ビリー・ウエスト インタビュー

こないだ「フューチャラマ」の声優であるビリー・ウエストのことについて少し書いたけど、偶然にも今週のオニオンに彼のインタビューが載っていた。日本の声優に比べてハリウッドの声優ってマイナーなイメージがあるけど、業界の裏話とかが読めて面白い。 「声優ってのは様々なキャラクターに合わせて声を変える存在なのに、最近のCGアニメではウィル・スミスとかキャメロン・ディアスとか、キャラクターの声を担当する有名人が前面に出されすぎて作品の質を落としている」(大意)なんて発言には非常に同意。
ピクサー作品(除く「トイ・ストーリ−1&2」)なんかは比較的無名の役者を使うことで、キャラクターそのものを立てることに成功してると思うけど、それ以外の会社は…。しかも日本みたいに、声優どころか役者ですらない「アイドル」を使って吹替え版を作るのは問題外だと思うんだけど、どうなんでしょう。

早く復活しろ、「フューチャラマ」。

ブルージェイズ 対 カージナルズ

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ピッチャーが初回に2打席連続でホームランを打たれるというマズい展開で試合が始まった後は、そのままエラーだの貧打だのをズルズルと引きずって点をとられまくれ、結局は7−0でジェイズのヒットは1本のみという、今まで観たなかで最悪の試合となってしまった。なにやってんだアホ。 カージナルズの田口はヒット2本の活躍。相手方のカナダ人選手が2本もホームランを打ったのはヤラセじゃねーのか?映画の撮影をしてるらしく、ブルース・ウィリスが来ていた。

MICHAEL JACKSON BEATS IT

隣国の裁判だってのに、ここカナダの新聞もマイケル・ジャクソン無罪のニュースで盛り上がってる。「MICHAEL JACKSON BEATS IT」つまり「マイケルが打ち勝った」なんて見出しをチラホラ見るけど、これが有罪だったら「MICHAEL JAKSON: BAD」とかになってたんだろう。 でもアメリカって毎日のように自国の兵士がイラクで攻撃されてるわけで、そんなのを尻目にポップスターの裁判で大騒ぎをしてるのって絶対なんか変だよな。第二次世界大戦中にアメリカが「ファンタジア」を製作してるのを知った日本の軍人が「戦争中にマンガ映画なんて作ってる余力のある国に勝てるはずがない」と敗戦を悟ったという逸話を聞いたことがあるが、これと同様にイラクの抵抗分子も「俺たちは必死で戦ってるのに、アメリカじゃ話題にもなんねえ」と無力感を抱いたりするのかしらん。

イラクとマイケル・ジャクソンといえば、「スリー・キングス」の尋問シーンが印象に残ってる。

ナイアガラ訪問

トロントに住んで半年以上になるものの、まだ行ったことなかったナイアガラを訪れる。 料金が安かったんでチャイナタウンから出てるカジノ行きのバスに乗ったんだけど、平日の昼間だってのにバスはいい年した男女で満席。当然みんな観光などでなくカジノが目的なので、日本で朝っぱらからパチンコ屋の前に並んでる連中のような、何とも言えないタルさが車内に蔓延してたのでございます。

それから2時間もせずにナイアガラへ到着。観光以外に何ら取り柄のない町とはいえ、熱海の秘宝館のごとき悪趣味なアトラクションが立ち並ぶその光景に圧倒される。コニー・アイランドとかに比べれば非常に活気のある所なんだけど、ものすごく似てないアンジェリーナ・ジョリーのロウ人形とかが店先に飾られてるのを見ると、あんなので喜ぶ人がいるのかって本気で考えてしまう。「凶悪犯罪者のロウ人形の館」なんて、誰がカネ払ってまで見に行くんだろう。

とりあえずそんなアトラクションは無視してナイアガラの滝へ。谷底へ2つの滝が流れ込む光景はさすがに壮大。付近を歩いてるだけでも水しぶきがとんでくるほど。遊覧船にも乗り込んで滝のふもと付近までいったら、水しぶきがすごくて、事前に配られたレインコートを着ててもずぶ濡れになる。暑い日に行ってよかった。

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それから後はバスの時間まで町をブラブラする。しかしろくな説明もなくバスが1本キャンセルされ、おかげで2時間も待つことに。しかもやっと来たバスでは待ってる人全員を乗せられないため、誰が先に乗るかで中国語と英語が入り交じる大騒ぎに。とにかく最低のバス会社だった。 バスを待ってる際にカジノで小勝ちしたのはよかったんだけどね。

「COMICBOOK: THE MOVIE」鑑賞

マーク・ハミルがギーク心まるだしで監督・製作・主演した映画「COMIC BOOK: THE MOVIE」をDVDで観る。 作品の形式はいわゆる疑似ドキュメンタリー。高校教師で熱心なコミックファンの主人公ドナルド・スワン(ハミル)は、彼の大好きなコミック「コマンダー・カレージ」がハリウッドで映画化されることになったため、映画会社にコンサルタントとして雇われる。そして彼は映画の関係者や「カレージ」の原作者の孫たちを連れてコミック・コンベンションの製作発表会へと向かうものの、映画の内容が徹底的に「ハリウッド化」され、彼の愛する原作とはまるで別物にされることを知ってこれを阻止しようとするが…というのが大まかなプロット。

原作者の孫を演じるビリー・ウエストをはじめ、主な出演者はハミルの声優仲間で揃えられているほか、サンディエゴのコンベンションなどでカメオ出演するメンツの顔ぶれがすごい。スタン・リーやケヴィン・スミスといった「定番」をはじめ、ヒュー・ヘフナーやブルース・キャンベル、マット・グレーニング、ピーター・デイビッド、ブルース・ティム、ロイド・カウフマンなどなど。本来ならばマーク・ハミル自身がコンベンションの目玉になりそうなものだけど(だってルーク・スカイウォーカーだぜ)、スワン役になりきって有名人たちにインタビューする姿が見てて笑える。

低予算のビデオ用作品なので、映画としての出来は必ずしも優れてるとは言えず、映像が不鮮明だとか脚本が練りきれてないとかいった欠点もあるものの、それを補って余りあるくらいにコミックに対する愛情にあふれた内容なので、つい観てるうちに主人公に感情移入してしまう。この作品を面白いと思うかどうかで、観る人のギーク度が測れるかも。主人公がコマンダー・カレージのコスプレをして、製作発表会まで駆け抜けるラストには不覚にも感動してしまった。あと全米最大のコミック・コンベンションの様子を知るのにも格好の作品かと。

それにしてもビリー・ウエスト(「フューチャラマ」のフライ役の声優)があんな中年オヤジだとは知らなかった。