夜はマンガ教室。以前の宿題の評価は「D」だった。この下の「E」はあるのだろうか。確かにえらく忙しい時期に描いたのでまるで満足できる絵ではなかったけれど、やはり俺には絵の才能がないのだろうかと落ち込む。次の宿題こそは頑張りたいのだけど、ずっと忙しい日が続いているので無理かもしれない。
カテゴリー: トロント
映画教室
夜に映画教室。スクリーンの画格や、ビデオやフィルムのフォーマットの詳細などを学ぶ。以前に仕事で関わっていたことのある分野の話なので多くのことは既に知っていたが、ビデオのフォーマットの歴史とはソニーと松下の規格争いの歴史であることを実感。今となっては両者ともMiniDVに落ち着いているわけだが。アナログの8ミリテープを使っていた昔とくらべて、パソコンにそのまま取り込んで編集できるデジタルテープってすごい便利だよなあ。
自動車免許
美術館のボランティアも終わったし、2月は少し時間ができそうなので運転でも習おうかと教習所のオフィスに再度行く。でもよくよく話を聞いてみたら、俺が住んでいるエリアは管轄外だそうな。来週あらためて別のオフィスに行く羽目に。まあ教習所の近くの古本屋で映画のクラスの教科書が格安で買えたからよしとしよう。
夜は「宇宙空母ギャラクティカ」(もちろんリメイク版)を観る。相変わらずよく出来ている。イギリスより10話ほど、アメリカより1話ほど遅れて放送されているので、話のあらすじはすでに分かりきってしまっているのが痛いところなのだが。
在留届
カナダに来て3ヵ月以上たったし、事故にあった時に家族と連絡がつかなくなったりすると困るので、日本大使館のトロント支部へ在留届を書きに行く。オフィス街にあるビルの一室なのだけど、入ったとたんに日本の役所にありがちな、生暖かいケダルさにやられる。カウンターには防弾ガラスらしき仕切りが付いてたけど、あれって何か感じ悪いよな。
在留届も本籍を忘れた(知らない)ので記入しなかったら、案の定あとで通知してくださいと言われたけど、本籍って一体何の役に立つんだ?俺が事故に遭った場合、あの人たちは本当に助けてくれるんだろうか。それとも俺の「自己責任」?
アカデミー賞
朝っぱらから湖畔で雪に足をとられて転倒し、背中にかついでたPowerBookが少しヘコむ。動作に異常はないのだが、もうパソコンを持って外に出るのはやめよう。
アカデミー賞のノミネート発表を生放送で見る。主要な賞だけを発表するので、案外と簡素な感じだった。既に多くのメディアが報じているが、今年はこれといった目玉作がないぶん、中堅どころの作品がひしめいていて面白いといえば面白い。マイク・リーとか「Maria Full Of Grace」の主演の人とかなんて、普通の年だったらノミネートされないよな。個人的には「Mr.インクレディブル」のブラッド・バードが脚本でノミネートされたのが嬉しい。
午後はオスカー候補の1つである「Million Dollar Baby」を観に行く。イーストウッドはすごく才能のある人だと思うけれど、これはちょっと、という感じだった。
夜になってからはマンガ教室へ。ここしばらく忙しかったので、宿題になっていた絵をきちんと仕上げることが出来なかったが、まあ次から頑張ろう。リッチ・バックラーとロブ・リーフィールドがいかに他人のスタイルをパクっているか、という話で(一部の人が)盛り上がる。アメコミがバカにされず、きちんとアートとして語りあえるなんて、なんていいクラスなんだ。