3月になったというのに雪がガンガン降っていて気が滅入る。
おかげでダウンタウンまで「ホテル・ルワンダ」を観にいけなかった。
夜は雪の中をマンガ教室へ。
色使いの基礎的な話(主人公は原色を使い、脇役は二次色で…というやつ)が参考になって面白い。しかし前回提出した宿題の評価はまたしても「C」。俺には絵の才能が無い。
3月になったというのに雪がガンガン降っていて気が滅入る。
おかげでダウンタウンまで「ホテル・ルワンダ」を観にいけなかった。
夜は雪の中をマンガ教室へ。
色使いの基礎的な話(主人公は原色を使い、脇役は二次色で…というやつ)が参考になって面白い。しかし前回提出した宿題の評価はまたしても「C」。俺には絵の才能が無い。
日本の知人と連絡をとるとたまに感じるのだが、どうも俺がトロントで「デカいこと」をやっていると思い込んでる人が多々いるような気がする。具体的に何が「デカいこと」なのかは当の本人も漠然としたイメージしか持ってないんだろうが、俺がこちらではごく平凡な生活をしていて、特に職についてるわけでもないことを伝えると、それは「ダメ」なことであるかのような言い方をされてしまうのだ。もちろんハッキリそんなことを言われた訳ではないが、どうも「俺は単身で海外に渡り成功する」という勝手な期待を抱いているようで。期待に添えることができず大変申し訳ありません。 でも一応言い訳をさせてもらうと、ここ数ヵ月は日本から持ってきた仕事が非常に忙しく職探しなんかやってるヒマはなかったし、週に2日は大学に通って授業を受けている。またカフェなんかで働くよりかは自分の趣味と合っていると思い、美術館でボランティアをしたりしている。決してブラブラしてるわけではなく、むしろ非常に忙しい毎日を過ごしているのだが、これでも「ダメ」なんでしょうか。
確かにまっとうに金になる職に就いてるわけでもないし、キャリアの階段を確実に上ってるわけでもないのだが、日本で毎日会社に通ってた時にくらべれば、とても自分のためになる生活を送っているつもりである。日本で定年になるまで働いて海外にでも行くよりかは、まだ若いうちに経験を積んどこうと思ってトロントに来たわけだが、海外に住むのなんてこれで4回目ですからね。海外で何が期待でき、何が期待できないのかなんてとっくの昔から承知しているわけです。元リプレイスメンツのポール・ウェスターバーグが「成功するためにはLAに移らないといけないと思ってる奴はどうせ成功できねえ」なんて言ってたが、別に海外にいるからって「デカいこと」がやれるとは限りませんよ。
俺もカナダに住んでたって何かしらの限界に突き当たることを理解してるつもりだから、5月くらいに帰国して就職活動をまた行う予定である。日本は就職時の年齢制限が厳しい(こちらでは違法)という現実を考慮すると、あまりこちらに長居できないわけで。傍目には「海外でブラブラしてきただけ」と映るかもしれないが、これが「ダメ」なことだと思うなら勝手に思っててくれよ、という感じである。
でもまた日本での生活がイヤになったら、今度こそはどっかの国に移民申請するかもしれない。
自分にとっては90年代前半最高のバンドの1つであるワンダースタッフが、今度トロントでライブをやることを知り狂喜するものの、彼らのホームページを見てみたら「現在ワンダースタッフとしてツアーしてる連中は、ボーカルのマイルス・ハントと彼のバンドが勝手にそう名乗ってるだけです」といった書き込みがドラマーとバイオリニストの連名で乗っけられてた。90年代後半にケンカして解散し、そのあと再結成していたものの、いつの間にかまたケンカ別れしてたのかい。マーティン・ギルクスのドラミングが間近で見れるかと期待していたのに残念。マイルス・ハントが嫌いというわけではないが、なんか昔の夢が壊されるような気がするので行くのはやめにする。 その代わり、と言っては何だが、ウエディング・プレゼントもライブをやりに来るらしい。こっちはボーカルのデイヴ・ジェッジさえいれば十分ですからね。当然見に行きます。最近のアルバムはどんな感じなのか全然知らないけれど。俺の音楽趣味は90年代前半で停止しているのだ。
昼間は運転訓練。まだ左折がちょっと怖い。無意識のうちに左車線に入りそうになるので。 夜はマンガ教室。前回の宿題の評価は「C」だった。せめて「B」を期待してたのだが。前々回は「D」だったので一応の進歩はあるものの、マンガの道は険しい。単に俺がヘタなだけだが。
運転理論のクラスがあるので、朝からPapeへ。先生はいかにも元ヒッピーという感じの人。授業の内容はいかにも基本的なもの。5車線での右折の仕方などを教えられるのが日本とは違うところか。 生徒は10名ほどなのだけど、モロッコ人とかインド人とかアイルランド人とか、世界中からの人種が集まっていた。どんなに少人数の集まりでも、このように「スター・トレック」(あるいは「サイボーグ009」)状態になるのがトロントの魅力的なところである