”
   「ランブルフィッシュ」より

俺にあと35年残ってるかは分からないけど、仮にそう考えると人生の折り返し地点に来てしまったのか。何かもう見栄と惰性で生きてるような気がするし、今後もそうして生きていくのかなあ。周囲の人は家を買ってたり結婚して子供がいたりするけど、ああいう責任重大な生き方というのは俺たぶん無理なので、無責任に趣味に生きていくことにいたします。1人のほうがいろいろ楽そうじゃん。彼女くらいは欲しいですが。

というわけで今後もよろしく。