ドクター・フーの新しい外見

「ドクター・フー」の新シーズンの撮影が始まったそうで、新しいドクターとなるマット・スミスの衣装が話題になってるそうな。蝶ネクタイにツイードのジャケット、めくり上げたズボンにモンキーブーツといういでたちは、スーツ姿にコンバースだったデビッド・テナントの格好よりもレトロな感じがしないでもない。BBCのサイトでは賛否両論が挙げられているけど、まあ実際に映像になってみないと何とも言えないわな。

新しいコンパニオンも可愛い女の子になるようで、それなりに期待が持てますね。しかし現在の10代目のドクターはどうやって11代目にバトンタッチするんだろう。

「ゼイリブ」鑑賞

前から観たかったのよ、これ。

前半の30分くらいは、突然テレビに映し出される海賊放送や人民はコントロールされているというメッセージ、上空を旋回する警察のヘリコプターや住民を襲撃する機動隊などの描写が、例のカーペンターな音楽にあわせて独特な雰囲気を作ることに成功しており、「おおっ、これはビデオドローム!」とか思ったんですけどね。

でもエイリアンたちを識別できるサングラスをかけるようになってから、無口だった主人公が急に饒舌になって、かの有名な決めゼリフ「俺はここにガムを噛み、ケツを蹴りに来た。そしてガムは切らしている」を発してからはズルズルとB級映画のノリになっていくところが、まあジョン・カーペンターかなと。あの意味もなく延々と続くケンカとか、背広姿で異星に向かう宇宙港とか、全体のストーリーとあまり関係ないところの描写がやけに凝ってたりするんだよな。

でも扱っているテーマは非常に興味深いものがあるし、かなり楽しめる作品だった。例によってリメイクの話があるそうだけど、「要塞警察」も「ハロウィン」もリメイク版は評判悪いんだから無理して作ることもないのにね。

「モンキーボーン」鑑賞

こないだ「コラライン」のDVDを注文したので、その予習としてひとつ。監督自身が駄作と認めてるような作品だが、それなりに面白かった。

確かに演出は拙いし、話の展開もトロかったりするんだが、それはそれで味のある映画かと。特に前半の、昏睡状態に陥った主人公の悪夢のシーンなんかは見応えあり。特に地獄(辺獄?)の「ダウンタウン」の描写はザ・レジデンツの「バッドデイ・オン・ザ・ミッドウェイ」に通じるものがあるな。

出演者ではチョイ役であるものの解剖医を演じるボブ・オデンカークが相変わらず素晴らしい。あとはクリス・カッタン。あの人ってジミー・ファロンの10倍くらい面白いと思うんだけど、最近あまり話を聞かなくなっちゃいましたね。そして俺は今のところブレンダン・フレイザーが出ている駄作というのを観たことがないかも。そんなに観てませんが。

3連休でもやることがなくて家でゴロゴロしてる人間が、サクッと観るにはうってつけの作品。

「Ctrl」鑑賞

「アレステッド・ディベロップメント」のバスターことトニー・ヘイル主演の、NBCのウェブ・シリーズ。オフィスで働くサラリーマンのスチュアート君は若くて傍若無人なボスにうだつがあがらず、さえない日々を送っていた。ところがある日、ふとしたことから彼のパソコンのキーボードが不思議な力を持ち、コントロールキーと任意のキーを押すことでさまざまな現象が起きることを発見する。このキーボードを使ってスチュアート君はボスをこらしめ、意中の同僚と恋仲になろうとするのだが…というのがおおまかなプロット。

全部で何話あるのかは不明だけど、今のところ紹介されているキーボードの機能は「Ctrl+Z」つまりUndoで過去に戻り、「Ctrl+B」でスチュアート君が勇敢(Bold)になるというもの。後にはコピペ機能でスチュアート君が増えるという機能も出てくるみたい。Undo機能を利用して何度も同僚の女の子にキスを試みるなど、しょうもないセクハラネタもあったりしますが、低予算ながらオフィスという狭い空間を生かした、結構楽しめる作品になっている。こないだの「Web Therapy」なんかよりずっと面白いよ。NBCのサイトのほか、iTunesストアのポッドキャストからも視聴可能。

出版ニュース

なに、トマス・ピンチョンの新作が早くも出版されるのか!「Inherent Vice」という作品だそうだが、表紙のイラストが…。

70を超えたオヤジの出す本の表紙とは思えないすね。どんな内容になるんだろう。尤も俺は「AGAINST THE DAY」も「MASON & DIXON」も読んでないのでファン失格かもしれませんが。

あと以前に書いた「高慢と偏見とゾンビ」ですが、何気に面白い作品だそうで、売れ行きも良かったことから第2弾が作られたそうな。その名も「分別と多感と海の怪物」!(Sense and Sensibility and Sea Monsters)

もう何でもありじゃん!まさか海の怪物が出てくるとは思わなかったよ。何故かこの本の「トレーラー」まで作られてしまっている:

バカみたいと思いつつもひどく読んでみたい気にはさせられる。問題はまずオースティンの原本を読まなくてはならないことだが…。