せっかく何の予定もない日なのに、久しぶりに雪が降って外出するのがおっくうになる。それでもダウンタウンまで行って、コートやブーツなどを物色してくる。日本を出るときは「カナダで買うからいいや」と思って衣服や物をそれなりに捨ててきたのに、今になってみると「日本に帰って買えばいいや」と思い始めてるのが何とも皮肉である。単に俺がケチなだけだが。これからどのくらい寒くなる(あるいは暖かくなる)か分からないから、コートを買うのには二の足を踏むんだよな。とりあえず安売りしてた「アタリ」のTシャツを購入。アタリのゲームをやってた世代ではないのだが。
カテゴリー: トロント
マンガ教室
本日提出の課題をどうにか終わらせ、マンガ教室へ。「D」を取った前回の課題よりかはマシなのものが出来たと思うのだが、「どうもボリュームがないね…」とサラッと言われてしまう。残念。それからまた次の課題を渡される。どうも俺の成長曲線を超えたスピードで授業が進んでいるような気がする。 クラスの後は大学の近くにある家にパソコンのモニターを受け取りに行く。大家が欲しがっていたので、日本人用の売買掲示板で見つけたのだ。売り手は国際結婚をした日本人の女性で、液晶モニターを買ったので古いのを放出したのだとか。17インチのやつなのでとにかく重く、バス停まで担いでいったら腕がやたら痛くなった。
映画教室
夜は映画教室へ。映画製作における、プロデューサーや監督の役割分担などについて説明をうける。日本だと監督がやけに崇拝されるような風潮があるけど、脚本とプロデューサーと監督のバランスがうまくとれてた方がいい作品ができると思うんだが。 後半は以前にも見た「Project Greenlight」の続きを見せられる。初めて映画を撮影することになった監督のドキュメンタリー・シリーズだが、とにかく絵に描いたようなトラブル続きで、周囲のスタッフのストレスがどんどん上がっていくのが見てて楽しい。新人監督にそれなりの予算の作品を撮らせてはいけないという、いい見本なんじゃないだろうか。
パーティー
オンタリオ美術館(AGO)のスタッフのパーティーに行ってくる。ダウンタウンのイタリア料理屋を半分以上借り切った大がかりなパーティーで、ずいぶん多くの人が集まっていた。美術館のスタッフがあんなに大勢いたとは。もちろん知ってる人は殆どいないので、ボランティア仲間数人でつるむ。
なおパーティーのチケットが6ドルで、ドリンク2杯とちゃんとしたディナーが付いてきたのでずいぶん得した気分になる。トロントに来て以来ろくに酒を飲んでいないので、久しぶりにビールを1杯飲んだらえらく酔った。ディナーの後はクジ引き大会。でも何も当たらない。ちなみに賞品の一等はスティーブ・アールのコンサート・チケットだった。すげえ欲しい。
その後もパーティーは続いたのだけど、エキストラのエージェントから電話が入り、明日に仕事をすることになったので早めに帰宅する。
自動車教習
自動車教習の登録をするため、あらためて北の外れのFinchまで行ってくる。いちおう地下鉄の終点で、ダウンタウンに比べればやや閑散としている感じはするものの、ショッピングセンターや映画館などの入った大きなモールもあったりして、生活しやすい街ではあるみたいだ。やけに巨大な図書館もあるし。トロントはどこに行ってもそれなりに店があるような気がする。 教習所のオフィスはさびれたオフィスビルの1室にあった。ちょっと気の弱そうなオヤジにいろいろ説明しながら教習の日時を決めていく。短期間でカッチリ訓練することにしたので、2月はずいぶん忙しくなりそうだ。ちなみに自動車での教習が13時間、教室での授業が4日という内容。あくまでも北米での運転に慣れるのが目的なので、免許証などの申請はしない。まあ練習しておけば将来役に立つかもしれないので。