上位5位と下位5位を、順不同で観た順に並べていく:
<上位5位>
・「ブリッジ・オブ・スパイ」
あまり期待しないで観たら、唸るくらいに面白かった。主人公が1対2の捕虜交換に奔走する脚本が巧みなんだよな。
・「オデッセイ」
主人公が難題を1つ1つ解決していくさまが、何度でも観られる映画。サバイバルに必要なのは信仰とかではなく科学なんだよという態度も素晴らしい。
・「ハードコア(・ヘンリー)」
ギミック映画だと言ってしまえばそれまでなんだけど、意外としっかりSF映画してたし、シャールト・コプリーの演技は見事だった。
・「April and the Extraordinary World」
今年は日本に限らず、アニメーションの当たり年だった。
・「Kubo and the Two Strings
もう1つのアニメの傑作。なんでこれが日本で公開されないのか、とんと分からん。
<下位5位>
・「ANOMALISA」
なぜリサは日本語を習っているのか?彼女の最後の言葉の意味することは?といったことにまつわるファンセオリーも調べてみると興味深いですよ。
・「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
まあ今年のアメコミ映画は、「デッドプール」や「アポカリプス」よりもこれだろうなあ。
・「ハイ・ライズ」
・「MIDNIGHT SPECIAL」
空から火の玉が降ってくるシーンはとても良かった。
・「ロブスター」
かなり遅れて観たけど、ランティモス節が炸裂してて「アルプス」よりずっと良かったです。
インディペンデント系で高評価を得ている「グリーン・ルーム」や「Swiss Army Man」はそこまでいい作品だとは思わず。邦画はアニメも含めて興行成績が好調だったようですが、やはり「シン・ゴジラ」は全く肌にあいませんでした。あとはアカデミー賞にひっかかりそうな作品も最近はNetflixスルーというものが出てきて、劇場でかからない代わりに細分化された配信プラットフォームで独占配信されるというのがちょっと厄介なところです。
来年はアメコミ映画が5本?くらい公開されるようで、どんな出来になるでしょうね。個人的にはやはり「トレインスポッティング2」に期待したいところです。