「スター・トレック」の続編

公開が待たれる劇場版「スター・トレック」ですが、早くも続編の製作が決定したそうな。よって興行成績を上げて続編を作らせるという我々ファンの目的は公開を待たずして達成されたので、各自劇場には行かず自宅で待機するように…というわけにはいかないか。

「2」ということはカーンは出てくるのかカーンは。個人的にはここ最近完全に「いい人たち」になってしまった感のあるクリンゴン人の中から極悪非道な悪役が出て来て欲しいところです。あとこの映画、プロモーションに時間かけるのはいいんだけど5分〜10分単位の「チラッと公開」をいろんなところでやってるもんだから、既に半分くらい観てしまったような気がするのです。

「SOUTHLAND」鑑賞

こないだ15年の歴史に幕を閉じた「ER」の後番組となる、同じくジョン・ウェルズ製作のTVシリーズ。タイトルから分かるようにロサンゼルスを舞台にした警察もので、制服組やスーツ組の警察官がさまざまな事件に立ち向かって行く群像劇というスタイルは「サード・ウォッチ」に似ているかな。

ウェルズ作品ということでそれなりに凝ったつくりになっているものの、あまり目新しさは感じられない。初めて人を撃った新米警官の話とか、もう何百回もテレビで見たシチュエーションがまた繰り返されているという感じ。それとメインキャラクターの大半が白人で、黒人とヒスパニックがゴロツキ程度の存在として描かれているのが気になる。やっぱね、「ザ・ワイヤー」を観てしまうと他の警察ドラマがとても安っぽいものに見えてしまうのですよ。

NBCはそれなりに力を入れて宣伝するだろうけど、この第1話以上の出来をもった話が続かない限り、あまり長続きしないんじゃないかと思わせられる作品。

イエスメン、世界を直す


イエスメンのドキュメンタリー第二弾「The Yes Men Fix the World」がいつの間にか完成していて、すでに映画祭などで公開されているらしいぞ。

今回はプロの監督ではなくイエスメン自身が監督を務めたらしく、トレーラーの出来はイマイチなんだけど本編はどうなんでしょうね。日本で劇場公開される日は来るのかな。

帰国

ああ疲れた。ヒザが痛い。行きと違って帰りは良質の映画を2本観た。

まずは「フロスト/ニクソン」。フランク・ランジェラがニクソンよりもプレジネフに似ているという点に目をつむれば、インタビューにまつわる葛藤がうまく描かれた作品。インタビューがウォーターゲートの核心に迫るにつれ2人の背景が暗くなっていく演出も巧み。でもこれって歴史的背景が異なる日本じゃまずヒットしないだろうね。

そしてアカデミー賞受賞の「スラムドッグ$ミリオネア」。確かに感動的で素晴らしい出来の作品。これはみんなにお薦めします。ダニー・ボイルはその映像美にかなり独特のセンスをもった監督だと思うんだが、この作品でそれが頂点に達したような感じ。これ以上やるとたぶんコテコテになりそうなので、次の作品ではスケールバックするのか、それとも別の方向に行くのかにも期待したい。

出張中

またおフランスより。
いちおうリゾート地のようなとこなんだが天気は悪かったりする。

行きの飛行機ではゴミ映画を2本観た。まずは「地球が静止する日」で、何の理由でリメイクしたのかまったくもって不明な作品。感情のないエイリアンに仏頂面のキアヌ君を持ってきたのは分からなくもないが、いかんせん表情のない主役というのは観ていて退屈。ジェニファー・コネリーも相変わらずの「困ったママさん」という表情をしてるだけだし。脇役にもジョン・クリーズとかキャシー・ベイツとかカイル・チャンドラーとかいい役者を使っておきながら、みんな芸を殺すような役回りにしているのが最悪。あとオリジナルではあれだけ重量感があったゴートが、今回はサイズがデカくなっているくせにやたら軽く感じられる。ああいうのを観ると、CGが映画をつまらなくしているというのを実感しますね。

で次は日本未公開の「マックス・ペイン」。原作のゲームってよく知らないんだけど、何をやりたいのかまるで分からない作品。スーパーナチュラルなものかと思いきや全然そうでもなくて…。マーキー・マークはキアヌ同様に表情がいつも一緒だし。いくら薬でハイになっているからって、至近距離から撃たれて死なないというのはズルいよなあ。あとここ半年でオルガ・キュリレンコの出てる作品を3本観たけど、みんな「ワンピースを着た、淫らそうで実は筋の通ったねーちゃん」という役回りなのは何故なんだろうか。

こんな映画を2本観るよりも「チェンジリング」を観ればよかったと至極後悔。