「DOCTOR STRANGE」鑑賞

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マーヴェル・コミックスのオリジナルDVDムービー第4弾「DOCTOR STRANGE」を鑑賞。「HOT FUZZ」よりも後に注文したのに先に届いた。今までの3作品の出来がどれも非道いものだったので、まるっきり期待しないでみたけど、やはり内容には失望させられた。

アニメの出来が悪いのは今に始まったことじゃないんで何も言わん。ただストーリーに関しては、前作の「IRON MAN」 のときも感じたことだけど、主人公のオリジン(ヒーローになるまでの話)を長々と描いているために、主人公が終盤間際まで自分のパワーを使いこなせずにオロオロしてるのは観てて何かまどろっこしいんだよな。アイアンマンやドクター・ストレンジをよく知らない人向けの配慮だろうけど、そもそもそんな人はこうした作品を観ないだろうに。俺らみたいなオールドファンは、自らのパワーを最大限に駆使して悪と戦うヒーローの姿が観たいのにさ。その一方でドクター・ストレンジの従者ウォングの設定が原作と大きく異なっていて、ファンを裏切るような内容になっているのにはガッカリ。むしろスティーブ・ディッコ時代の作風に忠実に、ヒッピーっぽいサイケさを出したほうが良かったかもしれない。

ちなみにマーヴェルはここ1年くらい「ドクター・ストレンジ強化運動」を積極的にやっていて、今までは比較的マイナーキャラだった彼が、最近ではいろんなコミックに登場して大活躍していたりする。今回のDVDムービー化もその一環なんだろうけど、なんでドクター・ストレンジなんかをプッシュしてるのかね。魔法使いのキャラクターってのはその能力がはっきりと定義されておらず、その場にあわせて都合のいい魔法を繰り出すことから、むしろ脇役に徹したほうがいいキャラだと思うんだけどね。DCコミックスでは魔法を使うキャラの層が厚く、イギリス人のライターたちが大人向けのストーリーにうまく取り込んだことでキャラクターを活性化できた感があるけど(ニール・ゲイマンの「BOOKS OF MAGIC」は特に秀逸)、マーヴェルにはそうした下地がないからなあ。

とりあえずマーヴェルはアニメーションのスタッフを総入れ替えしたほうがいいんじゃないかと本気で思います。

「HOT FUZZ」が届かん

なんか日本公開が未定らしい「HOT FUZZ」ですが、8月の初頭に米アマゾンにDVDを注文したのに、到着予定の月末になっても届かないから文句言ったら「もう1週間待て」と返事が来たのでダメもとで待ってみたけど、やはり到着しないので「商品が行方不明だ!送り直せ!」とクレームつけたら「分かった、再発送する」との連絡はきたけど、なんと到着予定日が9月27日だって。フェデックスかなんかで速攻で送って誠意を見せんかい!バーカ、アーホ、もうアマゾンなんぞで買い物はしない…わけにはいかないんだよなあ。今までは結構サービスよかったし。商品が到着してないのに「あなたが買った商品をレビューしましょう!」なんてメールが来たときはさすがに怒ったが。ああ早く観たい「HOT FUZZ」。

ちなみにこないだイギリスで公開されたサイモン・ペッグの新作は監督が「フレンズ」のデビッド・シュワイマーで脚本がマイケル・イアン・ブラックらしいぞ。なんか意味不明の組み合わせ。

「ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展」鑑賞

原宿でやってるヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエルの展覧会を観に行く。シュヴァンクマイエルといえば「不気味なストップモーションアニメ」の作家としてのイメージが強いけど、意外にも今回はコラージュやペイント画といった二次元アートが中心のものだった。

展示品は比較的近年の作品が多く、触覚をテーマにしたものや「不思議の国のアリス」をテーマにしたもの、さらには江戸川乱歩の「人間椅子」にインスパイアされた一連の作品などが揃い、老いても相変わらず積極的に作品を作り出していることがよく分かる。個人的には最初に展示されてた、博物図鑑のイラストをコラージュしてつくった不気味な架空の動物群がよかったかな、荒俣宏と大伴昌司とボルヘスあたりをかけあわせた感じで。コラージュのセンスが独創的というか、そもそもどういう発想力をもってしたらあんな作品を生むことが出来るのかと非常に感心。ただし奥さんのエヴァによる一連の絵画はなんとなくシロウトっぽいような感じがしてあまり好きになれなかった。しかしああいった不気味な作品をセコセコと何十年も作り続けている夫婦ってのは凄いよな。仕事をしてないときとかは普通の生活を送ってるんだろうか。

というわけで非常に面白い展覧会だったけど、やはりシュヴァンクマイエルは動画作品のほうがいいなあ。

新型iPod発売

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音楽鑑賞については第2世代iPod Shuffleで十分なので、そんなにiPodには興味ないのですが、新発売のiPod touchは電話機能のないiPhone、要するに高機能のPDAとして使えるかなと思ってるんだけど、テキストとか表の同期・読み込みってどこまでできるんだろう。でもBluetooth搭載してない段階でダメかも。複数のマックとケーブルなしで気軽にデータをシンクできれば非常に魅力的なんですが。米国ではiPhoneの価格がガクンとさがったそうで、いっそそれを買えばいちばん高機能でいいのかもしれない。

あとiPod Nanoの進化は必然的なものなんだろうけど、あの小さい画面でビデオとかカバーフロー機能をつけたからって、どのくらい実用性があるのかは甚だ疑問。

とりあえず個人的には、年末に出るとされるフラッシュメモリ搭載の薄型ノートブックの発売を信じてセコセコと金をためときます。

「BIG LOVE」鑑賞

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前から観たかったHBOのドラマ「BIG LOVE」の第1話がビデオキャストとして無料配布されてたので早速鑑賞。これは一夫多妻の形で暮らすモルモン教徒の家族の生活を描いたもので、アメリカでは現在でもこうして暮らす人々が2万から4万人近くいるんだとか。

主人公を演じるのがビル・パクストンで、彼の3人の妻がジーン・トリプルホーンとクロエ・セヴィニーにジニファー・グッドウィン、共演にブルース・ダーンとハリー・ディーン・スタントン(!)とキャストの面々は非常に豪華。スタントンのオヤジはいつ見てもカッコいいなあ。あとクロエ・セヴィニーはどんどん顔がジェイク・ギレンホールに似てきてるような気がする。

モルモン教徒の生活を批判したり風刺するような描写はなく、3人の妻と7人の子供たちという大所帯における人間ドラマを真面目に扱った作品になっている。ただし主人公の両親がいるコミューンに住む人々はちょっとフリークっぽく描かれてるかな。実際の彼らの生活がどんなものなのかは想像もつきませんが。第1話の展開は期待してたよりも地味だったけど、アメリカでは来年シーズン3が放送予定ということで、様々な出来事が家族に起きるみたいだ。

ちなみに主人公は大規模なホームセンターを経営する金持ちという設定。多くの女と暮らすにはそれなりの金がかかるってことかい。チェッ。まあ女性に金を貢がせた例もこないだ日本であったみたいだけど。