「Privileged」鑑賞

昨日に続き今秋の新作ドラマ「Privileged」の第1話を鑑賞。ニューヨークでしがないタブロイド紙の仕事をやっていた作家志望の女性ミーガンが、ひょんなことでパームビーチの大富豪の家に家庭教師として雇われるものの、スポイルされた小生意気な2人の娘たちに振り回されて…。といった内容のドラマ。

まあCWお得意の、白人でセレブなティーンのビッチたちが出てくる番組。パームビーチが舞台ということでハイソな要素もあるでよ。これにミーガンと姉の確執とか男2人との三角関係とかのプロットが詰め込まれてもうお腹いっぱい。話のトーンが軽めなのと、わがままな娘たちに勉強を教えようと健気に頑張るミーガンの姿には共感できるので「Gossip Girl」みたいに観てて疲れることはなかったものの、話の展開はありきたりだし女の子たちはケバいし、個人的にはもういいやといった作品。

しかしあっちのセレブな娘たちは寝るときも化粧してるのか?

「DO NOT DISTURB」鑑賞

アメリカでは秋のドラマシーズンがそろそろ始まったらしく、iTunesストアで新作ドラマの第1話がいろいろ無料配布されるようになってきた。そのなかから30分シットコムの「DO NOT DISTURB」を鑑賞。

これはマンハッタンにあるホテルを運営しているスタッフの日常を描いたコメディで、AICNなんかではボロクソにケナされていたけど、まあ確かにつまらない作品だった。女たらしの管理人、Big Fat Mamaといった感じの黒人女性、頭がカラっぽの金髪女、口だけは達者な若造など、どこかで見たようなステロタイプの登場人物がたくさん出てきて凡庸なジョークを言い合っているだけだし、わざとらしいラフ・トラックも耳障り。ホテルの話なのに客がろくに出てこなくてスタッフの裏方話しか描かれないというのも違和感を感じる。

あの天才シットコム「アレステッド・ディベロップメント」のライターが創作した作品らしいけど、「AD」のような革新性は微塵も感じられなく、非常にありふれた内容のシットコムになっているのが残念。「AD」つながりで第1話の監督をジェイソン・ベイトマンが務めてるけど、初回の監督を素人にやらせるなよ!管理人役のジェリー・オコンネルは嫌いな俳優ではないが、まあせいぜい数話で打ち切りになる番組でしょう。

「SAMURAI GIRL」鑑賞

タイトルを読んだだけで脱力感に襲われたABCファミリーの番組「Samurai Girl」を観る。

日本の名家で育ったヘブン・コゴ(これで日本人の名前らしい)は親の意向によりサンフランシスコで政略結婚をさせられようとしていたが、結婚式を忍者の集団(!)が突然襲撃し、彼女の兄が殺されてしまう。コゴ家に伝わる刀とともに逃げ延びた彼女は、サムライの奥義を学び、彼女を狙う集団と戦うのであった…。というのがおおまかなあらすじ。ここから「キル・ビル」みたいな暴走した展開を期待する人もいるかもしれないが、アクションはショボいし演技もヘタで、観てて面白いところは殆どなし。「ロズウェル」のブレンダン・フェアが出てるけど、あいつあんなに演技が下手だったっけ。

主人公を含む多くの登場人物が日本人という設定ながらメイン・キャストに日系人俳優がいないことからも分かるように、アメリカの日本に対する中途半端なイメージがそのまま映像化されたような番組。おかげで着物とか建物のデザインは中華やコリアンが入り混じってちゃらんぽらん。いちおう原作があって、キャリー・アサイなる日系人(?)が書いたジュブナイル小説らしいんだが、番組の出来から察するに日本文化の勉強なんてろくにやってないんだろうな。まああれですよ、「ティファニーで朝食を」でミッキー・ルーニーが訳の分からない日本人を演じてたのと同じで、我々日本人としては苦笑いしながら観るしかないような代物。

アメリカは黒人が大統領になりそうだってのに、アジア人は相変わらず理解されてないなあ、と実感させてくれる番組ではあった。