京都相撲を復活させよ

その昔、明治の初期のころに京都相撲というものがありまして、詳しくはここらへんを読んでみると分かるんだが、要するに東京相撲(と大阪相撲)の陰にかくれたマイナーリーグ的な相撲団体であったらしい。いちおう大碇のような横綱も輩出したわけだが、いかんせんマイナーな存在であり、いっそのこと海外で名を成そうと渡欧したのはいいが、いろいろな災難にあって世界各地を転々とする結果となり、そのまま南米で消息を絶ったというところに、マイナー団体のトホホ感と冒険精神の両方が感じられて俺はとても惹かれるのです。

んで最近ゴタゴタ続きの相撲界ですが、いっそのことこういうマイナーリーグというか別団体のようなものを作って、国技館には出場しづらくなった連中を加入させるというのはどうだろう。メインの興行場所を海外にして、相撲のことを世界に知らしめる花相撲の団体にするとか。相撲協会とは別団体なので不祥事があっても協会は責任とらずに済むし。よってオランダで葉っぱやっても、シベリアで熊と戦ってもオッケー。そのまま南米でゲリラに雇われるとか、アフリカでクーデターに参加してスモウランドを建国するとか、いろいろ面白そうなことをやってくれそうなんだがどうよ?

アップルの新作発表

まあ想定されていた範囲内か。iPod nanoのデザインのリークが今回はずいぶん早かったな。音楽を外で聴かない人なのでiPodの新機種にあまり興味はないのですが、iTunesストアにNBCが戻ってきたことが興味深い。一時期はあそこの社長が「ダウンロード商法を無茶苦茶にしたのはアップルだ!」なんて逆切れしてhuluだけに番組を提供してたわけだが、結局戻ってきたところにダウンロード商売に対する業界の迷走ぶりがみてとれる。あと新しいビジュアライザはけっこう美しい。Geniusオプションは興味なし。

今回はiPod用の発表会だというのが事前から明らかだったわけだが、デスクトップまわりの新作発表はいつやんのかな。いま母艦としてつかってるMacMiniは2年くらい前のモデルながらコンパクトで十分に使えるのですが、映像編集とかするのにもうちょっとパワーがあるマシンも欲しくて、かといってMac Proじゃデカすぎるし、iMacくらいのスペックでディスプレイなしのモデルとかがあればいいんだけど、最近はデスクトップに力を入れてなさそうなので期待薄かなあ。そもそもMacMiniって今後も継続されるのか?

俺の脳ミソの性別

「あなたの脳の性別を測りましょう」なんていう長ったらしいテスト(本当に長い)がBBCのサイトにあったので受けてみた。で結果がこれ:

どうも俺は非常に女性的な脳を持っているようで。だから女にモテないのかな。かといってホモっ気があるわけでもないのですが。まあテストが英語だったり、結構適当に受けたというのも影響してるのかもしれないが、結果の解説(これも長い)を読むと「あなたは男性ホルモンが足りないです」と遠回しに言われてるような気がして、まあ。

「ガンダーラ」鑑賞

「ファンタスティック・プラネット」や「時の支配者」などで知られるフランス・アニメの重鎮、ルネ・ラルーの「ガンダーラ」(1988)を観た。

地上の楽園ガンダーラでは人々と動物が平和に暮らしていたが、そこに何者かが攻撃をしかけ住人たちを石化させてしまう。事態を重くみたガンダーラの指導者たちは、シルバンという若者を調査に派遣させる。ミュータントたちの住む土地を通り抜けたシルバンが見たものは、石化光線を放つ黒いロボットの集団だった…というような話。

事件の黒幕というかロボットたちを操る存在のところまでシルバンが比較的容易に辿り着いてしまうので、一瞬あれ?と思うんだけど、そこからの展開が長い。ガンダーラにロボットたちが侵攻するなか、突然シルバンは1000年もの睡眠に入ることになって、目が覚めたかと思たら知り合いのミュータントがいて「お久しぶり!」なんて言い合うし、1000年後の世界に来たという雰囲気がまるでないんだよね。「時の支配者」では最後に突然タイム・パラドックスが出てきてそれなりに意外性があったけど、この作品ではプロットを不必要に難解にしてるような気がする。

ルネ・ラルーの作品のストーリーテリングって日本人のテイストからすると徹底的に「何か」が欠けているところがあって、それはそれで異国情緒というかセンス・オブ・ワンダーの感じを生み出しているんだが、この作品ではそれがいまいち弱いかな。もしかしたらこれはアニメーションの出来が良いことに起因してるのかもしれなくて、「ファンタスティック・プラネット」では動きの少ない絵本のような作画スタイルにおいて人間が狩られ殺されていく描写がとてつもなくインパクトがあったけど、この作品はアニメの出来がいいだけに逆に「見慣れた」感じがしてしまうのかもしれない。それでもガンダーラの奇妙な動植物とかミュータントの描写は、日本のアニメじゃまず目にしないものなので見てて楽しいけどね。

この作品よりも「ファンタスティック・プラネット」や「時の支配者」を先に観ましょう、といった出来の作品。

アロノフスキーの新作

ベネチアで金獅子賞か。へえ。

今までの作品とはずいぶん違ったものになってるみたいだけど、評判はいいので期待したいところ。

ちなみにこの映画の脚本家は「オニオン」の元スタッフ。「The Onion Movie」の脚本書いた人の作品が国際的な評価を受けようとは、誰が想像できたことかしらん。