
今週のオニオンのネタ。
「中国の子供たちが働いて作った、アフリカの子供たちの福祉のためのiPod」という皮肉は本当にそのものズバリで…。(RED)の商品の真実ってこんなもんなんだろうな。

今週のオニオンのネタ。
「中国の子供たちが働いて作った、アフリカの子供たちの福祉のためのiPod」という皮肉は本当にそのものズバリで…。(RED)の商品の真実ってこんなもんなんだろうな。
Core 2 DuoなるCPUがどれだけ速いのかはよく分かんないんだけど、HD容量が最大で200GBというのは凄いな。ノート型でもそこまで容量がデカい時代になったのか。まあ個人的には高嶺の花だし、こないだバッテリー交換してもらったG4PowerBookがまだまだ現役だからあんま関係ないけど。
むしろ新型iPodシャッフルはいつ発売すんだろう。もう10月も終わるのに。あれは買ってもいいなあ。但し最近はビル・マーの番組とかのポッドキャストをよく聞いてるので、シャッフルだと選曲しづらいのが悩むところです。
スラッシュドット経由で、DCコミックスの老舗スーパーヒーロー「グリーン・ランタン」の指輪の作り方を説明したサイトを発見。一見チャチそうで、実はちゃんとしたメタル製らしいんだけど、製造過程がやけに複雑そうなので個人的にはあまり興味あるものではないな。
アラン・スコット(初代グリーン・ランタン)の指輪がレトロなデザインなのは知ってたけど、ハル・ジョーダン(2代目)とカイル・レイナー(3代目)の指輪のデザインも微妙に異なってるんすね。

コメディ・セントラル初(?)のライブ・イベント「NIGHT OF TOO MANY STARS」を観る。これは自閉症の子供たちへのチャリティとして企画されたもので、司会役のジョン・スチュワートを筆頭にアダム・サンドラーやリッキー・ジャーヴェイス、スティーブ・カレル、スティーブン・コルベアー、ウィル・フェレル、デビッド・クロスといった有名コメディアン(およびジミー・ファロン)が総出演するという、なかなか豪勢な番組。何故かジョン・マッケンローもチャリティ電話の受付係として出てた。
最初はまずジャック・ブラックの歌から始まり、スチュワートの司会を絡めながら多くのコメディアンがステージに登場したり、ビデオ出演をしてネタを披露していく。特に面白かったのはネコ語を話すスティーブ・カレルや、ちょっとだけ出演したクリストファー・メローニあたりかな。「カザフスタンからの生中継」としてビデオ出演したボラート・サグディエフ(サシャ・バロン・コーエン)も笑えた。逆にイマイチだったのはマーティン・ショートやマイク・マイヤーズといったSNL系の人たち。ジミー・ファロンは相変わらず何をやっても全然面白くない。あとミュージカル・ゲストとして出演したエルビス・コステロが意外なコメディのセンスを発揮していた。
チャリティ番組だけに途中で自閉症に関するメッセージが何度も紹介され、どことなく行儀のいい雰囲気もあったけど、ほとんどの出演者はお構いなしにキツいジョークをかましていて全体的にはとても面白い番組だったと思う。ただし俺はこれをiTunesストアからダウンロードしたんだけど、このバージョンは放送時にあったジェリー・サインフェルドやベン・スティラーのネタが何故かカットされてるらしい。むしろジミー・ファロンの映像を全てカットしてサインフェルドのネタを載せてくれればいいのにね。
しかしボラートのネタって人種差別スレスレというか、あれが誰も知らないカザフスタンなんかじゃなく出っ歯の中国人とかアフリカの土人とかだったらテレビに出してもらえんよなあ。非常に面白いからまあいいけど。
まだスィープス(視聴率調査月間)にもなっていないのに、早くもアメリカでは秋の新作ドラマのいくつかが打ち切りになってきていて、9月のはじめに注目されてた作品が2〜3話で打ち切られたりするのは何か空しいものがあるかな。これって別に今に始まった話ではないんだけど、NBCの「THE OFFICE」だってシーズン1は散々たる視聴率だったのに現在はヒット作品になったことを考えてみても、もうちょっとネットワーク側は新作ドラマにチャンスを与えてあげてもいいんじゃないのと毎年思うわけです。
んでNBCといえば「STUDIO 60」が全ネットワーク中の新作ドラマで最も出来がいいとされ、大ヒット間違いなしとされてたんだけど、いざ放送が始まってみるといまいち人気がなく、シーズン1で打ち切りになるんじゃないかという噂が絶えないみたい。何がヒットするかというのは、実際に放送開始にならないとまるで分からんもんだね。
そして大方の予想を裏切ってヒットしてるのが、同じくNBCの「HEROES」というシリーズで、これは名前の通り「スーパーヒーロー」としての能力に覚醒した人々の姿を描いたSF風の作品。アメリカ各地(および日本)において、自分が特殊な能力を持っていることに気づく人々が出現する。彼らはなぜそんな能力を持つことになったのか?彼らの運命はどう絡み合っているのか?そして彼らをつけ狙う男の正体は?というのが作品のとても大まかな設定。俺が見た第1話では多くの人物が登場するだけで、あんまり話は進展しなかったのですよ。
肝心の「ヒーロー」たちの顔ぶれは、驚異的な治癒能力をもったチアガール、予知能力のある画家、空飛ぶ政治家(笑)などなど。文章にすると面白おかしいけど、それぞれが戸惑いつつも自分の能力に目覚めていく描写はよく出来ている。ここらへんはM・ナイト・シャマランの「アンブレイカブル」に似てるかな。
そして我らが日本からは、時間と空間をねじ曲げることのできるオタク系サラリーマンが登場。でも日本語がとっても変な日系人俳優使ってやんの。社員がスーツ姿でラジオ体操やるシーンといい、こういう日本の描写って「ガン・ホー」あたりから全然進歩してないよな。日本のアニメとかじゃなく「スタートレック」や「Xメン」にやたら詳しいのも実にアメリカン(俺もそうだけど)。せめて日本語話せる役者使えよ!
番組自体はアメコミの読者層を狙ってるらしく、実際にタイアップのアメコミも出版されてるらしいけど、個人的にはあまりピンとこなかったかな。話がどうも散漫すぎて方向性がないというか、「次の話も観てみたい」という気にさせてくれないんだよね。「ロスト」の成功の影響で今年は「謎めいたSF風のドラマ」がずいぶん放送開始になったようだけど、とりあえず「HEROES」はまあいいや、といった感じ。でも早くもフルシーズン製作されることが決まったらしいので、話の進展が面白そうになったらまたチェックしてみよう。